-9月-2012の記事

ritzyが、「豪華な」という意味になった理由

ritzyは、口語で「豪華な、デラックスな」という意味の形容詞です。

これは、The Ritz-Carlton(リッツカートンホテル)のritzから作られた形容詞です。リッツカートンホテルは、日本では、東京、大阪、沖縄にある豪華なホテルです。

ホテルの名前から形容詞が出来てしまうなんて面白いですね。

例)a ritzy restaurant 豪華なレストラン


waterを動詞で使うとどういう意味になる。

waterは、水という名詞以外にも、動詞としての使い方があります。

Will you water my houseplants while I’m away?
(Longmanの辞書より)
(私が出かけている間、鉢植えの植物に水をあげてくれませんか)

waterは、動詞として使うと「水をまく、給水する」という意味があります。

他にも、涙が出るという意味があるので、以下のような文が作れます。

Smoke makes my eyes water.
煙によって涙が出る。


blue moon(青みがかった月)

blue moonの記事は以前も書いた事がありますが、
once in a blue moonで、「きわめてまれに」という意味になります。

blue moon(青みがかった月)は、めったに見たことができない。そこから、「きわめてまれに」という意味として使われています。

blue moonには、他にも意味があり、1ヶ月に2回満月が訪れる時に、2回目の満月を「blue moon」と呼びます。

blue moon は、19年に7回しか見ることができないので、きわめて稀な事ですね。


カタカナ語:サラブレッドの元は何?

カタカナ語から単語力を増強するとういのも語彙力を増やす手法の一つになります。

サラブレッドは、サラ+ブレッドと分解して、英語のtrorough + bredから来ています。

つまり、「完全に育てられた」という意味から純血種を指すようになります。

英語で表現する場合は、
a thoroughbred horse
になります。

*thorough : 完全な、徹底的な
*bred: breed(育てる、飼育する)の過去・過去分詞

関連語として一緒に覚えたいのが、pedigree (馬・犬などの血統の明らかな)。ペットフードにもこの言葉が使われていますね。

a pedigree dogで、「純種の犬」を指します。

pedigreeは、名詞にすると、「系図」になるので、
a family pedigreeで、家系図という意味になります。

最後に、thoroughとbreedの例を載せておきます。

例)
・thorough
a thorough investigation 徹底的な調査
・breed (Japan Times: Saturday, July 21, 2012の見出し)
Higashiyama Zoo to breed rare rabbit
東山動物園、珍しいウサギを育てる
http://www.japantimes.co.jp/text/nn20120721cc.html

=>新聞見出しは独特の表記方法がありますが、別の機会に説明したいと思います。


明太子を英語で言うと?

cod roe となります。
*cod タラ
*roe (魚の体内にある)卵、白子
*spicy cod roe ピリッとしたという意味で、spicyを付けた方がいいですね。

(関連語)
数の子 herring roe (herring ニシン)
いくら salmon roe

roeの発音は、[róʊ]です。

海外のシーフードレストランに行った時に、知らない魚の名前が沢山あって、辞書調べながら注文したことがあります。少しずつ覚えていった方がいいですね。


ウィスキーの綴りは2種類ある(whiskey, whisky)

綴りによって産地の違いが分かります。

whiskeyと綴ると、アメリカ、ケンタッキー州バーボン郡を中心に作られている「バーボンウィスキー」を指します。

アイルランド産のアイリッシュウィスキーもwhiskeyと綴ります。

whiskyと綴ると、アメリカでは輸入もののウィスキーを指し、特にスコットランド産のスコッチウィスキーを指します。

他にも産地はあるので、完全にこのルールにハマるわけではないですが、綴りによって産地の違いが分かります。

ちなみに、アメリカンウィスキー(バーボン)は、トウモロコシが主原料という特徴があります。他は、大麦、ライ麦、小麦などが主原料になっています。

詳しくは、ウィキペディアを参考にしてください。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%BC


just my luck. とは?

luckは、「運」。
派生語のluckyは、「幸運な」という意味ですが、luck(名詞)になると、幸運も不運も含んだすべての「運」という意味になります。

Just my luck. は、自分の運がついていない事を嘆く表現で、訳すと「ついてないなあ~」という意味になります。

旅行に行ったのに、旅行地が雨だったり、何をやってもうまくいかなかったり、そんな時に使える表現です。


これからすることを話したら、I wouldn’tと言われました。どいういう意味でしょう。

例)
A: I’m thinking of changing my job.
B: I wouldn’t.

A:転職を考えているんだ
B:やめたほうがいいよ!

I wouldn’t. は、I wouldn’t if I were you.(もし私があなただったら、(それを)しないでしょう)の省略形です。
相手の事を考えて、アドバイスする時に使う表現です。


本能寺の変を英語に訳すとどうなる?

答え:Honnoji Incident

incidentは「重大事に繋がる紛争や事件」の事を指します。

よって、去年発生した福島の原発事故なども
Fukushima Incidentと表現できます。

USのNature紙でもFukushima Incidentと見出しに書いています。
「Fukushima incident is out of control」
(参考)http://www.nature.com/news/2011/160311/full/news.2011.164.html

incidentは、物理学の世界になると、入射の(形容詞)の意味になります。
例)the incident angle 入射角.

補足ですが、島原の乱のように民衆が起こした地域的な反乱は、Uprisingと言います。

島原の乱: Shimabara Uprising
百姓一揆: peasant uprising
*pesantは、小百姓。欧米の大農場経営者はfarmerを使うので、pesantはいません。


Time will tell. とは?

不確定な事が多くて結論が出せない時などに使える表現です。
直訳すると、「時間が教えてくれる」、つまり、「時が経てば分かる」という意味になります。

試験の結果が心配でそわそわしている人には、Time will tell. と言う事もできます。

また、Onlyと一緒に使う事もあります。

例)
Only time will tell if the treatment has been successful.
(その治療が成功したかどうかは、時が経てば分かります)
(Longmanの辞書:http://www.ldoceonline.com/dictionary/time_1
より)


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