-10月-2012の記事

challenge は、「挑戦」という意味?

challengeは、「課題、問題」という意味で、ビジネスではよく使われます。

オバマ大統領の演説の中に次のような言葉があります。

Today I say to you that the challenges we face are real.
They are serious and they are many.
(今日、みなさんに伝えます。私達が直面している課題は、現実のものです。それらは、深刻で、しかも沢山あります)

ビジネスの現場では、様々な課題を解決しながら仕事を進めるので、challengeがよく使われるのでしょう。

ここで、もう一つ疑問に思うのが、problem(問題)です。

challenge と problem の使い分けが分からなくなってきます。

challengeは、努力して克服し、新しい機会を得ようとするもの。
ビジネスには最適な言葉ですね。

problemは、ネガティブなイメージがあり、悪い点などを指し、努力して直すようなものではない事などに使います。パソコンが故障して、大事な画像が取り出せないというのは、problemですね。

ネイティブが、challenge と problemを分かりやすく説明した文書を見つけました。

http://www.effectivemarketingtenerife.com/canarian-weekly/problem-or-challenge/

この文章の中で、印象的なのが、次の文です。
When you view a problem as a challenge, your mind will be actively working to overcome the challenge.
(あなたが、problemを、challengeとみなすようになれば、あなたは積極的に、課題を克服しようと動き始めるでしょう)

つまり、problemをproblemと考えてしまうと、なにも解決できないけど、challengeとして考えると、頑張って克服するように前向きになると言いたいのだと思います。

なんとなくchallengeのニュアンスが分かってきたのではないでしょうか。英語って、奥が深いですね。


奇数、偶数を英語で言うと?

算数の話題は、あまり日常会話では出てこないかもしれませんが、これらの基礎単語を使うと表現の幅が広がります。

まずは、答えを書いておきます。
奇数: odd number
偶数: even number

odd は、「変な、風変わりな」という意味が辞書の最初に書かれていますが、それ以外にも、「(二つひと組の)片方の、奇数の、余分の」という意味があります。

辞書を眺めてみると、かなり使えそうな表現が沢山あるので、一部を紹介しておきます。

an odd glove 手袋の片方
seventy‐odd years 70有余年
100 yen odd 100円余り
do odd jobs 半端な仕事をする

次に、evenの説明をしましょう。
形容詞のevenには、「平らな、一様な、同一の、偶数、ちょうどの、公平な」などの意味があります。

例)
The score is even.  同点。
Even chances 五分五分だ。
an even color 均一な色(むらのない色)
an even surface 平らな面

evenには、「平らにする」という動詞の用法や、「~でさえ」という副詞の用法もあります。

oddとevenだけで、表現の幅がかなり広がりますね。


companyは、「会社」という意味だけではない。

Tiffany & Co. の Co. は、companyの略です。

1837年、元々は、Tiffany, Young さんの2人で設立したので、Tiffany & Youngというお店だったのですが、その後、 Ellisが加わり、Tiffany, Young & Ellisという名前になりました。

1853年、ティファニーが実権を握り、Tiffany & Co. という名前に改称しました。

companyには、「仲間、友達、連れ」という意味があり、
Tiffany & Co. は、「ティファニーとその仲間たち」といった意味になります。

例)
I will keep you company. (お供しましょう)

to keep someone company で、同行する、お供をする、という意味になります。


便利な、I’m afraid・・・

コミュニケーションには、相手への思いやりが大事になってきます。英語も同じで、politeness(礼儀正しさ)を表現する言葉があります。

I’m afraid・・もその一つでしょう。

I’m afraidは、「(良くない事、残念な事に対して)思う、残念に思う」という意味で、語気を和らげる働きがあります。

相手への不利益な事をダイレクトに言うよりも、I’m afraidを付けて、意味を和らげてあげると、相手への配慮が感じられるようになります。

例)
I’m afraid it’s not a good idea.
(それは余り良い考えとは言えませんが)

Excuse me, but I’m afraid this is a non-smoking section.
(すみせんが、こちらは禁煙場所なんですが)

I’m afraid I can’t help you.
(お力になることができなくて・・)

上記からI’m afraidを取ると、ダイレクトな表現になってしまいます。

断定した表現を避けたい時に、I’m afraid を使ってみましょう。


lavishの家族

lavishという単語には、語源で面白い繋がりがあるので、**の家族と書き出してみました。

まず、lavish そのものの意味から説明します。

lavish は、形容詞:「豊かな、惜しみない、十分な」、動詞:「惜しみなく与える、浪費する」と言った意味になります。

「湯水のことく」というイメージです。
lav (lau)には、to wash という意味があります。

例)
to lavish money 惜しみなくお金を出す

・lavatory
同じ、lavで始まっている lavatory(トイレ)は、手を洗う所。水が流れているイメージ。

・lava
さらに、溶岩:lava は、溶岩が山肌を流れているようなイメージで考えることができます。

・laundry
洗濯、選択物・・こちらも洗い流すイメージが入っていますね。

まだまだ、lavishの家族は沢山ありますが、
lavishを単体で覚えるより、上記のようにlavishの家族と
一緒にイメージで覚えると、記憶に残りやすくなります。

英語は最終的には単語力がとても重要になってくるのですが、単語は、覚えても覚えても使わないと忘れてしまうという傾向があるので(特に、英語を日常的に使わない環境にいる場合)、忘れた時でも単語に対するイメージが残っていれば、前後の文脈で意味を思い出せる時があります。

語源を細かく探究すると、目的が違ってしまうので、あくまでも記憶を助けるために、軽く知っておく程度でいいと思います。

語源は、アルクのサイトで調べるといいでしょう。
http://home.alc.co.jp/db/owa/etm_sch


「位置について!用意!ドン!」を英語で言うと?

On your mark.
Get set.
Go!
と言います。

日常会話ではあまり使われないかもしれないけど、
号令関係は、知識として知っといてもいいでしょう。

Attention. 気を付け!
About‐face.  回れ右(英では、About turn.)
Stand at arm’s length! 前へならえ。
Right dress! 右へならえ。(Dress rightとも言う)
Halt! (Stop!) 止まれ。
At ease. 休め!

about-faceには、方針などを180度転換するという意味もあります。

例)
an about-face on energy policy
(エネルギー政策の大転換)

昔、YouTubeにアップされていたディスニーの昔の映画で、
ドナルドダックが、私の記憶が正しければ、about-faceという
号令で回れ右をしていたシーンがあったのですが、その映画は
削除されてしまったようです(探したけど見つかりませんでした)


「もやし」を英語で言うと?

日本で英語学習をしていると、知っている生活単語にかなり偏りがあるのを感じます。「もやし」もその一つではないでしょうか。

もやしは、bean sprouts です。
sprout は、「芽」という意味なので、直訳すると「豆の芽」という意味になります。

今回は、野菜関係の単語をいくつか纏めてみます。

*eggplant ナス

*Chinese cabbage ハクサイ
*bamboo shoot タケノコ
*green pepper ピーマン
*red pepper トウガラシ(または、赤ピーマン)
*spinach ホウレンソウ
*lotus root レンコン
*Japanese white radish 大根
=>西海岸ではdaikon (ダイカンと発音)でも通じるようです
*burdock root ゴボウ

ゴボウは、米英では、雑草とされているため、食用になることはあまりないようです。

Wikipediaのゴボウの説明には、「日本が統治していた朝鮮半島、台湾、中国東北部の一部以外では食材としないが、ヨーロッパなどでは初夏に若葉をサラダとして食べることもある」と説明されています。


「耳鳴りががする」を英語にすると?

My ears are ringing. と言います。

ringは、「電話・鐘・鈴などが鳴る」という意味ですが、耳鳴りにも使えます。

今日は、体調を表現する英語を少し纏めてみましょう。

*I have a runny nose. 鼻水が出る。
(= I have a running nose.)

*I have a sore throat. 喉が痛い。

*My eyes are itchy.
*itchy は、「かゆい」

*I have a stuffy nose. 鼻がつまっている。
・stuffy 鼻が詰まった、(部屋)風通しの悪い

*I sneeze a lot. くしゃみがよく出ます。

*I feel dizzy. めまいがします。

*I feel a chill. 寒気を感じる。

*I have a fever. 熱があります。

*I have diarrhea. 下痢をしています。

*I am constipated. 便秘をしています。

医学用語は難しいのですが、一般的に使われている表現は少しずつ覚えていきたいですね。


レッカー車を英語で言うと?

 

車が故障して動かない時は、レッカー車が必要になりますが、レッカー車という言葉が出てこないと、いろいろと説明が必要になってしまいます。

レッカー車は、和製英語なので通用しないです。
レッカー車は、英語で、a tow truck と言います。

tow という単語は、駐車違反防止の為に、いろいろな所で見かけます。以前紹介したことがある駐車場の看板にもtowとう単語が使われています。
https://www.facebook.com/photo.php?fbid=274538685957631&set=a.272711216140378.64816.237368636341303&type=1車がエンストした場合は、
・My car is stalled.
(stall ・・・エンストさせる、動かなくする)
と表現できます。

故障した事を伝えるだけなら、簡単に、
My car has broken down.
でOKです。

例)
My car has broken down. I need a tow truck.


血液型を英語で言うと?

血液型は、blood typeと表現します。
そこで、「私の血液型はA型です」と言いたい時は、
My blood type is A.
になります。

逆に、血液型を聞く時は、
What is your blood type?
になります。

blood groupという言い方も、血液型を示すので、
What is your blood group?
という聞き方でもOKです。

今回は、blood関連で、使えそうな表現を抜き出してみます。

・a blood test 血液検査
・low blood pressure 低血圧
=> I have low blood pressure.
・high blood pressure 高血圧
・a blood vessel 血管
*vessel ・・器、導管、船
・vomit blood 吐血する
*vomit・・(食べたもの・血などを)吐く
・donate blood 献血する
・shed blood(spill blood) 血を流す
*shed・・(涙、血などを)流す


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