スペシャルトピック

英語は繰り返し学習

本Facebookでは、様々な単語を紹介していますが、一度見ただけで終ってしまうとすぐに忘れてしまいます。過去に学習した単語に別の場面で出会うと、再び出合った嬉しさと一緒に記憶にも定着しやすくなります。

よって、覚えた単語に再会する機会を増やしていく作業が日々の学習で必要になってきます。

例えば、このブログでも紹介したことがあるlousyですが、ビルゲイツの名言にも使われていたのでここで紹介します。

Success is a lousy teacher. It seduces smart people into thinking they can’t lose.

http://www.brainyquote.com/quotes/quotes/b/billgates122131.html

(成功は最低の教師である。それは、賢い人をだまし、決して失敗しないと思わせてしまう)

用語:
・seduce (人をだまして)~させる

また、先日、ジブリの映画「天空の城ラピュタ」を英語字幕で見ていたら、字幕にlousyという言葉が使われていました。
ジブリのDVDには、英語吹き替えと英語字幕があるので、英語学習にはお勧めですが、喋っている英語と字幕の英語は違うので注意が必要です。

lousyは、口語でよく出てくるので出会う機会も多いのですが、こうやって繰り返し出てくると二度と忘れなくなります。

参考:1/4のlousyに関する記事:

https://www.facebook.com/english.studynet.jp/posts/397212097023622

私も英語の本気で始めた頃は、出てきた単語を単語帳に書き写して例文などを纏めていた時もありましたが、一期一会になってしまう単語が非常に多かったです。一期一会にしないようにするには、多読・多聴なども重要になってくるでしょう。
または、同じ単語を同じ資料で再確認しながら、例文を自分で増やしたりして、再会の機会を自分で作るという工夫をするのもよい勉強法だと思います。

例文を覚える時は、自分が使いやすい状況になるように一部変更して覚えるのもよいと思います。


[スペシャルトピック]英文法とネイティブ

先日、英語を母語とするネイティブ(英語教師ではありません)の人と話す機会があり、「will と be going to の違い」について質問してみました。一般の日本人が日本語という言語を論理的に説明出来ないのと同じで、英語を母語とするネイティブもうまく答えられませんでした。どっちも同じような感じというのが最初の答えでした。

そこで、Facebookに12/10 掲載した「will と be going to の違い」の文章を読んでもらったら(バイリンガルなので日本語も分かる人です)、「なるほど、そういえばそうだ」という事を言っていました。

その時、記事の英文を口ずさんで語感を確認していたのが印象的でした。

遠い昔、英会話学校に通っていた時、英文が正しいかどうかをチェックしてもらった時も、同じように口ずさみながら語感を確認していた事を思いだしました。

私達が学ぶ英文法は、言語を学ぶ人の為の理論であり、言語を自然に身に付けた人にとっては、逆に難しく感じられるのかもしれません。ただし、英語の教授法を学んだネイティブの人は、そういった英文法を理解しているので正しく説明できるでしょう(TESOL(Teachers of English to Speakers of Other Languages)という英語教授法の資格もありますね)。

今回話題にした12/10の記事は、以下です。
https://www.facebook.com/photo.php?fbid=386099898134842&set=a.272711216140378.64816.237368636341303&type=1
モバイル端末の場合は、リンクが切れてしまう場合もあるので、その場合は、本Facebookページから12/10の記事を探してください。
https://www.facebook.com/english.studynet.jp

今回は、英語学習について感じた事について「スペシャルトピック」として書いてみました。

このFacebookページには、現在、20か国の方が「いいね」をしてくれています。ちょっと、Facebookの「やり直し」という言葉とは離れてしまいますが、いろいろな国の方と意見交換が出来ればもっと価値のあるFacebookページになっていくと思っています。