-6月-2013の記事

反対語で英語学習

英語の反対語を今回集めてみました。
クイズ形式にしていますので、どれくらい言えるか試してみてください。

反対語は一つとは限りませんが、答えの方は、代表的な反対語を一つ載せるようにしています。

(問題)次のA~Jの反対語を考えてみてください。

A.supply(供給)
B.odd(奇数の)
C.honest(正直な)
D.legal(合法的な)
E.urban(都会の)
F.sunrise(日の出)
G.latitude(緯度)
H.simple(単純な)
I.allow(許す)
J.abstract(抽象的な)

—————————————-

(答え)

A.demand(需要)
B.even(偶数の)
C.dishonest(不正直な)
D.illegal(不法な)
E.rural(田舎の)
F.sunset(日の入り)
G.longitude(経度)
H.complex(複雑な)
I.forbid(禁止する)
J.concrete(具体的な)

ここで紹介するもの以外の答えもあるので、コメント欄でこんな言葉もありますよと追加して頂けると助かります(みんなで学習するようにしたいので)。

例えば、「複雑な」という意味では、complicated という言葉もありますね。「禁止する」は、prohibit もあります。


アンダースコア(underscore)とは?

アンダースコアとは、「下線」を意味し、コンピュータ用語では、「 _ 」の記号になります。英語の underscore には、「下線」、「下線を引く」という意味があります。

下線を引く所は、強調したい場所なので、underscoreには、「強調する」という意味もあります。

Longmanの英英辞典の定義は、以下のようになっています。
to emphasize the fact that something is important or true [= underline](何か重要な点や真実を強調する)

emphasizeやunderlineも「強調する」という意味なので、一緒に覚えてしまいましょう。

例)CNNニュースより(March 13, 2013)
Fatal wrecks underscore risks for young drivers
(致命的な破壊は、若い運転手に対する危険性を強調している)

http://edition.cnn.com/2013/03/12/travel/teen-drivers

タイトルだけだと分かりにくいのですが、リンク先の記事には車が事故で大破している写真があり、この車の大破(fatal wrecks)は、若者のドライバ対する危険性を強調(underscore)しているという意味になっています。

この記事には、いろいろな若者の事故の事例を紹介しながら、若者のドライバーの危険性を伝えています。。

■Drivers ages 16 to 19 are three times more likely than older drivers to be involved in a fatal crash, the agency says.
(16歳~19歳のドライバは、それより上の歳のドライバに比べて3倍致命的な事故に巻き込まれやすいと、当局は伝えている)

■Teen drivers are more likely than their older counterparts to speed, the CDC says.
(10代のドライバーは、それより上の歳のドライバーよりもスピードを出しやすいとCDC(Centers for Disease Control and Prevention)は伝えています)

用語:
*counterpart 対の片方、片割れ
=>ここでは、10代のドライバーと、20代以上のドライバーの2つのグループに分けており、後者の事をcounterpartsと呼んでいます。

*speed 疾走する、速度を増す、違反速度を出す

上で挙げた例文は、2つとも A is more likely than B to do という構文になっている事にも注目してみてください。


ドラエモンで英語学習

親しみやすい英語教材として、漫画があります。
小学館からドラエモンの英語版が出版されており、先日、試に買ってみました。

英会話表現の教材としては、とてもいいのではないかと思います。

今回は、ドラエモンの漫画に出てきた英語表現を少し引用してみて、雰囲気を味わっていただこうと思います。

■シーン:のび太がごろ寝をしていると、どっから声がしました。

*のび太:Show yourself. 
(出てこい)

*のび太:Nobody’s here.
(誰もいない)

*のび太:This is so creepy.
(気持ち悪いなあ~)

=> creepy: 身の毛のよだつような

■シーン:未来からやってきたのび太の孫が、のび太を守るためにドラエモンを置いていきました。

*のび太の孫:I wish I could, but I’m busy.
(僕が守ってあげられるといいのだけど、忙しいので)

=>忙しいので、代わりにドラエモンを置いていくという意味。

*のび太の孫:But don’t worry from now on, Doraemon will be with you, Grandpa.
(おじいさん、これからはドラエモンがついているから安心してね)

=>from now on: これから

■シーン:未来からやってきた事を伝えても理解できないのび太に対して言った言葉。

*ドラエモン:He is kind of slow, isn’t he.
(頭悪いなあ~)

■シーン:のび太の暗い未来を知らされて、泣きながらドラエモンと孫をほうきで叩いて引き出しの中へ追いやった後に、両親が物音に気が付いて、心配してのび太の部屋にやってきました。引き出しの中から人が出てくるわけが無いので夢を見ていたのでしょうと両親はのび太に言いました。その後、お父さんがお母さんに言った言葉。

*お父さん:His imagination is something.
(たいした空想力だ)

=>something: かなりの、相当な

*お父さん:He might succeed as a cartoonist.
(漫画家になれば成功するかもしれないぞ)

■シーン:自分の未来が変えられると聞いた後にのび太が言った言葉。

*Come to think of it, that’s strange.
(考えてみると、おかしい)

=>おかしい理由は、その後で説明していますが、ここでは省略します。

=>come to think of it : (口語)そういえば、考えてみると(考え直してみると)

■シーン:おつかいを母親に頼まれてのび太が言った言葉。

*What a pain.
(めんどうくさいなあ)

簡単な単語を使った表現の勉強になるので、声に出して読み続けると効果的かもしれません。

ドラエモンのAmazonのリンクはこちら。

http://www.amazon.co.jp/gp/product/4092270119/ref=as_li_tf_tl?ie=UTF8&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4092270119&linkCode=as2&tag=studynetjp06-22


give up は、ギブアップ?

日本語で、「ギブアップ」というと「諦めてやめる」ことになります。

英語の give up にも、「諦める」という意味はありますが、もう少し広い意味で使われます。

(1)
Longmanの英英辞典の最初の定義は以下のようになっています。
to stop doing something, especially something that you do regularly
(何かをするのをやめる、特に、定期的にやっている事を)

この意味で、よく例文として使われるのが、give up smoking(タバコをやめる)です。
give up は、stopの意味で使っています。

例)
*My father told me to give up smoking.
(私の父は、私にタバコをやめるように言った)

(2)
give up の2つ目の意味は、諦める(to stop trying to do something)になります。

例)
*She has still not given up the search.(Longman英英辞典より)
(彼女はまだ探すのをあきらめない)

その他の意味としては、考えや望みなどを「捨てる」、場所、権限などを「引き渡す、譲る」などがあります。

例)
*Never give up hope.
(望みを捨ててはいけない)


「退屈だ」と言いたい時

bore「退屈させる」という単語が使えます。

×I’m boring.
〇I’m bored.

I’m boring にしてしまうと、自分が退屈な人間になってしまうので、必ず後者のI’m bored.を使います。

boreには、3つの意味があるので確認しておきましょう。

■bore: bear(「産む」などいろいろと意味はあります)の過去形
bear-bore-born(borne)

参考:(熟語)bear fruit 実を結ぶ

*His efforts bore fruit. (彼の努力が実を結んだ)

■bore: 穴をあける
日本語でも穴をあけることを「ボーリング」と言ったりしますが、これは、bore(穴をあける)にingを付けて名詞になったものです(boring)。

*bore a hole (穴をあける)

■bore: 退屈させる

「~に退屈した」という意味ですが、be bored with の形になります。

*I’m bored with you now. (NAVER英語辞書より)
(もう私はあなたに飽きました)

*boring(形容詞)うんざりするような
The video is boring.
(そのビデオはつまらない)


震災2周年の記事(VOAニュースより)

Japan Marks 2nd Tsunami Anniversary(VOAニュースより)
(津波から2年)
(http://www.voanews.com/content/japan-marks-2nd-tsunami-anniversary/1619058.html)

最初のパラグラフより:
Japan has observed a moment of silence to mark the second anniversary of a devastating earthquake and tsunami that claimed nearly 19,000 lives and caused the worst nuclear accident since the 1986 Chernobyl disaster.

用語:
*observe (儀式など)挙行(執行)する
=>「観察する」という意味で覚えている方も多いと思いますが、こういう意味もあるのですね。
*momnet of silence 黙祷
*mark 記録する
*devastate (国土)荒らす、困惑させる
*claim (人命を)奪う
=>「要求する」という意味で覚えている方も多いと思いますが、ニュースなどでは、「(人命を)奪う」という意味で、claimがよく使われます。
*disaster 大惨事、災害

(参考訳)
日本は、東日本大震災と津波の2周年の日に黙祷を捧げた。震災により、約1万9千人の人が亡くなり、1996年のチェルノブイリの大惨事以来、最悪の原発事故を引き起こした。

本文中では、stand in silence という表現も「黙祷」の意味で使っています。

*Attendees stood in silence at 2:46 p.m
(出席者は、午後2:46に黙祷を捧げた)


flesh とは?

一文字違いの、freshは、カタカナにもなっている「フレッシュ」の事で、「新鮮な、真新しい」という意味になります。

ところが、r を l に変えたfleshになると、「(動物・魚などの)肉、果肉」という意味になります。

Longmanの英英辞典では、以下のように定義しています。
the soft part of the body of a person or animal that is between the skin and the bones
(人や動物のやわらかい部分で、皮と骨の間にある)

つまり、「肉」ということになりますね。

例)
*flesh of a lobster(日本語WordNetより)
(ロブスターの肉)

*a flesh-eating animal
(肉食獣)

*the flesh of a melon(研究社 新英和中辞典より)
(メロンの果肉)

■in the flesh 生きて、実物で

例)Longman英英辞典より
He looked much shorter in the flesh than on television.
(彼は、実物の方がテレビよりずっと背が低く見える)

■fresh

ついでに、fresh を使った表現をいくつか紹介します。

*fresh vegetables 生野菜、新鮮な野菜

*fresh bread 焼きたてのパン

*fresh fish 鮮魚

*I ate fresh almonds right off the tree!(NAVER英語辞書より)
(私は、木から採りたてのアーモンドを食べた)

* fresh ground coffee 挽きたてコーヒー 

*fresh water 淡水、真水(=>salt water 海水)


advice と advise

日本語の「アドバイス(忠告)」を英語にした場合の綴りはどちらでしょうか。

まずは、発音の違いから。
adviceの最後のceは[s(ス)」と発音し、adviseの最後のseは、「z(ズ)」と濁って発音します。

*advice: (不可算名詞)助言、忠告
Longmanの英英辞典の定義
an opinion you give someone about what they should do
(あなたが誰かに与える意見)

・「~についての助言」という時は、advice about~、または、advice on~ になります。

例)
*Could you give me some advice about buying a home?(Longmanの英英辞典より)
(家の購入についてのアドバイスをいただけませんでしょうか)

someは、可算名詞、不可算名詞の両方の修飾に使えるので便利です。

adviceは、不可算名詞なので、複数形などが無いので注意しましょう。
(細かく言うと、可算名詞の用法もありますが、「忠告」の意味では、不可算名詞です)
参考:http://ejje.weblio.jp/content/advice

*advise:(動詞)忠告する
Longmanの英英辞典の定義
to tell someone what you think they should do, especially when you know more than they do about something
(あなたが誰かにそうすべきと考える事を話す、特に、あなたの方がよく知っている場合に)

例)
*She needed someone to advise her.(Longmanの英英辞典より)
(彼女は誰か助言してくれる人を必要としていた)


lose one’s head とは?

直訳すると、「頭を失う」ですが、headには、mind(知力、心)の意味もあるので、lose one’s headは、「あわてる」という意味になります。

Longmanの英英辞典では、以下のように定義しています
to become unable to behave calmly or sensibly in a difficult or frightening situation
(落ちついて行動したり、分別のがあるように行動できなくなる。難しい状況や恐ろしい状況におかれたために)

英英辞典の説明はとても大事で、この意味を元にして、いろいろな訳語が生まれます。例えば、「泡食う」や「のぼせる」と訳している辞書もあります。

例)
*Whatever happens, try not to lose your head.(プログレッシブ和英中辞典より)
(何が起きても、慌てないようにしなさい)

先ほど、headには、mindの意味があると書きましたが、Longmanの英英辞典に以下の例文がありました。

*Use your head to work out the answer.
(答えを出すために頭を使いなさい)

work out は、以前も紹介しましたが、「計算して答えを出す、問題などを解く、運動する、計画などを作る、うまくいく」などの意味があります。

work outの過去記事はこちら:

http://english.studynet.jp/blog/words/879/


エネルギー関連の単語

今回は、エネルギー関係の単語を集め、クイズ形式にしてみました。答えと解説の所には、関連語もいくつか入れておきました。

A~Jを英語にしてみましょう。

A.原子力発電
B.太陽光発電
C.水力発電
D.風力発電
E.地熱発電
F.石油
G.原油
H.天然ガス
I.一酸化炭素
J.二酸化炭素

——————————————–
(答えと解説)

A.nuclear power generation
nuclear:原子核の
=>nuclear power plant (原子力発電所)

B.solar power generation

C.hydroelectric power generation
hydro-:水の、electric:電気の
=>hydrogen(水素)

D.wind power generation

E.geothermal power generation
geo-:地球/土地、thermal:熱の
=>geography(地理学)

F.petroleum

G.crude oil
 crude:天然のままの、加工していない

H.natural gas

I.carbon monoxide
mono:一つ、oxide:酸化物
=>carbon monoxide poisoning(一酸化炭素中毒)

J.carbon dioxide
di:二つ、oxide:酸化物
=>oxygen(酸素)


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