-4月-2013の記事

同音語のまとめ

今回は同音語を10セット集めてみました。

日本語解説を下に書いておきました。

1. hair, hare
2. morning, mourning
3. cite, site
4. pair, pear
5. sole, soul
6. root, route
7. plane, plain
8. peak, peek
9. key, quay
10. bear, bare 

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1. 「毛髪」、「野うさぎ」
2. 「朝」、「追悼・喪」 (mournは、「(死など)嘆く、悲しむ」という動詞)
3. 「引用する」、「敷地」
4. 「一対・ペア」、「西洋なし」
5. 「単独の、足の裏」、「魂、精神」
6. 「根、(数学)ルート、祖先・ルーツ」、「道、航路」
7. 「飛行機、平面」、「明白な、無地の(装飾のない)」
8. 「山頂」、「のぞく、ちらっと見る」
9. 「カギ」、「波止場、埠頭」
10.「熊、耐える、産む」、「裸の」

まだまだ同音語は沢山あるので、別の機会に纏めます。


think a lot of ~とは?

think a lot of + 人(物)という構文で使われます。

直訳すると、「人(物)の事を沢山考える」ですが、これは、admire(称賛する)、respect(尊敬する)、「高く評価する」などの意味になります。

称賛していれば、その人について沢山考えますよね。

同じ意味のバリエーションがいくつかあります。
think highly of, think well of, think a great deal of, think much ofなど。

例)
*I think highly of my teacher.
(私は、先生を尊敬しています)

*The boss thinks a lot of her.
(上司は彼女を高く評価しています)

反意語としては以下のような表現があります。

think little of, not think much of(軽んじる、低く評価する、なんとも思わない)

例)
*Don’t think little of the result.
(その結果を軽視するな)

think a lot of と think little of は一緒に覚えてしまいましょう。


風邪をうつす時に使うgive

giveは「与える」という意味ですが、与えるものが病原菌になると、「(病気を)うつす」になります。

Longmanの英英辞典に以下のような例文があります。

*Don’t come too close – I don’t want you to give me your cold!
(近寄らないで。あなたに風邪をうつされたくない!)

ここでは、「give + 人+ 病気」の構文で、「(病気)を(人に)うつす」という意味になっています。

病気をうつすという意味の単語で、infectがあります。
こちらも類義語として一緒に覚えておきましょう。

infectを使う場合は、「infect + 人 + with 病気」 の構文になります。

例)
*She must have infected me with her flu.
(彼女がインフルエンザをうつしたに違いない)

ちなみに、インフルエンザにかかるは、get the flu と言います。


think twice about とは?

twiceは、副詞で「2回」。

文字通り訳すと、「~について2回考える」ですが、この意味は、「よく考える」になります。

Longmanの英英辞典の定義は、以下のようになっています。
to think very carefully before deciding to do something, because you know about the dangers or problems
(何かを決める前に注意深く考える、危険や問題ががあるのを知っているので)

例)Longmanの英英辞典より
*A previous divorce can make you think twice about getting married again.
(直訳:以前の離婚は、あなたに再婚についてよく考えさせる)

例)CNNニュースより(December 20, 2012)
After Newtown, some shoppers think twice about violent video games
(ニュータウンの銃撃事件の後、購入者の中には、暴力的なテレビゲームについてよく考える人もいる)
(http://edition.cnn.com/2012/12/19/tech/gaming-gadgets/violent-video-games-)


makeの「~になる」という意味について

make というと何かを「作る」という意味が最初に浮かびますが、Longmanの英英辞典に、次のような定義があります。

to have the qualities that are necessary for a particular job, use, or purpose
(特定の仕事、利用、目的の為に必要な資質を持っている)

日本語の辞書には、「~になる」という訳語が付いています。

この訳語には、Longmanの英英辞典の定義との関連性が見えてこないのですが、例文を見るとよく分かります。

*I’m sure you will make a very good teacher.
(あなたはきっと良い先生になるでしょう)

日本語訳は、「~になる」になってしまいますね。

makeにこのような意味があるとこを知らないと、
「あなたはきっとよい先生を作るでしょう」という意味不明な訳語が生まれてしまいます。

「~になる」という意味からbecomeが思い浮かびますが、becomeには、「~の資質がある」という意味は無いので、微妙な違いがあります。

一緒に覚えておきたいのが、make a good wife/husbandです。

*I’m sure she will make a good wife for him.
*I’m sure he will make a good husband for her.

同辞典の例文には、現在形の例もあります。

*An old cardboard box makes a comfortable bed for a kitten.
(古いボール紙のボックスは、子猫にとって気持ちよいベットになる)


burn the midnight oil とは?

midnightは「真夜中の」という意味なので、直訳すると、「真夜中のオイルを燃やす」ですが、オイルは、ランプのオイルを指します。つまり、真夜中までランプのオイルを燃やすことになり、「真夜中まで勉強や仕事をする」という意味になります。

例)
*I’ll be burning the midnight oil tonight.
(今晩は夜遅くまで仕事をするつもりです)

■burn one’s boats

これは、以前も紹介しましたが、意味は、「背水の陣を敷く」という意味になります。

船で敵の島に上陸して、乗ってきた船を燃やしてしまうということは、後戻りできない状態になるので、このような意味になります。

burn one’s bridges という言い方も同じ意味です。

渡ってきた橋を燃やしてしまうことは、後戻りできない状況を意味しているので、「背水の陣を敷く」という意味になります。

burnを使った熟語をもう一つ紹介します。

■have money to burn

直訳は「燃やすためのお金がある」ですが、「いくらでもお金がある」という意味になります。