-10月-2012の記事

時間を聞かれて、「~時頃」と言いたい時の表現

6時頃は、学校英語では、
It ‘s about six o’clock.
になりますが、

時間+ish を使った表現もあります。
例)It’s sixish.

今度は、時間ぴったりの時の表現を紹介しましょう。

「ちょうど6時ぴったりです」は、
It’s exactly six o’clock.
ですが、

It’s six o’clock sharp.
という表現もあります。


lemon と聞いて思い浮かぶものは?

lemon は、「レモン」という意味ですが、「欠陥品」という意味があるので、状況によっては注意が必要です。

製品の大きさ比較の為に、レモンを製品と一緒に撮ってカタログ印刷をした所、後からレモンは不適切という事で写真を撮りなおしたという例があったそうです。

This car is a lemon. (この車は欠陥車だ)

これは、アメリカ英語の使い方ですが、イギリス英語では、silly person(愚かな人)という意味があります。

レモンは、あまり良いイメージでは使われていないですね。

英語を学習には、こういった知識も必要になってくると思います。


Dot the i’s and cross the t’s. はどういう意味?

筆記体で、i と t は、点を打つか、横線を引くの違いでしかないのですが、それを英語で表現すると、
Dot the i’s and cross the t’s.
と言います。

これは、「細かい点まで気を付ける」という意味になります。

dot は、「ドット、小点」の事ですが、動詞で「点を打つ」という意味になります。また、「(主に受け身で)点在する」という意味にもなります。

例)
a dotted line 点線
The lake was dotted with little boats.
(その湖には、小さなボートが点在していた)


時計の長針、短針を英語で言うと?

長針: minute hand
短針: hour hand

他の言い方として、

長針: bit hand
短針: little hand

という言い方もあります。

時計の針は、hand を使います。

hand も意味が広い単語ですが、いくつか紹介しておきます。

・Let’s give him a big hand. (彼に拍手喝采を送りましょう)
*handには、「拍手喝采」という意味があります。

・the hollow of the hand 手のひら
*hollowは「へこんだ」という意味です。

・the back of the hand 手の甲

・They are living from hand to mouth. その日暮らしをする

・He writes a good hand. 字が上手だ。


xyz と言われたら?

xyz と言われたら、まずズボンのファスナーをチェックしましょう。

xyzは、Examine your zipper.の略です。
恥ずかしい事なので、人前で大きな声でいう事ができません。
そこで、暗号のようにxyzと言うのです。

これは、知らないと益々恥ずかしい思いをすることになるので、
知識として知っておいた方がいいでしょう。

洋服のファスナーは、zipper

fastenerは、fastenの名詞形で「留めるもの、留め金具」という意味になります。

fastenは、飛行機に乗った事がある方なら、
fasten your seatbelt (シートベルトを締めてください)を聞いた事があるでしょう。

fastenは、「しっかり留める」という意味です。


1.5や0.9は単数? 複数?

名詞には、単数形、複数形などがありますが、1.5とは0.9は
単数でしょうか、複数でしょうか?

1秒は、a second, 1 second
0.9秒は、0.9 seconds
1.5秒も、1.5 seconds

結論から言うと、1以外はすべて複数形になります。

1時間半は、one and half hours と複数形になります。

second を使った表現:
・in a second すぐに (元々の意味は1秒で、つまり「すぐに」)
・on second thoughts 考え直して、やっぱり
このsecondは、「2番目」という意味です。
最初に何かを決めた後に、「やっぱり」こっちにしよう、
というように考えを変えるときに使います。

例)On second thought, I will take the TOEIC test.
(やっぱり、TOEICテストを受ける事にします)


37度5分の熱を英語で言うと?

熱があるは、 I have a fever.
または、I have a temperature.
と言います。

37度5分は、fever of 37.5 degree Celsius になるので、

I have a fever of 37.5 degree Celsius.
(37度5分の熱があります)

と表現できます。

微熱がある場合は、slight (少しの)を付けて、
I have a slight fever.
になります。

高熱がある場合は、high を付けて
I have a high fever.
になります。

熱を測る体温計は、
a clinical thermometer

*clinical 臨床の
*thermometer 温度計

医療用語は、海外でいざという時に役に立つので少しずつ覚えていきたいですね。


オーダーメイドは英語??

このカタカナ語を英語でそのまま書くと、order-made ですが、
実は、これは、和製英語です。実際には、
made-to-order または、tailor-made と言います。

tailor は、動詞で「服を仕立てる」という意味です。

和製英語は、知らないとつい使ってしまいそうになるので、
基本的な部分は知っておきたいですね。

いくつか和製英語をピックアップしてみましょう。

ドクターストップ doctor’s orders
スキンシップ physical contact
サマータイム daylight saving time
コインランドリー laundromat (米国)、launderette(英国)
アンケート questionnaire
コストダウン cost cutting
コンセント outlet

orderは、いろいろな意味がありますが、doctor’s orders のorderは、「命令」という意味です。「ドクターの命令」がドクターストップですね。


bamboo shoot とは?

bamboo は、「竹」。 shoot は、日本語でシューティングゲームから想像できるように、「(銃、弓)撃つ」という意味です。ここから派生して、「(草木が枝・芽を)出す」という動詞と名詞の用法があります。

そこで、a bamboo shoot は、竹の芽、つまりタケノコになります。

(関連)
a bamboo grove 竹やぶ (groveは、小さい森 (woodより小さい森))

タケノコといえば料理。
ネットにタケノコの料理の仕方というページがありましたので紹介しておきます(ちょっと長いですが)。
http://www.justhungry.com/how-cook-bamboo-shoots-takenoko

この記事の中で、precooked bamboo shoots(料理済みのタケノコ)という表現がありました。precookedは、「調理済みの、料理されている」という意味です。

竹取物語の英語訳は「The Tale of the Bamboo Cutter」

shoot を使ったイディオムを紹介しておきましょう。

shoot the breeze おしゃべりをする、無駄話をする。
*breeze そよ風

ぺちゃくちゃしゃべる様子が、そよ風をshootしているイメージなのでしょう。面白い表現ですね。


priceless とは?

price は、価格・値段。
-less は、接尾辞と言って、いろいろな単語と組み合わせて使います。
-less は、「~が無い」という意味になります。

例えば、stainless は、stain(よごれ) + less (ない)で、「よごれの無い」という意味になります。

カタカナ語で、ステンレス(正式には、ステンレス鋼)というのがありますが、これは、さびにくい金属でいろいろな所で使われていますね。
ステンレス鋼は、stainless steel と言います。

そこで、priceless にも 同じような考えを適用すると、「値段が無い」ということになりますが、もう少し分かりやすく言うと、「値段がつけられないくらい貴重な」という意味になります。 「値段が無い」から、「価値が無い」と全く逆の意味で解釈してしまう人がいるので注意しましょう。

例)
a priceless antique 貴重な骨董品
a priceless china 貴重な陶器(china は、陶器、参考:Chinaにすると「中国」)

・接尾辞lessを使った他の例:
careless 不注意な (care(注意)+less(無い))
endless 終わりの無い
painless 痛みの無い
homeless 家の無い
hopeless 望みのない
sugarless 砂糖の無い
sinless 罪の無い

今回紹介したものは、接尾辞といって単語の後ろに付けるものですが、接頭辞といって、単語の前に付けるものもあります。
接頭辞と接尾辞の知識があると、単語力が何倍にもなるので、これからも紹介していきます。


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