-10月-2012の記事

LOOSE UNSTABLE ROCKS, TRIPPING,・・・

この写真の看板で英語の勉強をしましょう。

英語圏に行くと、街のすべてが英語の勉強の場所になります。
この看板は、崖の近くに掲示されていたものです。

WARNING

LOOSE UNSTABLE ROCKS, TRIPPING,
SLIPPING, FALLING AND CRUSHING
HAZARDS. DO NOT WALK OR PLAY
ON ROCKS.

loose もろい、ゆるんだ
unstable 不安定な
trip ころばせる
slip 滑る
fall 落ちる
crushing つぶれる
hazard 危険

(訳)
警告
もろく、不安定な岩です。
ころんだり、滑ったり、
落ちたり、つぶれたりする危険があります。
岩の上を歩いたり、遊んだりしてはいけません。

tripは、名詞で、旅行という意味ですが、動詞にすると、「つまずく」という意味になります。


helpings は、どういう意味でしょうか?

help + ing + s という組み合わせになっているのですが、helpingsには、「1杯、1盛」という意味があります。

例)
four helpings of pie 4人前のパイ
two helpings of dessert 2人分のデザート

似たような表現で、a spoonful of, a bottle of, a glass of, a box of, a bag of ・・・などがあります。

例)
two spoonfuls of sugar スプーン2杯
a bottle of wine wine 1ボトルのワイン
two glasses of water 1杯の水
a box of chocolates 1箱のチョコレート
a bag of potato chips 1袋のポテトチップス
a can of beer 1缶のビール

数量の表し方は、沢山あるので、今回は、このへんにしておきます


red tape は、赤いテープ?

「お役所仕事、無駄な時間を費やす仕事」の事をrad tape と言います。

red tape(赤いテープ)は、昔、イギリスで公文書を束ねるのに使われました。そこから、「官僚的な形式主義」などの意味が生まれました。

There is too much red tape in our company.
私達の会社には、お役所的な無駄な仕事が沢山ある。

同じ、red を使って、red carpet (赤いカーペット)という言葉もあります。

a red-carpet welcome (盛大な歓迎)

人を迎えるときに、赤いじゅうたんを敷くのは、かなり特別な時ですよね。それくらい歓迎することをred carpet welcome と言います。

最後に、red を使った面白いイディオムを紹介しましょう。

paint the town red (街を赤く塗る)・・・大騒ぎをする、飲み歩く

Let’s paint the town red tomorrow night.
(明日は、パーッと飲もうぜ!)

プロジェクトの打ち上げなどに使ってみるのもいいでしょう!


回転寿司を英語で言うと

sushi-go-round と言います。

今日は、食べ物系について少し纏めてみます。

・食べ放題 all-you-can-eat
例) Breakfast is all-you-can-eat in this hotel.

・お代わり自由: free refill

refill は、 re(再び)+ fill(満たす)という組み合わせになっています。
例)Would you like a refill?
お代わりいかがですか?

寿司ネタ:
・fatty tuna トロ
・medium fatty tuna 中トロ
・fattiest tuna 大トロ
・sea eel アナゴ
・salmon roe いくら
・sea bream 鯛

*fatty 脂っこい
*fattiest fattyの最上級
*eel ウナギ、 sea eel でアナゴ
*roe (魚の体内にある)卵
*bream コイ科の淡水魚 sea breamで鯛

*寿司ネタは沢山あるので、別の機会にまた纏めたいと思います。


I enjoyed very much yesterday. という表現は、どこがいけないのか?

昨日何かのイベントがあって、とっても楽しかったという状況を考えた時、上の表現が出てきてしまいます。

enjoy は、他動詞なので、目的語が必要なんです。
上の文は、enjoyの目的語が抜けているのでenjoy oneself という形に直す必要があります。

正しくは、
I enjoyed myself very much yesterday.
(昨日は、とても楽しい時を過ごすことができました)

enjoyのパターンは大きく分けて3つあります。

1)enjoy + 名詞
2)enjoy + ~ing
3)enjoy + oneself

例)
1) I enjoyed dinner with my family last night.
2) I enjoyed reading a book yesterday.
3) I enjoyed myself very much last night.

2)の部分の補足ですが、enjoy to do の形は作れなくて、enjoy ~ingの形になります。


服装を見て「センスがいい」と言いたい時に思い浮かぶ単語は?

カタカナ語通り、sense を使って、good sense と言いたくなってしまいますが、服装には使えません。

sense は、「(美・方向などの本能的な)センス、勘、(知的、道徳的な)感覚」を示します。

(例)
common sense 常識
a sense of direction 方向感覚
a sense of humor ユーモアの心

服装のセンスは、人間が持つ本能や知的な感覚ではなく、「好み」なので、tasteを使います

He is a good taste in clothes.
(服装のセンスがいい)

tasteは、辞書で調べると「(個人的な)好み、(服装の)品(ひん)」と説明されています。

(例)
He has a good taste in ties.
(彼はネクタイのセンスがいい)

最後に、sense を使って使えそうな表現をいくつか紹介しておきます。

*I have a poor sense of direction.
(私は方向音痴だ)

*in a sense
(ある意味では(一応は))
*sense には、「意味」という意味があります(説明の日本語が変ですが)

*make sense
(意味をなす、意味がとれる)
ーThis sentence doesn’t make sense.
この文は意味が通らない。
ーWhat you are saying does not make sense.
あなたが言っている事は意味が通らない(筋が通っていない)


ハンサム(handsome)は、男性以外にも使える!

handsomeを男性に使うと、「容姿の整った,男性的でりりしい」という意味になりますが、女性や物にも使えます。

女性に使った場合は、知性や品性が感じられる美しさになります。
She is a handsome woman. (彼女はきりっとした女性だ)

また、動物や物にもhandsomeが使えます。
この場合は、「印象的で魅力的な」イメージになったり、「量が多い」という意味になります。

例)
a handsome present 豪華なプレゼント
a handsome salary いい給料
a handsome room 立派な部屋
a handsome horse 均整のとれた馬


「一人っ子」を英語で言うと?

英語の勉強をしていると、日常語なのに英語が出てこないということがよくあります。「一人っ子」もその一つかもしれません。

an only child とonly を付けると「一人っ子」になります。

例)
I am an only child. (私は一人っ子です)

一人っ子政策は、

the one-child policy
と言います。

関連語:
・双子:twins
・三つ子:triplets (triは、3という意味)
・四つ子:quadruplets (quad は、4という意味)
・五つ子:quintuplets

twin は、動詞で、「~と対ににする」「(都市)姉妹関係にする」という意味になります。

例)Kobe is twinned with Seattle.
(神戸はシアトルの姉妹都市です)

姉妹都市は、sister city を使って、以下のように表現することもできます。

Kobe is a sister city of Seattle.


hear には進行形が無い?

hearは、自然と向こうから何か音が聞こえてくるようなイメージです。自分から聞く(listen to)とは全く逆の感覚になります。

そこで、
I am listening to music.
とは言えても、
I am hearing music.
とは言えません。

音楽を聞いているという行為は、自分から聞こうとしているのでlisten to を使う必要があります。
進行形は、行為が進行中であることを示しているので、行為が無いものには進行形が作れません。

自然と聞こえる場合は、
I can hear a loud noise coming from the room.
といった表現になります。聞こうとしなくても向こうから自然と聞こえてくるイメージです。

同じような関係が、see と look, watchにあります。

see は、自然と見えているイメージ、look, watchは、こちらから能動的に見ようとしているイメージです


「勝つ」と表現したい時、いくつ単語が思い浮かびますか?

「勝つ」と言うと、一般的に最初に思いつくのは win だと思います。

win は、「(試合・戦いに)勝つ」という意味です。
win の目的語は、試合や戦いになるというのがポイントです。

例)win the game

win 以外にも beat, defeat も「勝つ」という意味で使われます。

目的語が人やチームの場合は、win が使えないので、
We beat the team by 3-1. (3対1で勝った)

*beatの過去形は、beat (beat-beat-beaten)

defeat も同じように使えるので、
We defeat the team by 3-1.

逆に負けたら、
We were defeated by 3 goals to 1.
と、受身で表現できます。

defeatが、打ち負かすという一般的な語になります。

類義語で、vanquish(征服する、破る)、conquer(征服する)などもあります。

最後に、win, beat, defeatの意味の広がりについて例文で紹介しておきます。

<win>
win the lawsuit (訴訟に勝つ)
win an election(選挙に勝つ)
win a prize (当選する)
win a Nobel Prize (ノーベル賞を受賞する)

<beat>
*beatは、もともと「叩く、打つ」がもともとの意味(辞書の最初に説明されている)。
beat a drum (ドラムを叩く)
Beat the eggs (卵をよくかきまぜる)
beat the team (そのチームを打ち負かす)

<defeat>
defeat an enemy (敵を打ち負かす)
defeat one’s rival (ライバルを打ち負かす)
defeat the team(そのチームを打ち負かす)


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