-10月-2013の記事

year by year と year after year

この2つは、似たような言葉で紛らわしいですね。

まずは、以下の例文を見てみてください。

・The problem has increased year by year.
(問題は、年々増えている)

・Many birds return to the same spot year after year.
(多くの鳥は、毎年同じ場所に戻ってくる)

日本語にすると「年々、毎年」になりますが、どこが違うのでしょうか。

前者のyear by year には、毎年変化が見られますね。
一方、後者のyear after yearは、繰り返し同じ事が起きていますね。

実際に使う段階になると、「どっちだっけ?」と忘れないようにもう少し付け加えておきます。

実は、「〇 by 〇」 という表現は沢山あります。

・little by little 少しずつ
・step by step 順序だてて
=>これは日本語にもなっているので、イメージしやすいでしょう。
・day by day 1日1日

一方、「〇 after 〇」の形もあります。こちらは、「継続・反復」を表します。

・day after day 来る日も来る日も
・time after time 何度も何度も


have yet to do は、どういう意味?

yetが、ここに挟まると、急に意味が分からなくなりますね。

まずは、Longmanの英英辞典の定義を見てみましょう。

[have yet to do]used to say that someone has not done something, or that something has not happened when you think it should already have been done or have happened
(誰かが、何かをしていない事を言ったり、何かが起きていない事を言う時に使う。既に実施したり、起きたりしていると考えている時に)

つまり、「まだ~していない」という意味になります。

これは、期待感が無い時によく用いられるそうです(ジーニアス英和辞典より)。

例)Longmanの英英辞典より
The bank has yet to respond to our letter.
銀行は、まだ私達の手紙の返事をくれない。

yetの代表的な意味は、ご存知の通り、「まだ」という意味ですが、こちらも念のため英英辞典で調べておきましょう。

[yet] used in negative statements and questions to talk about whether something that was expected has happened:
(否定文や疑問文で使われる。期待されている何かが起きたかどうかを話すために)

ここに、「expect」の気持ちがあるのも特徴的ですね。これが、訳語の「まだ」に繋がります。

例)He hasn’t finished his work yet.
(彼はまだ仕事を終えていない)


プチトマトを英語で言うと?

プチトマトは、サクランボと同じくらいの大きさで、色も似ているので、cherry tomatoと言います。

先日、野菜関係の単語を纏めましたが、まだまだ沢山あります。

HEALTH&WELLNESSというサイトに「Top 10 healthiest vegetables」という記事がありました。

http://www.sheknows.com/health-and-wellness/articles/808162/top-healthiest-vegetables

ここで紹介されている健康によい10個の野菜は以下になります。

・Tomatoes(トマト)
・Broccoli(ブロッコリー)
・Brussels sprouts(芽キャベツ)
・Carrots(ニンジン)
・Squash(カボチャ、トウナス)
・Sweet potato(サツマイモ)
・Eggplant(ナス)
・Bell Peppers(ピーマン)
・Spinach(ホウレンソウ)
・Onions(タマネギ)

上記URLのサイトには、これら10個の野菜の説明がありますが、トマトの部分の説明の一部を抜き出してみます。

Though technically a fruit, tomatoes are most often served like a vegetable.
(専門的には果物だけど、トマトは、野菜としてよく出されます)

Full of lycopene, these beautiful red orbs (and all tomato-based products) are renowned for their cancer-fighting capabilities.
(リコピンが沢山含まれ、この美しい赤の球(それから、トマトベースの製品)は癌と戦う能力があるということで有名です)

・lycopene リコピン
・orb 球
・renowned 有名な

リコピンは、、活性酸素を消す抗酸化力が強いのが特徴なので、活性酸素が原因の病気(癌も含まれる)によいとされています。

トマトが野菜か果物かという話は、時々聞きますが、植物学者は果物と主張しているそうです。ただし、アメリカの最高裁では、トマトは野菜と結論づけたそうです当時、果物の関税は無税で、野菜は有税だったので、裁判になったようです。


肉離れを英語で言うと? (復習記事:再掲載 / 一部追加)

肉離れは、経験した事がある方は、その激痛がよく分かると思います。私も過去に太ももの肉離れを起こして、1ヶ月以上まともに歩けなかったことがあります(完治するまで1年くらいかかりました)。
英語で言うと、

I had my muscle torn three years ago.
(3年前に肉離れを起こしたことがあります)

have + 目的語 + 過去分詞の文型ですね。

tearは、「引き裂く」(tear-tore-torn)なので、
筋肉が引き裂かれるというイメージです。

肉離れはホント、痛いです。

tearは、「引き裂く」という意味以外に、名詞で、「涙」という意味がありますね。

ただし、発音が違うので注意しましょう。

tear(涙) tíə
tear(引き裂く) téə


pep talkとは?

pepは、名詞で「元気、活力」、動詞で、pep upとして使って「(略式)元気づける」という意味になります。

そこで、pep talkは、元気を与える話、つまり、「激励のための話(演説)」になります。

例)Dictionary.comより
*The coach gave the team a pep talk before the game.
(コーチは試合の前にチームメンバに激励の言葉をかけた)

pepは、pepperの短縮形だそうです(Weblioより)。

pepperは、ご存知の通り、「コショウ」ですね。

pepperを動詞で使うと、「コショウをかける」という意味ですが、そのコショウをパラパラかけているイメージから、何かを散りばめるような意味にもなります。

例)Longmanの英英辞典より
a speech peppered with amusing stories
(面白い話がいっぱい入ったスピーチ)

ここで想像力を働かせると、pep talkは、”人にコショウをかけて元気にさせるトーク”に見えてきます。

pep talk と pepper(コショウ)を結びつけて覚えると、「激励のための話(演説)」という意味は忘れにくくなりますね。


「もやし」を英語で言うと? (単語数増強版)

日本で英語学習をしていると、知っている生活単語にかなり偏りがあるのを感じます。「もやし」もその一つではないでしょうか。
もやしは、bean sprouts です。
sprout は、「芽」という意味なので、直訳すると「豆の芽」という意味になります。

今回は、野菜関係の単語をいくつか纏めてみます(前回掲載時より語数を増やしています)。

*eggplant ナス
*leek ネギ
*sweet potato サツマイモ
*taro サトイモ
*turnip カブ

*broccoli ブロッコリー(綴り注意:cが2つです)
*Chinese cabbage ハクサイ
*bamboo shoot タケノコ
*celery セロリ
*asparagus アスパラガス

*green pepper ピーマン
*horseradish ワサビ
*radish sprouts カイワレ大根
=> radish(ハッカダイコン)、sprouts(芽)
*red pepper トウガラシ(または、赤ピーマン)
*spinach ホウレンソウ

*bitter gourd ゴーヤ
=>苦い(bitter)、gourd(ウリ科の植物(ヒョウタン、ヘチマなど)
*lotus root レンコン
*Japanese white radish 大根
=>西海岸ではdaikon (ダイカンと発音)でも通じるようです
*burdock root ゴボウ

ゴボウは、米英では、雑草とされているため、食用になることはあまりないようです。

Wikipediaのゴボウの説明には、「日本が統治していた朝鮮半島、台湾、中国東北部の一部以外では食材としないが、ヨーロッパなどでは初夏に若葉をサラダとして食べることもある」と説明されています。

その他おなじみの野菜には、
cabbage,lettuce,tomato,cucumber,pumpkin,onion,garlic
などがありますね。


復習単語 増強版

今まで何回か復習の為に単語の問題を出してきましたが、
第1回の復習単語に新しい単語をさらに追加しました。

復習に役立ててください。

A.高齢化社会
B.最先端の技術
C.熟睡
D.病欠
E.奇数
F.均一な色
G.豪華なレストラン
H.点線
I.ほうき
J.折りたたみ傘
K.オーダーメイドの
L.コンセント
M.育児休暇
N.小雨
O.販売員、営業担当
P.定規
Q.蛍光ペン
R.折りたたみ傘
S.切り傷
T.すり傷、かき傷
U.鼻血
V.(刃物・銃砲などの深い)傷
W.(事故などによる)傷害
X.(火などによる)やけど
Y.(熱湯・湯気による)やけど
Z.ねんざ

———————————–

答え:
A. an aging society
B. cutting-edge technology
C. a sound sleep
D. sick leave
E. an odd number
F. an even color
G. a ritzy restaurant
H. a dotted line
I. a broom
J. a folding umbrella
K. made-to-order (or tailor-made)(形容詞)
L. an outlet
M. childcare leave
N. a light rain
O. a sales rep(or sales representative)
P. a ruler
Q. a highlighter
R. a folding umbrella
S. a cut
T. a scratch
U. a nosebleed
V. a wound
W. injury
X. a burn
Y. a scald
Z. a sprain

復習の為の問題は、繰り返し掲載して記憶に定着するようにしますので、今回できなくても気にする必要はないです。


sick leave とは?  (過去記事の見直し記事)

leave を動詞として「去る、出発する」という使い方があるのはご存知だと思いますが、名詞として使うと、「許可、休暇」という意味になります。

よって、sick leave は、「病欠」という意味です。

Longmanの英英辞典によるleaveの定義は以下の通りです。
time that you are allowed to spend away from work because you have had a baby, because you are ill, or because of a personal problem such as the death of a relative

これより、産休、病欠、個人的な問題(忌引きなど)に使うようですね。
例)
I will take a month leave. (1ヶ月の休暇を取ります)
unpaid leave 無給の休暇

ちなみに、有給休暇は、paid vacation(または、paid leave)

産休: maternity leave
育児休暇: childcare leave

leaveに休暇の意味があることを知っているだけで、
いろいろなバリエーションが出来ますね。

単純に休みを取る場合は、day off を使います。
She took a day off. (彼女は1日休みを取った)


糖尿病を英語で言うと? (見直し記事)

健康系のニュースでよく見かける単語ですが、専門用語は知らないとなかなか理解できないと思います。

糖尿病は、 diabetesと言います。

いつもの通りLongmanの英英辞典でdiabetesの定義を調べてみましょう。
[diabetes]a serious disease in which there is too much sugar in your blood
(重大な病気で、血液に多くの糖分が含まれている)

それでは、この単語を、Merrian-WebsterのLearner’s dictionaryで再度調べてみます。
[diabetes] medical : a serious disease in which the body cannot properly control the amount of sugar in your blood because it does not have enough insulin
(医学用語):重大な病気で、体が血液の中の糖分の量を適切に制御できない状態を指し、インシュリンが十分に無い事が原因になっている。

ちなみに、インシュリンは血液中のブドウ糖を筋肉や脂肪細胞などに送り込む働きがあり、インシュリンが少なくなるとブドウ等を筋肉などに送り込むことができずに、血液中に残ったままになってしまいます。そして、高血糖状態になり、糖尿病になります。

医学系の用語でも、日常日本語で使っている一般的な単語は英語でも理解しておきたいですね。
ついでに、いくつか病気についてまとめてみましょう。
高血圧:high blood pressure または、hypertension
心臓病:a heart disease
癌: a cancer
胃潰瘍: a stomach ulcer
 *ulcer 潰瘍
白血病 leukemia

ちなみに、cancerは、カニ座という意味もあります。
腫瘍とその周りの腫れが、カニの脚に似ていることから、癌にもCancerという名前が付きました。

ulcerについては、以前にも紹介しましたが、口内炎をmouth ulcerと言うので覚えておくとよいでしょう。


カギ氷を英語で言うと? (再掲載+一部追加)

shaved iceと言います。

shaveは、シェイバーでご存知の通り、「ひげを剃る、(顔、足、頭)を剃る」という動詞です。カギ氷の刃でジェリジャリ氷を剃っていると思えば、なるほどという感じですね。

shaveは、同じイメージで、野菜の皮をむくことにも使えます。

よって、皮をむいたキュウリは、shaved cucumber
「Grilled Chicken with Shaved Cucumber Salad」という料理の映像があったので参考の為に紹介しておきます。

http://everydayfoodblog.marthastewart.com/2013/06/todays-recipe-grilled-chicken-with-shaved-cucumber-salad.html

shaveには、薄く表面をむくというイメージがあり、チーズを薄くスライス(shave cheese)したり、カンナで木を削る(shave woods)時にも使えます。

皮をむくには、peelもあります。
I’ll peel an orange for you.(オレンジの皮をむいてあげる)


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