-2月-2013の記事

復習問題(1)

最近の記事から復習問題を作ってみました。

*I have to work (A) regularly.
(私は、定期的に運動しないといけない)

*That was a (B) call.
(危ないところだった)

*The Beatles had their first hit record in 1962 and the rest is (C).
(ビートルズは1962年に初めてヒットし、その後はご存知の通り)

*Rosie’s put (D) five kilos since she quit smoking.
(ロージーは煙草をやめて5キロ太った)

*He is still wet behind the (E).
(彼はまだ未熟だ)

*The product is (F) to (G) in Japan.
(その製品は日本で一番です)

*The wedding photos have (H) (I) really well.
(結婚式の写真はとてもよく写っています)

*I had a (J) at the party last night.
(私は昨晩パーティを楽しんだ)

*The (J) is in your (k).
(今度は君の番だ)

*I’m sure it will (L) out.
(それはうまくいくと思います)

答えは以下の通りです。

A. out
B. close
C. history
D. on
E. ears
F. second
G. none
H. come
I. out
J. ball (2箇所あります)
k. court
L. work


人を形容する単語(プラスのイメージ)

他人の事を話題にするときに、その人を形容するための形容詞があると役に立つときがあると思います。

そこで、今回は、人を形容する単語を集めてみたのですが、集めていくうちに段々と多くなってしまったので25個でストップしておきます。

みなさんの方で追加の単語がありましたらコメント欄にお願いします。

ほとんどは、知っている単語かその関連語(例:energyに対して、energetic)だと思います。

また、人以外にも使える意味の形容詞もありますが(例:precise [人]几帳面な、[物]正確な)、今回は人を形容する意味に絞っています。

*brave 勇敢な(行動上の勇気)
*courageous 勇敢な(困難に直面しても屈しない精神上の勇気)
*reliable 頼りになる
*obedient 従順な
*decisive 決断力のある
*modest 謙虚な
*eloquent 雄弁な
*creative 創造的な
*cheerful 朗らかな
*calm 落ちついた
*thoughtful思慮に富んだ、思いやりのある
*friendly 友好的な
*sympathetic 同情的な,情け深い
*curious 好奇心の強い
*precise 几帳面な
*energetic 活気に満ちた
*talented 才能のある
*tasteful 趣味の豊かな
*talkative 話好きな
*ambitious 野心のある
*independent 独立心の強い
*polite 丁寧な
*experienced 経験を積んだ
*thoughtful 思いやりのある
*sophisticated 洗練された

全部覚えようとするよりは、自分が日常生活で使いやすいものを中心に覚えていけばいいと思います。

特に使いそうなものは発音記号なども辞書で確認してみてください。

マイナスのイメージの単語も後日集めたいと思います。


hand が入った熟語

handという単語は、いろいろな熟語を作り出すとても興味深い単語です。今回は、そのほんの一部を紹介します。

■hand in hand 協力して、手を繋いで
(手の中に手があるイメージ)

*They walked hand in hand.
(彼らは手を繋いで歩いた)

■change hands 所有主が変る
(持っている手が違う人の手に変るイメージ)

*That store on the corner has changed hands often.(NAVER英語辞書より)
(角にあるあのお店は持ち主がよく変わっていました)

■from hand to mouth その日暮らしで
(手に取ったものをすぐに食べてしまうイメージ)

*He lives from hand to mouth.
(彼は、その日暮らしをしています)

■give 人 a big hand ~に盛大な拍手を送る
(大きな手で作った拍手をあげるイメージ)

*Please give her a big hand.
(彼女に大きな拍手をお願いします)

逆に、拍手をもらう場合は、get a big hand

■have ones’s hands full とても忙しい、手一杯
(手がfullの状態)

*I’m afraid I can’t help you since I have my hands full this week.
(今週は手一杯でお手伝いできないのですが)

■lend a hand 手を貸す
(文字通りの解釈)

*Could you lend me a hand with this?
(これを手伝っていただけませんか)

handを使った熟語はとても沢山あるので辞書で調べてみてください。面白い表現が見つかると思います。


過去完了について

時制を使いこなすのはとても難しいのですが、その中でも過去完了は一番使い方が分からない部類に入るのではないかと思います(形式を理解している方は多いと思いますが)。

基本的には、現在完了の時制を過去にシフトさせるだけになります。
過去における現在完了とも言えるでしょう。

■現在完了
〇現在<=◎過去

■過去完了
〇現在・・◎過去<=●さらに過去(大過去)

例)
・現在完了
*My daughter hasn’t finished her homework yet.
(私の娘はまだ宿題を終えていない)

・過去完了
*When I came home, my daughter hadn’t finished her homework yet.
(私が帰宅した時、私の娘はまだ宿題を終えていなかった)

過去完了にも現在完了と同じで継続・完了・結果・経験などの用法があります。

ただし、before,afterなどの接続詞を使っていて時間の流れが明白な場合、インフォーマルな場面では、過去形で表現することも多いようです。

また、時間順に物事を述べる場合は、過去形で表現します。

■hope, want, expect, thinkと過去完了

過去のある時点で願望・期待などが終わっており、実現できなかった時に使います。

例)
He had wanted to be a pianist.
(彼はピアニストになりたがっていたんだけどね)


go off の世界

多義語を使いこなせるようになると表現力が一気に上がります。
今回は、go off の意味について考えてみたいと思います。

go は、今自分がいる所から移動するイメージ、offは、離れていくイメージになります。

よって、go offは、「人や物、音、その他がある場所から出ていくイメージ」で考えておけばいいでしょう。

■人がgo off:「立ち去る」

*She went off without saying goodbye.(NAVER英語辞書より)
(彼女はさようならも言わずに立ち去った)

■何かがすごい勢いでgo off:「爆発する、(銃)発射する」

*The bomb went off.
(爆弾が爆発した)

■音がgo off:「(目覚まし・警報などが)鳴る」

*My alarm clock didn’t go off this morning.
(私の目覚まし時計は今朝鳴らなかった)

■事がある方向へgo off:「進む」

良い方向に進む場合は、go off well
悪い方向に進む場合は、go off badly

*The party went off well.
(パーティはうまくいった)

*The project went off as scheduled.(NAVER英語辞書より)
(プロジェクトはスケジュール通り進んだ)

これからも多義語は沢山取り上げていきますが、こういった単語が使いこなせるようになると、表現力が一気に上がると思います。

頑張りましょう!


quite a few とは?

a few は、「いくつかの、少数の」という意味ですが、quite a few になると、全くの正反対の意味になります。

quite a few : 「かなり多数の」

例)
Quite a few people like sushi in the US.
(アメリカでは、かなり沢山の人が寿司を好んでいます)

例)CNNより(September 22nd, 2010)
‘Glee’ comes back – with quite a few changes
(グリーが戻ってきた。かなり沢山変って。)

http://marquee.blogs.cnn.com/2010/09/22/glee-comes-back-with-quite-a-few-changes/

同様に、a little に quite を付けた、quite a little も「大量の」という意味になります。

簡単な単語ですが、quiteが付くだけで全く逆の意味になるので注意が必要ですね。


graph(グラフ)関連の単語

graph は、「グラフ(図)、グラフにする」という意味ですが、語源的視点(ラテン語)で見ると「書く、記録する」という意味になります。

今回は、graphを使った単語を紹介しながら語源について考えます。

*photography 写真術

photo(光)+graph(記録)=>光の記録=>写真

参考:photograph 写真

*autograph 自筆、(有名人の)サイン

auto(自動、自ら)+ graph(記録)=>自らの記録=>自筆、サイン

参考:autography 自署、筆跡
   手紙・書類などのサインは、 signatureと言う。

*autobiography 自叙伝

auto(自動、自ら)+ bio(生命)+graph(記録)=>自らの生命を記録=>自叙伝

*calligraphy (欧文)文字を美しく書く術

calli(美しい)+ graph(記録)=>美しく記録=>文字を美しく書く術

参考:Japanese calligraphy 書道

*geography 地理学

geo(地球、土地)+graph(記録)=>地球の記録=>地理学

参考:geology 地質学

*oceanography 海洋学

ocean (海洋、大洋)+graph(記録)=>海洋の記録=>海洋学

*lithography 石版術

lith(石)+ graph(記録)=>石の記録

参考:monolith 一枚岩 (mono:一つ)

版画の一種であるリトグラフは、lithographyから来ています。

*demography 人統計学

demo(民衆)+graph(記録)=>民衆の記録=>人口統計学

 参考:democracy 民主主義

例)CNN iReportより(December 19, 2012 )
Autographed Michael Jackson Memorabilia May Be FAKES
(サイン入りのマイケルジャクソンの記念品は、偽物かもしれない)

http://ireport.cnn.com/docs/DOC-899234

用語:
・autograph (有名人が)サインする
・memorabilia (有名人などの)記念の品
・fake 模造品

一見難しそうな単語も、語源が分かると意味が理解しやすくなるのではないかと思います。


already と yet の使い方

alreadyは、すでに何かが始まっていることを強調する時に使います。よって、「もう」という訳語になります。

yetは、何かがまだ始まっていないことを言う時に使うか、何かが始まっているこを聞くときに使います。
よって、「まだ~でない、もう~ですか」などの訳語になります。

■基本形
肯定文では、already を使い、疑問・否定文では、yet を使います。

*I have already finished my homework.
(私はもう宿題を終えてしまった)

*Have you finished your homework yet ?
(もう仕宿題をもう終えてしまったのですか)

*I haven’t finished my homework yet.
(まだ宿題を終えていません)

■疑問文でalreadyを使ったら?
驚きを示す時に使います。

*Have you already finished your homework?
(えっ!ホントですか、もう宿題終わらせてしまったのですか?)

■否定文でalreadyを使ったら?
驚きを示す時に使います。

*You haven’t finished your homework, have you?
(まさかもう宿題が終わったなんてことはないでしょうね?)

■yetの語順
口語では、yetは文の最後か、don’t,has’tなどの後か、why,whetherの前に来ます。

They don’t yet know the full facts.(Longmanの英英辞典より)
(彼らは全事実をまだ知らない)

I haven’t decided yet whether to take part in the competition.(Longmanの英英辞典より)
(私は競技会に参加するかどうかまだ決めていない)

フォーマルな場合は、notの後ろに来ます。

*We do not yet have a solution to this problem.(Longmanの英英辞典より)
(私達はまだこの問題を解決していません)


plasticとは?

plastic「プラスチック」という単語は、日本語にもなっていますが、プラスチックという意味以外にもいろいろとあるので、今回紹介します。

cash or plastic?と言えば、現金とクレジットカードのどちらで支払いますかという意味になります。
クレジットカードはプラスチックからできているので容易に想像できると思います。

plasticは、人工的に作られたものなので「人工的な」という意味もあります。

a plastic smileと言えば、人工的な笑顔、つまり、「作り笑い」になります。

これ以外にも以下のような単語を作ることができます。

*plastic surgery(=orthopedic surgery) 整形外科
*plastic art 造形美術(彫刻・製陶など)
*plastic bag 透明なビニール袋

例)CNN Travelより(9 August, 2012)
According to a report from The Economist Online, a 2009 Trend Monitor survey says that one in five Korean women have had plastic surgery.
(エコノミストオンラインの2009年トレンド調査によると韓国人女性の5人に1人は整形の経験があるそうです)

http://travel.cnn.com/seoul/visit/ideals-beauty-plastic-surgery-capital-world-389581

ここでは、plastic surgeryを、美容外科(cosmetic surgery)という意味で使っています。この言葉も一緒に覚えましょう。

参考の為に、美容外科、形成外科、整形外科の違いは、以下のサイトに書いてあります。

http://www.nangronghospital.org/cosmetic01/


put の世界

多義語は個々の意味を覚えるのがとても大変なので、イメージを膨らませて英語のまま理解するようした方がいいでしょう。

今回は、put + 前置詞・副詞の組み合わせでイメージを膨らませてみます。

まずputですが、これは「何かを動かして置く」イメージです。

Longmanの英英辞典では以下のように定義しています。
to move something to a particular place or position, especially using your hands
(何かを特定の場所に移動させる。特に手を使って)

それでは、put + 前置詞・副詞の世界を歩いてみましょう。

例文は、すべてLongmanの英英辞典から引用しています。
また、各成句には沢山の意味がありますが、イメージを膨らますのが目的なので、1つか2つの意味を絞っています。

気になる方は、英英辞典や英和辞典を参考にしてください。

■考えなどをput aside(脇に置く=>無視する、抑制する)
You must put aside your pride and apologise to him.
(プライドを捨てて彼に謝らないといけない)

用語:
・apologise(英)= apologize 謝る

■お金などを何かの目的の為にput aside(脇に置く=>蓄える)
She put at least £30 a week aside for food.
(彼女は食費の為に、週30ポンド蓄えている)

■もとにあった所にput away(離れた所に置く=>片づける)
He put his toys away every night.
(彼は、自分のおもちゃを毎日片づけている)

■お金などをどこかにput away(離れた所に置く=>蓄える)
We’re putting some money away for expenses.
(私たちは、支出のためにお金を貯金している)

■人や物などをput back(元の所に置く=>元へ返す)
She put the saucepan back on the stove.
(彼女はシチュー鍋をコンロに戻した)

■何かをput down(下に置く)
Put those heavy bags down for a minute.
(これらの重いバッグを少しの間置いてください)

■機械などをput in(中に置く=>設置する)
We decided to have a new bathroom put in.
(彼は新しいいお風呂を設置することを決めた)

用語:
この例文は、have + 目的語 + 過去分詞の形式になっています。

■スケジュールなどをput off(離れて置く=>延期する)
The match has been put off until tomorrow because of bad weather.
(その試合は悪天候の為明日に延期になった)

■衣服を体にput on(上に置く=>着る、(onは接触しているイメージ))
He took off his uniform and put on a sweater and trousers.
(彼は征服を脱ぎ、セーターとズボンをはいた)

■重さをput on (体の上に置く=>太る)
Rosie’s put on five kilos since she quit smoking.
(ロージーは煙草をやめて5キロ太った)

■火などをput out(外にやる=>消す)
The rescue services are still trying to put out the fires.
(レスキュー隊がまた火を消そうとしている)

■建物などをput up(直立方向に置く=>建てる)
They’re putting up several new office blocks in the centre of town.
(彼らは、街の中心にいくつかのオフィスビルを建てている)

用語:
・office block (英国)= office building

いかがだったでしょうか。

まだまだ沢山ありますが、少し長くなってしまったのでこのへんにしておきますが、なんとなくイメージが分かってきたのではないかと思います。

これらを音読してイメージが焼き付いたら、辞書でputの項目を眺めてみてください。


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