英語表現

I care for you. とは?

careという単語は、日本にもケアという言葉があるくらいなので、ほとんどの方がご存知だと思いますが、念のため英英辞典で定義を確認しておきます。

Longmanより(動詞の項目)
[care]to think that something is important, so that you are interested in it, worried about it etc
(何かが重要で、そのため、興味があり、心配をする)

そこから、I care for you. は、「あなたに興味がある」=>「好きだ」になります。I love you. と同じという説明をしている方もいますが、少しだけニュアンスが違うようです。

以下のサイトに
http://uk.answers.yahoo.com/question/index?qid=20081231114243AAbYEQr
「Difference between “I care for you” and “I love you”?」
という質問と回答がありました。

ネイティブの人にとっても感じ方は違いますが、
同じ「好き」でもI care for you. という段階の次に I love you. が来るようです。

興味があったら、上記URLのやり取りを読んでみてください。

最後の人のコメントが特徴的です。
Care for you means he likes you but doesn’t want to commit, love means commitment.
“care for”は、好きだという意味だけど、コミット(約束)はしたくない。loveは、コミットしている事を意味している(あくまでも投稿者一人の意見です)。

careという単語も、辞書を調べると非常に多くの意味や使い方があり、使いこなせていない単語に入るような気がします。

簡単な単語ほど、意味に広がりがあり、マスターするのが大変なのですが、少ない単語力で表現力を上げるには、簡単な単語を使いこなす事も重要だと思います。

(参考)care(動詞)の構文
・care about 気にする
・care for 好む
・care to do ~したいと思う
・care for 人 to do 人が~することを好む
・care for 世話をする

一度careを辞書で調べてみて、careを使った例文を考えてみるのも勉強になると思います。気になったら辞書を調べる癖をつけるのが重要です。

ただ、辞書を持ち歩くのは大変なので、電子辞書やスマホのアプリなどがお勧めです。スマホのアプリは、好きな辞書を沢山入れる事ができるので非常に便利なツールです。


a bolt from the blue とは?

bolt は「雷、稲妻、」、the blue は、「青空」を指しています。

青空から雷が落ちてきたらビックリしますよね。
そこから、「予期せる突然の出来事、青天の霹靂」を指すようになりました。

a bolt from the blue という言い方と、a bolt out of the blue の2つの言い方があります(意味は同じ)。

事故・死・災害・転勤・辞任・サプライズ・・・など突然の事に使えます。

例)
His death was a bolt from the blue.
(彼の死は突然の事だった)

It was a bolt from the blue.
(それは晴天の霹靂だった)

この表現を使った新聞記事もいくつか見つかりましたが、以下が一番でしょう。

例)Mail Onlineより(27 August 2012)
Like a Bolt from the blue! Couple’s shock as Olympic sprint hero Usain turns up at their hotel wedding and poses for pictures
青天の霹靂のように!カップルの驚き、オリンピックの短距離競争のヒーローのウサイン(ボルト)が結婚式に現れ、写真にポーズをした。
http://www.dailymail.co.uk/news/article-2194334/Like-Bolt-blue-Couples-shock-Olympic-sprint-hero-Usain-turns-hotel-wedding-poses-pictures.html

もうお気づきだと思いますが、a bolt from the blueのboltとUsain Bolt(正式には、Usain St. Leo Bolt)のboltを掛け合わせています。

用語:
・sprint 短距離競走
・turn up (不意に)現れる(復習:12/17にも出てきました)
・pose ポーズする

■今回の重要語
a bolt from the blue, bolt, sprint, turn up, pose


affect と effect

これらの単語は、一緒に並べられると、一瞬「あれ?」と思ったりします。遠い昔、試験対策の単語帳に似たような単語として纏められていたような気がします。

紛らわしいので、affectとeffectの組で覚えるのはやめましょう。

affect は、influence と一緒に覚えると効果的です。

「affect と influence」

両方とも「影響を与える」という意味ですが、
affect は、直接的な影響で何かを変えてしまう、
influenceは、間接的な影響で性質などを変える
と覚えておくとよいでしょう。

例)

■affect
*Smoking affects our health.(喫煙は健康に影響を与える)
*Obesity affects our health.(肥満は健康に影響を与える)

喫煙や肥満は、健康に影響して、病気(癌、成人病など)へと変化させてしまいます。

affectは、どちらかというと悪い影響について言う事が多いようです。

■influence
*My father influenced me to study English.
父は私の英語学習に影響を与えた(父の影響で英語の勉強をした)。

*I was influenced by Steve Jobs.
私は、スティーブ・ジョブズの影響を受けた

行動や考え方などを変えた場合は、influenceを用います

■effect
書き出しが「affect と effect」だったので、effectにも簡単に触れておきます。

effectは、「結果」です。effect は、「cause and effect (原因と結果)」の組で覚えておくとよいでしょう。


likelyについて考えてみる

likely は、形容詞で、probably happen or is probably true(おそらく起きる、または、おそらく正しい(Longmanの定義より))という意味ですが、日本の辞書だと「ありそうな、本当らしい」といった訳語で説明されています。また、副詞では、probably(多分)と説明されています。

likelyは、使えそうで使えていない単語の部類に入る気がするので今回調べてみました。

例)Longmanより
*Snow showers are likely tomorrow.
雪が明日降りそうだ。

*a likely story
ありそうな話

*It’s likely that the company will cancel this contract.
その会社はこの契約をキャンセルする可能性があります。

It is likely that ~ の形式で「~(that節)の事が起きそうだ」という使い方になります。

■CNN記事内のlikelyの例

例)CNN Healthより(April 2nd, 2012)
Why stress makes colds more likely
http://thechart.blogs.cnn.com/2012/04/02/why-stress-makes-colds-more-likely/
なぜストレスは、風邪をひきやすくさせるのか

直訳にすると、「なぜ、ストレスは、風邪をひかせることをよりありそうにさせるのか」ですが少しわかりにくいので上のように訳しました。

その答えは、記事の第一文に書いてあります。
*Most of us know from experience that stress weakens our immune system.
(多くの人は経験から知っています、ストレスは免疫システムを弱くさせることを)

用語:
*weaken 弱くさせる
*immune system 免疫システム

例)CNN Moneyより(September 4, 2012)
Apple announces likely iPhone 5 event on Sept. 12
http://money.cnn.com/2012/09/04/technology/iphone-5-launch-date/index.html
アップルは、多分、9月12日のイベントでiPhone 5を発表しそうだ。

本文を読むと分かるのですが、この可能性は非常に高い事を示しています。よって、likelyは、可能性がとても高い時に使えるのが分かります。

上記記事のリンク先の画像の影には、「5」という数字が入っていて、非常に凝った予告の仕方になっています。

ネイティブによっても意見が分かれると思いますが、以下の記事(個人的意見)では、very likely が、90%以上の確率、probablyが、75%以上と書いています。
(参考:http://wiki.answers.com/Q/What_is_the_difference_between_very_likely_and_probably

likelyを副詞として使う場合は、very, more, most などと一緒に使う事が多いようです(上で紹介したCNNの記事では、more likelyという表現を使っていました)。

今まで、probablyを使う機会が多かった人は、likelyも使いこなせるようになるといいですね。

■ニュアンスの違いについての調べ方
最後に、同じような意味の単語のニュアンスの違いを調べ方について書いておきます。
1.英英辞典に語法が書いてある。
2.和英辞典に語法が書いてある。
3.1,2の方法でも分からない場合は、以下のキワードで調べるとかなりの確率でネイティブの意見を探すことができます(出来たら複数人の意見を調べると確実性が上がります)。

検索キーワード:「difference 調べたい単語1 調べたい単語2」

活用してみてください。


uncoverとは?

coverは、日本語にもなっている「カバー」の事なので、名詞で「カバー、覆うもの」、動詞で「覆う」という意味になります。覆うというイメージから、犯罪などを「隠す」という意味にもなります。

また、日本語でも「カバーしている」というように、何かの領域全体に及んでいるような時にも使えます。

un は、not の意味があり、逆の意味を作ります。
よって、uncover は、「おおいを取る」と言う事になりますが、ニュースなどでは、「(隠しているもの(秘密・陰謀など)暴露する、明らかにする」という意味で使われます。

例)CNNニュース(December 11, 2012 )より
Researchers hope to uncover who’s behind the ‘Mona Lisa’ smile
http://edition.cnn.com/2012/12/11/world/europe/mona-lisa-identity-research/index.html (映像のあります)
研究者たちは、モナリザの笑顔の背後にある人が誰なのかを明らかにすることを望んでいる

Lisa Gherardiniという、レオナルドダビンチの2番目の妻の遺体(remain)を調査し、頭がい骨(skull)の破片(fragments)を調べ
DNA鑑定(DNA Testing)までして、モナリザの秘密を明らかに(uncover)しようとしています。大変な作業ですね。

この記事の最初の文を引用します。
「Few paintings have been more viewed, more analyzed, studied and interpreted, than Leonardo da Vinci’s “Mona Lisa,” otherwise known as “La Gioconda.”」

用語:
*view 見る、調べる
*analyze 分析する
*study 研究する
*interpret 解釈する
*otherwise known as ~ 別名~で知られている

以下は英語の語順で理解する練習です。

まずは、訳しやすいように意味を区切っておくので、区切りごとに頭から理解するようにしてみてください。
Few paintings / have been more viewed, /more analyzed, /studied /and interpreted, /than Leonardo da Vinci’s “Mona Lisa,” /otherwise known as “La Gioconda.”

■参考訳(直訳)
Few paintings(ほとんど絵画はない) / have been more viewed,(調べられ) /more analyzed,(分析され) /studied(研究され) /and interpreted,(解釈される(絵画はほとんどない) /than Leonardo da Vinci’s “Mona Lisa,” (レオナルドダビンチのモナリザよりも)/otherwise known as “La Gioconda.”(別名ラ・ジョコンダと呼ばれているものよりも)

海外のニュース記事が読めるようになると、海外の情報を自力でキャッチできるようになるので、ニュース記事も少しずつ紹介していきたいと思いますが、語彙力と背景知識がとても重要になってきます。

ポイントは知らない単語があっても読み進める力が必要ですが、知らない単語がありすぎると、全く意味不明な文になってしまうので、ある程度の単語力増強は必須だと思っています。

■今回の重要語
cover, uncover, remain, skull, fragment, DNA Testing, view, analyze, study, interpret, otherwise known as


英語コメントについて(パート2)

以前も紹介しましたが、
Amazing Things in the World
https://www.facebook.com/AmazingThingsInTheWorld
というFacebookページには、綺麗な写真やかわいい写真などが毎日のようにアップされています。

見ているだけで楽しいのですが、世界中の人がコメントを書いているので、コメントの書き方などの勉強にもなります。

今回は、日本の写真をシェアします。
https://www.facebook.com/photo.php?fbid=438331612887225&set=a.342434892476898.89335.338077742912613&type=1&relevant_count=1

(参考)一般的なコメント例(前回のものに追加しています):
*Beautiful!
*So beautiful!
*Wow! (woooooow!のようにoを沢山書く人もいます)
*It’s sooo beautiful (sooo は、長く強調して言っているイメージです)
*I love it !
*Love it!
*Awesome! (米俗)すばらしい
*Amazing!
*That’s amazing.
*Cool! (俗)すばらしい~
*A great place to visit!
*Very nice!
*Very nice place!
*I’ve been there and it is amazing! (行ったことがある。すばらしい~)
*Been there. 行ったことがある
*I wish I could have gone there! (そこに行きたかったなあ~)
*stunning!(口語)すてき!素晴らしい!(stunには、動詞で「気絶させる」とい意味があります)
*What a stunning picture. なんて素敵な写真なんでしょう
*Breathtaking! あっと言わせるような、はらはらさせる
*Super すばらしい(superには、極上のという意味がある)
*Love to go there. (I’d love to go thereの略(是非行きたい))
*Perfect place for ~ (~にとって完璧な場所)
*I want to have a romantic night with (人) just looking at ~. ~を見ながら(人)とロマンチックな夜を過ごしたい。
*I would love to travel to (場所) with (人). (人)と(場所に)行ってみたい!
*We’re going there next year. 来年そこに行きます

(参考:「俗・米俗・口語」の記述は、Weblioの説明を根拠にしています)


some という単語の周辺

someは、日本語にすると、「いくつかの」という意味ですが、特に日本語に訳さなくてもよい場合が多いです。

疑問文や否定文にするときは、someをanyにするというのは習った事があると思います。

では、疑問文でsomeを使う場合はどうなるでしょう。

これは、肯定の答えを期待する時に使います。

一番典型的な例が以下の文です。

*Would you like some coffee?
コーヒーはいがかですか。

some は、可算名詞、不可算名詞の前に置いて使うことができます。
例)some cats(可算名詞), some money(不可算名詞)

■several
some のように「いくつかの」という数量を表す表現に severalがあります。

Longmanの定義より
[several]a number of people or things that is more than a few, but not a lot:
a few よりは多く、a lot よりは少ない

研究社の新英和中辞典によると、「おおむね3,4,5くらいの数で、a few よりは多くmanyよりは少ないという気持ち」があるそうです。一方、someは、茫然と「いくらか」を示すようです。大修館書店のジーニアス英和辞典には、”severalは、多いという含みがある「いくつか」で、a few は、少ないという含みがある「いくつか」”と説明されています。someは、茫然と不特定の数を指すそうです。

例)CNN(November 1, 2012)より
Several injured at USC Halloween party shooting
http://edition.cnn.com/2012/11/01/justice/california-usc-shooting/index.
数人がUSCのハロウィンパーティの乱射事件で怪我をした。

記事検索をしていて気が付いたのですが、こういった事件の怪我人の数にはseveralという単語がよく使われていました。

■今回の重要語
some, a few, several


behind bars とは?

barと言う単語を見て、何を思い浮かべますでしょうか。

棒、かんぬき、バレエの練習用のバー、酒場のバー・・あたりでしょうか。

法廷の一般席との境目の手すりもバーと言われるので、そこから、「法廷」、「弁護士業」という意味にもなっています。

また、棒が何かを遮るイメージから、「障害物」「邪魔物」という意味にもなります。

辞書を見ると意味が沢山ありすぎて、ここには書ききれないのですが、棒のイメージを膨らまして理解しておけばいいのかもしれません(気になる方は辞書を見てください)。

前置きが長くなりましたが、「bar の後ろにいる」という意味で、behind bars という言葉がありますが、これは、「獄中で」という意味になります。確かに、刑務所の牢屋にはbarがありますね。

■behind bars
獄中で

behind bars を使った例文を探してみました。

例)CNN(November 19, 2012 )より
A lifeline for kids growing up behind bars
http://edition.cnn.com/2012/11/19/world/cnnheroes-pushpa-basnet-interview/index.html
獄中で育つ子供達の頼みの綱

本文を読むと分かるのですが、ネパールでは、親が刑務所に入ると、育てる人がいなくなるので子供も一緒に入るケースがあるようです。そんな姿を見て、Pushpa Basnetという人が、刑務所の子供達を育てるための保育施設を作って活動しているという記事になっています。子供達を守ろうとする素晴らしい活動ですね。そこから、lifeline((子供たちの)頼みの綱)という言葉が使われています。

Pushpa Basnetさんは、CNNが選んだ英雄のトップ10に入っている方のようです(one of the top 10 CNN Heroes of 2012)。

この記事の最初の文を引用させていただきます。
Because Nepal lacks the social safety net that exists in most Western nations, many children there have little choice but to live in prison when their parents are incarcerated.

用語:
・safety net: 安全網、安全を保障するもの
・incarcerate:投獄する
・but 意外に
・little ほとんど~ない

用語を参考にして、もう一度上記の文を読み返してみてください。

以下は、上記英文が難しく感じられる人向けの参考資料です。

英文は頭から理解していくので、例えば以下のような区切りで理解していくといいと思います。決して日本語翻訳クラスのように英文の後ろから前に理解していくという事はしないでください。

Because Nepal lacks / the social safety net / that exists in most Western nations, / many children there / have little choice / but to live in prison / when their parents are incarcerated.

本来、英文は英語のまま理解していくの和訳する必要が無いのですが、ここでは勉強が目的なので直訳調で、頭から理解していくという方針で参考訳を書いておきます。

Because Nepal lacks (ネパールは欠けている)/ the social safety net(社会的なセーフティネットが(欠けている) / that exists in most Western nations, (それ(セーフティネット)は、西洋の国には存在しているが)/ many children there (多くの子供、そこ(ネパール)の)/ have little choice (ほとんど選択肢が無い) / but to live in prison (刑務所で生活する以外の(選択肢が無い))/ when their parents are incarcerated.(親が投獄された場合に)

この理解の仕方は、英文を読む時だけでなく、リスニングでも有効です。

今の学校英語教育がどうなっているのか分かりませんが、昔は、後ろから訳すという方式が一般的だったので、英文を後ろから訳しながら理解するという方式に慣れている方がいましたら、上記のように、頭から理解していくという方式に慣れるようにしてください。

■今回の重要語
bar, behind bars, safety net, incarcerate, but, little


landslide(地滑り)と選挙

landslide は、land (地面)+ slide(すべること)の組み合わせです。

landslide は、文字通り、「地滑り」という意味ですが、選挙の記事でもよく使われます。

landslide 圧倒的な勝利」を示し、landslide victory という言葉があります(意味は、landslideと同じ「圧倒的な勝利」)。

例)International Herald Tribune(October 25, 2012) A Landslide for Obama (If the World Got to Vote)の記事に以下のような書き出しがあります。

*If the rest of the world got to vote, President Obama apparently would be re-elected in a landslide.
もし世界中の人が投票するようになれば、オバマ大統領は、明らかに、圧倒的な勝利で再選するだろう。
(source: http://rendezvous.blogs.nytimes.com/2012/10/25/a-landslide-for-obama-if-the-world-got-to-vote/)

この例にあるように、in a landslide の形でよく用いられます。

また、「地滑り」という文字通りの意味でも使われます。

例)NewsOnJapan.comより
Train derails after landslide in Iyo city
地滑りで電車が脱線、伊予市。
(source:http://www.newsonjapan.com/html/newsdesk/article/97098.php)

用語:
・derail 脱線する
(deは「分離」を意味する接頭辞、rail は電車の「レール」)

■今回の重要語
landslide, vote, apparently, derail


ジャム(jam) という単語の広がり

パンなどに付けるジャム(jam)ですが、今回は、この単語に注目してみます。

交通渋滞の事を、traffic jam と言いますが、ここでのjamは、「混雑」とい意味です。

jam を動詞として使うと、「詰め込む」という意味になります。

そこで、パンなどに付ける「ジャム」についてもう一度考えてみます。例えば、イチゴジャムは、イチゴがぎっしり詰まったものになるので、ジャム(jam) と「詰め込む」の関連性が見えてきます。

交通渋滞も、車がぎっしり詰まった状態なので、a traffic jam のイメージが想像できます。

例)
*I’m fed up with a traffic jam.
交通渋滞にはうんざりだ。

いっぱい詰まった状態にjamが使えるので、すし詰め状態の電車(満員電車)の事を、jam-packed train と言ったします。

例)
*The train was jam-packed this mornig.
今朝は、満員電車だった。

「~ですし詰め状態」と言いたい場合は、前置詞with を使って、
「be jammed with」 の形式で言えます。

例)
*The bus was jammed with people.
バスは、すし詰め状態だった。

機械の故障にも、jamが使えます。
何か動いているものが詰まってしまった(止まってしまった)イメージを思い浮かべれば、機械が壊れる状況が理解できます。

コピー機やプリンターなどの紙詰まりは、a paper jam と言う事ができます。

ジャム(jam)という一つの単語で、表現力がかなり広がったのではないかと思います。

■今回の重要語
jam, be jammed with, jam-packed, fed up with


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