some という単語の周辺

someは、日本語にすると、「いくつかの」という意味ですが、特に日本語に訳さなくてもよい場合が多いです。

疑問文や否定文にするときは、someをanyにするというのは習った事があると思います。

では、疑問文でsomeを使う場合はどうなるでしょう。

これは、肯定の答えを期待する時に使います。

一番典型的な例が以下の文です。

*Would you like some coffee?
コーヒーはいがかですか。

some は、可算名詞、不可算名詞の前に置いて使うことができます。
例)some cats(可算名詞), some money(不可算名詞)

■several
some のように「いくつかの」という数量を表す表現に severalがあります。

Longmanの定義より
[several]a number of people or things that is more than a few, but not a lot:
a few よりは多く、a lot よりは少ない

研究社の新英和中辞典によると、「おおむね3,4,5くらいの数で、a few よりは多くmanyよりは少ないという気持ち」があるそうです。一方、someは、茫然と「いくらか」を示すようです。大修館書店のジーニアス英和辞典には、”severalは、多いという含みがある「いくつか」で、a few は、少ないという含みがある「いくつか」”と説明されています。someは、茫然と不特定の数を指すそうです。

例)CNN(November 1, 2012)より
Several injured at USC Halloween party shooting
http://edition.cnn.com/2012/11/01/justice/california-usc-shooting/index.
数人がUSCのハロウィンパーティの乱射事件で怪我をした。

記事検索をしていて気が付いたのですが、こういった事件の怪我人の数にはseveralという単語がよく使われていました。

■今回の重要語
some, a few, several