英語表現

動植物の単語

今回は、動植物の単語を20個纏めてみました。

次の1~20の単語は、どういう意味でしょうか。
答えは、下に書いてあります。

1.kitty
2.puppy
3.morning-glory
4.retriever
5.lotus
6.camellia
7.hydrangea
8.swine
9.quail
10.mole
11.dandelion
12.red spider lily
13.forget-me-not
14.wild boar
15.racoon dog
16.crane
17.goldfish
18.earthworm
19.rape blossoms
20.wisteria

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答え:

1.子猫
2.子犬
3.朝顔
4.猟犬
 ゴールデン・レトリーバー(golden retriever)のretrieverです。
5.はす
6.つばき
7.あじさい
8.(文語、集合的に)豚。通常は、pigを使う。hogは、去勢された食用豚。
9.ウズラ
10.モグラ
11.タンポポ
12.彼岸花 (spider(クモ)に見えるのですね)
13.忘れな草(アラスカ州の州花にもなっています)
14.イノシシ
15.タヌキ
16.鶴(建築用のクレーン車もcraneですが、鶴の形に似ていますね)
17.金魚
18.ミミズ
19.菜の花
20.藤

いかがだったでしょうか。

分からない単語もあったかもしれませんが、少しずつ覚えていきましょう!後日、復習記事として再掲載します。


丁寧な依頼に使う perhaps とは?

perhapsは、「多分」という意味で、maybeに近い意味になります。

ジーニアスの英和辞典によると、maybeの確信度は、35-50%、perhapsは、30%以上と書かれていますが、研究社 新英和中辞典には、perhapsは、確実性の大小は問題にしていないと記載されています。そこで、ジーニアスの英和辞典では30%以上という表記になっているのだと思います。

今回紹介するperhapsは、「多分」の意味の方ではなく、丁寧な依頼に使うperhapsです。

形は、Perhaps ~ could ・・・・になります。

日本語にすると、「できましたら~していただけるとありがたいのですが」といった意味になります。

例)
*Perhaps you could pass me the salt.
(塩を取っていただけるとありがたいのですが)

*Perhaps we could meet for lunch today?
(よろしければ、今日、一緒に昼食でもいかがですか)

could以外にも、wouldなども使われます。

例)ジーニアス英和辞典より
*Perhaps you’d like to join us?
(私達とご一緒してくれますか)

このperhapsの用法は、Longmanの英英事典によると、”spoken”と説明されているので、口語で使う丁寧な言い方になります。


as of today とは?

as of~ には、「~の時点で、~現在で」という意味があります。

よって、as of todayは、「今日現在」という意味になります。

また、”as of [日付]” の形式で「[日付]現在」となります。

例)Tanaka Corpusより
As of today, we haven’t had an answer from him.
(今日現在、彼からの返事をもらっていません)

例)
The Facebook page has, as of January 25th, over 900,000 fans.
(そのFacebookページには、1月25日現在、90万人以上のファンがいる)

as of には、法律系でstarting from a particular time or date(特定の時間や日から始まる)という意味もあります。

例)NAVER英語辞書より
The new law is in effect as of tomorrow.
(新しい法律が明日より試行される)


narrow は「狭い」だけではない

narrowは、 wide(広い)の反対で、「狭い」という意味です。

それでは、narrow victoryの、narrowはどいう意味でしょうか。

「狭い勝利」から創造力を膨らますと、勝ち負けの差が「狭い」、つまり、日本語にすると「かろうじて」という意味になります。

よって、narrow victoryは、ちょっとの差で勝つこと、つまり、「辛勝」という意味になります。

narrow victoryの逆は、narrow defeat(きわどい敗北)。

例)ジーニアス英和辞典より
*The bill was approved by a narrow majority.
(その法案は、ギリギリ過半数で承認された)

狭いという意味では、空間的に狭いだけでなく、心が狭い時にもnarrowが使えます。

・narrow-minded(心が狭い)

narrowには、動詞としての使い方もあります。
動詞の意味は、「狭くなる、細くなる」です。

例)Longmanの英英辞典より
*He narrowed his eyes and gazed at the horizon.
(彼は、目を細めて、地平線をじっと見つめた)

narrowの意味の広がりが少し見えてきたのではないかと思います。


as the crow flies とは?

英語には、動物を使ったイディオムが多いですね。

以前、crow’s feet 「目じりの小じわ」を紹介しましたが、今回もcrow(カラス)の登場です。

as the crow fliesは、in a straight line(直線で、直線距離で)という意味になります。

カラスは、目標に向かってまっすぐ飛ぶことから、このような意味が生まれたそうです。

例)Longmanの英英辞典より
ten miles from here as the crow flies
(直線距離でここから10マイル)

カラスが、ガーガー鳴く声は、croakです。
カラスだけでなく、カエルの鳴き声もcroakになります。
なんとなく、似ていますよね。

croakは、動詞にもなり、「ガーガー鳴く」という意味にもなります。

(劇場などの)荷物の一時預かり所は、cloakroom(米では、checkroomやcoatroom)ですが、こちらは、Lの発音になります。


aboutの世界

aboutの概念は、あるものの「周辺」です。あるものの中心の周りに広がりがある感じです。
一番簡単な例が、think about~ 「~について考える」です。考える中心とその周辺もふくめて考えている様子が伝わっています。
この場合は、周辺というより「関連」と言った方が分かりやすいかもしれません。
それでは、aboutが付く動詞を見てみましょう。
英語の定義は、すべてLongmanの英英辞典から引用しています。
■come about
to happen, especially in a way that is not planned:
(発生する、特に、予定されていない方向で)
=>周辺に何かがやってくるイメージですね。
例)Longman英英辞典より
*How did this situation come about?
(どのようにしてこのような状況が起きたのですか?)
 =>予定外(想定外)の状況ですね。
*How did ~ come about? という形で沢山例文が作れます。
例)
*How did the accident come about?
(どのようにしてこの事故は起きたのですか?)
■set about
to start doing or dealing with something, especially something that needs a lot of time and effort:
(何かをしたり取り扱ったりすることを始める、特に、時間と努力を要する事を始める時)
=>これは周りにいろいろとセットして「さあ始めよう~」というイメージです。
例)NAVER英語辞書より
*He set about finding some way to make money.
(彼はお金を稼ぐ方法を探し始めた)
■bring about
to make something happen [= cause]:
(何かを起こす)
=>周りに何かを持ってくるイメージです。つまり「引き起こす」
*Poverty brings about many social problems.(ジーニアス英和辞典より)
(貧困は沢山の社会問題を引き起こす)
<come aboutとbring about >
come aboutは、目的語を取らない動詞句、bring aboutは、目的語を取る動詞句です。
形式:
S come about. Sが起こる
S bring about O. SがOを引き起こす
似たような意味ですが、微妙に違いますね。


crow’s feet とは?

crowは、カラス、feetは、footの複数形。よって、crow’s feetは、カラスの足となりますが、これは、「目じりの小じわ」を指します。
カラスの足跡に似ているという発想なのでしょう。
crow’s feetで検索した所、以下のサイトが見つかりました。
How to Get Rid of Crow’s Feet
(目じりの小じわを取り除く方法)

http://health.howstuffworks.com/skin-care/beauty/anti-aging/get-rid-of-crows-feet.htm

「しわ」を意味する単語は、wrinkleになります。これは、可算名詞です。
例)研究社英和中辞典より
You’ve got wrinkles round your eyes.
(目のまわりに小じわがでてきた)
wrinkleは、皮膚のしわだけでなく、紙・衣類のしわにも使います。
例)How to Travel Wrinkle Free
(しわにならないで、旅行する方法)

http://www.wikihow.com/Travel-Wrinkle-Free

wrinkle free(しわにならない)という言葉も覚えておきたいですね。
例)Weblioより
a wrinkle-free white shirt
(しわにならないワイシャツ)


in spite of の spite とは?

in spite of は、「~にもかかわらず」という意味で記憶している方も多いと思います。
例)
*We went out in spite of the rain.
(雨にもかかわらず、私達は外出した)
ここで疑問に思うのが、spiteの元の意味です。
Longmanの英英辞典より
[spite]a feeling of wanting to hurt or upset people, for example because you are jealous or think you have been unfairly treated
(傷つけたり、人の心を乱したいという感情、例えば、嫉妬や不公平な扱いを受けたと考えて)
日本語訳は「悪意」になります。
例)
*She broke it out of spite.
(彼女は、腹いせにそれを壊した)
in spite of と同じで、「~にもかかわらず」という意味の言葉に、despite(前置詞)があります。
despiteは、in spite of より堅い言葉で、新聞などで出てきます。
例)
*Despite one’s effort, ~ (いくら頑張っても、~)


推量のshouldは便利!

shouldという助動詞を、「~すべき」というような意味で覚えている方も多いのではないでしょうか。
この用法は、義務のshouldという使い方ですが、shouldには推量の用法もあります。
推量の確実性は、mayより高く、mustよりは低いという位置づけになります。
Longmanの英英辞典で、推量というカテゴリーに入る定義を抜き出すと以下のようになります。
[should]used to say that you expect something to happen or be true:
(何かが起きるだろうと言いう時に使ったり、何かが本当であろうと言う時に使う)
例)Longmanの英英辞典より
*It should be a nice day tomorrow.
(明日は、天気になるだろう)
*Australia should win this match.
(オーストラリアがこの試合に勝だろう)
shouldは、可能性が高い場合に使います。
mayを使うと、可能性が低くなりすぎるけど、絶対そうであるとは言い切れない時などには、shouldを使うと便利ですね。


現在完了のほうがよい場合(lose)

以下の2つの文を読んでみてください。
現在完了:I have lost my credit card.
過去形:I lost my credit card.
現在完了は、クレジットカードを紛失して今も見つかっていない状態を意味します。過去形の方は、クレジットカードを過去になくして、現在はどうなっているかという情報がありません。
ある文献では、過去形を使うと、もう見つかったと考える人がいると記載されていました。そこで、ネイティブに確認してみたところ、他のクレジットカードに変更したのでしょうと解釈したようです。
つまり、過去形の形で言ってしまうと、ネイティブによって現在の状態の解釈はいろいろとあるということになってしまいます。
そこで、クレジットカードを紛失して今も無い状態の場合は、現在完了を使った方が正確に伝わります。
このような視点で例文を見ると、現在完了の例が多いです。
例)ジーニアス英和事典より
*I’ve lost my key.
(カギをなくしてしまった)
*I have lost my ticket.
(切符をなくしてしまった)
「なくした」と日本語の感覚で伝えたい場合は、現在完了の方が正確に伝わりますね。


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