英語表現

10 customs you must know before a trip to Japan

10 customs you must know before a trip to Japan
(日本に旅行する前に知っておかないといけない10の習慣)

matadornetwork.comというサイトに、上記のようなタイトルの記事がありました。

日本の文化を英語で学ぶことができるので、興味がありまましたら、全部読んでみると勉強になると思います。

URL:

http://matadornetwork.com/abroad/10-japanese-customs-you-must-know-before-a-trip-to-japan/

この記事には、以下の10個のポイントが述べられています。

1. Addressing Someone, Respect
2. Table Manners
3. No Tipping
4. Chopsticks
5. Thresholds
6. Masks
7. Conformity
8. Bathing
9. Speaking English
10. Safety

今回は、これらの中から、1番目のお辞儀に関する記事に使われている単語をピックアップしてみます。

*address 話しかける
*bow お辞儀をする
=>発音が「バウ」となることにも注意
*nothing less than~ まさに~だ
*pound たたく(重量の単位:ポンドと同じ綴り)
*duration (持続)期間
*inclination 傾けること(動詞は、incline「傾ける、心が傾く、したいと思う」)
*suffice 十分である
*proportionate (=proportional)比例した、釣り合った
*elevation 高さ、高めること、気高さ(動詞は、elevate「高める、持ち上げる」
 =>elevator「(米)エレベーター((英)はliftを使う)」
*insult 侮辱する
*attach 付ける、取り付ける
 =>(例) attached file「添付ファイル」
*suffix 接尾辞(<=>接頭辞は、prefix)

これらの意味を理解したら、是非、原文を読んでみてください。

外国人の視点から見た日本の習慣なので、新しい発見があるかもしれません。


pose(ポーズ)のもう一つの意味

日本語にもポーズという言葉がありますが、英語のposeも同じで、「ポーズ、姿勢」という名詞の意味と、「ポーズをとる」という動詞意味があります。ここまでは、日本語の知識で解決できますが、以下の場合はどうでしょう。

*pose a significant risk

例)VOAニュースより(September 18, 2013)
The World Bank warned warming global temperatures would pose a significant risk to India, causing extreme drought in some areas and extreme flooding in others.

(世界銀行は、次の事を警告している。地球の温暖化は、インドにとって重大な危険を引き起こすことになるだろう、つまり、地域によっては、深刻な干ばつや洪水を引き起こすことになるだろう)

http://www.voanews.com/content/indian-states-share-action-plans-on-climate-change/1752113.html

Longmanの英英辞典でposeの動詞用法を見ると、一番最初に次のような定義があります。
「to exist in a way that may cause a problem, danger, difficulty etc」(問題、危険、困難などを引き起こしそうな方法で存在する)

poseは、threat, danger, riskなどと一緒に用いられます。

ここまで理解すると、以下の見出しは簡単に意味が分かるようになります。

例)VOAニュースより(April 01, 2013)
New Mobile Apps Could Pose Threat for Facebook
(新しいモバイルアプリはFacebookにとって脅威となるだろう)

http://www.voanews.com/content/reuters-new-mobile-apps-could-pose-threat-for-facebook/1632386.html

Longman英英辞典の定義通りに考えると、「脅威となる方法で存在する」ということになります。

couldは、可能性を示す用法ですね。

poseのこのような意味は、少し堅めの表現ですが、ニュース記事などではよく出てくるので覚えておきましょう。


医療系単語 (一部追加)

日常的によく使う医療系単語なのに英語にすると分からない物が沢山あります。

難しい単語もありますが、今回は、医療系単語を20個集めてみました。

*やけど burn(火によるやけど),scald(熱湯・湯気によるやけど)

*捻挫(ねんざ) sprain,twist
 sprainは、動詞で「捻挫する」という意味もある
例)sprain one’s ankle 足首をねんざする

*脳卒中 stroke
strokeは、「打つこと、打撃、一撃」という意味
*糖尿病 diabetes

*打撲 bruise
bruiseは、動詞で「打撲傷を与える、(果物・金属)傷つける」という意味がある

*おたふくかぜ mumps

*歯垢 plaque

*はしか measles

*水ほうそう chicken pox

*インフルエンザ influenza (口語 flu)

*熱中症 heatstroke 熱中症

* すり傷、かき傷 scratch
scratchは、動詞で「ひっかく」という意味がある

*切り傷 cut

*鼻血 nosebleed
 bleedは、動詞で「出血する」という意味

*(事故などによる)傷害 injury

*(刃物・銃砲などの)傷 wound

*高血圧 hypertension, high blood pressure

*心筋梗塞 myocardial infarction (口語)a coronary
 cardiac infarction, heart attack
 =>coronaryは、冠状動脈血栓症の略称なので厳密には違いますが、俗にmyocardial infarctionの意味で使われるそうです(Weblioより)。heart attackが一番分かりやすいですね。

*虫歯 cavity, decayed tooth
decayは、動詞で「腐る、腐敗する」という意味

*胃潰瘍 stomach ulcer, gastric ulcer
ulcer 潰瘍 (例:口内炎 mouth ulcer)
gastric 胃(部)の
多少難しい単語もありますが少しずつ慣れていけばいいと思います。

例)CNNニュースより(June 20, 2013 )
Heart attacks can happen at any age
(心筋梗塞はどの年齢でも起きる可能性がある)

http://edition.cnn.com/2012/09/07/health/young-heart-attacks/index.html


muchの使い方

英語学習者なら誰でも知っている簡単な単語:muchですが、意外と使いこなせていないかもしれません。

まずは、muchが数量を表す場合は、肯定文ではあまり使われないという事をご存知でしょうか。

Longmanの英英辞典に以下のような説明があります。
「When much is a quantifier, it is used mainly in questions and negative sentences.」

quantifierは、文法用語で「数量詞」という意味になります。
つまり、muchは、不可算名詞の前に付く数量詞で、manyは、可算名詞の前に付く数量詞ということができます。

Longmanの英英辞典の説明には、
「muchが、数量詞として使われる場合は、主に疑問文や否定文で使われる」と書いてあります。

つまり、 I don’t have much time. と言うことはできるけど、I have much time.とはあまり言わないことになります。
肯定文では、a lot of や plenty of が代わりに使われいます。

上の例では、I have a lot of time.になります。

Longmanの英英辞典には、以下のような例文があります。

例) Kurama has a lot of snow (NOT Kurama has much snow).
(鞍馬には雪がいっぱい積もっている)

=>Kuramと書いてありますが、多分、京都の鞍馬の事だと思います。
 詳細:http://www.japan-guide.com/e/e3933.html

ただし、ずべての肯定文でmuchが使われないというわけではありません(ここが難しいところ)。

too, as, soと一緒の場合は、肯定文でもmuchが使われます。
また、muchが副詞として使われる場合は、比較級の強調に使うことができます。

muchについて細かくと長くなってしまうので、一度辞書で調べてみてください。

疑問文として使われる例を、CNNから拾ってみました。

例)CNN Moneyより
How much money will I need in retirement?
(定年退職時にいくらのお金が必要ですか?)

http://money.cnn.com/retirement/guide/basics_basics.moneymag/index5.htm


calf の2つの意味

calfという単語には大きく分けて2つの意味があります。

1つ目の代表的な意味は、「(生後1年以内の)子牛」。ただし、子牛だけでなく、(カバ、サイ、ゾウなどの)幼獣という意味もあります。

例)VOAニュースより(November 09, 2011)
A black rhinoceros calf born at a zoo stays close to his mother.
(動物園で生まれた黒いサイの子供がお母さんに寄り添う)

http://www.voanews.com/content/western-black-rhino-of-africa-declared-extinct-133631003/159154.html

calfの2つ目の意味は、「ふくらはぎ」です。

よって、ふくらはぎのけいれん(こむら返り)は、a calf crampと表現できます。

例)The Natural Fitness Trainers Associationの記事より
A Better And Smarter Method Of Treating A Calf Cramp.
(ふくらはぎのこむら返りにを扱う、より良い、そして賢い方法)

http://www.naturalfitnesstrainers.com/SR_calf_cramps.htm

calfの「l」は発音しないので、こちらも注意しておきましょう。


ロケットの打ち上げ:lift off, launch

2013年9月14日に宇宙航空研究開発機構は、新型国産ロケット「イプシロン」を打ち上げましたが、今回は、ロケット関連の記事で欠かせない言葉、「打ち上げ」について取り上げてみます。

まずは、VOAニュース(September 14, 2013)の見出しより

Japan’s New Rocket Lifts Off
(日本の新しいロケットが打ち上げ)

http://www.voanews.com/content/japans-new-rocket-lifts-off/1749650.html

ここでは、lift offという言葉が「打ち上げ」という意味で使われています。

次に、同記事の本文から引用します。

Japan has launched a new rocket that it hopes will be a less expensive and more efficient way of sending satellites into space.

(日本は、新しいロケットを打ち上げました。それは、今までより低価格・高効率な方法で衛星を宇宙に送ることができるだろうと期待されています)

ここでは、launchを「打ち上げる」という意味で使っています。

launchは、「(何か重要な事を)始める」というのが元の意味(辞書の最初に定義されている)ですが、ロケットの打ち上げも”空へ飛び始めた”と考えると「打ち上げる」という意味と繋がってきますね。

パソコンのプログラムを開始させる(起動させる)時もlaunchが使えます。

発音がlunch(昼食)にならないように注意したいですね(辞書で確認してみてください)

同記事には、lift-off を名詞として使っている例がありました。

Lift-off had originally been scheduled for two weeks ago, but the attempt was suspended with just 19 seconds to go due to a computer glitch.

用語:
・suspend 中止する
・glitch (機械の)故障

本当は、2週間前に予定されていた打ち上げが、打ち上げ直前で中止になったという説明がされていますが、この文で過去完了が使われている事も注目しておきたいですね。


Facebookをやっていますか?を英語にすると (一部追加)

Are you on Facebook? になります。

例)CNN iReportより(May 18, 2012)
“Hey, my name is Aaron, are you on Facebook?”
(http://ireport.cnn.com/docs/DOC-791478)

onは、「~の上に」という意味で”接触”している状態を意味します。on Facebookという表現は、on the phoneのonに似ていますね。

例)
*He is on the phone now.
(彼は現在電話中です)

同じように、「ツイッターをやっていますか」は
Are you on Twitter?
になります。

Twitterの元の意味は、「(小鳥の)さえずり」という意味です。

FacebookやTwitterなどのネット系のコメントには暗号のようなものが多いですね。

例えば、
CU (=see you)
L8R (=later)
B4 (=before)
2 (=to, too)
PLS,PLZ (=please)
UR (=your, you’re)
LOL (= laughing out loud (大笑い))
OMG (= oh my God)
BTW (=by the way)
など。

こういった略号は、以前少しだけ纏めた事があるので、こちらも参考にしてください。

http://english.studynet.jp/blog/words/552/


1日の時間帯の纏め

時間帯の表現はいろいろとありますが、頭の整理の為に纏めてみます。

・daybreak 夜明け
・sunrise 日の出
・dawn 夜明け
・breakfast-time 朝食時
・morning 午前
・daytime 昼間
・lunchtime 昼休み
・afternoon 午後
・dusk 夕暮れ
・nightfall (古風な言い方)夕暮れ(=dusk)
・twilight 黄昏時
・sunset 日没
・evening 晩
・suppertime 夕食時
・night 夜
・nighttime 夜間
・bedtime 就寝時
・dinnertime ディナーの時間(昼食か夕食のどちらか)

(補足)dinnerは、1日の中のメインの食事の事を指すので、夕食の時もあるし、昼食の時もあります。

例)CNNニュースより(August 12, 2013)
12 superb sunset spots around the world
(世界の12の素晴らしい夕暮れスポット(サンセットスポット))

http://edition.cnn.com/2013/08/08/travel/12-sunsets/index.html

用語:
・superb すばらしい

例)Longmanの英英辞典より
I can’t sleep in the daytime.
(私は昼間に寝ることができない)


unrivaled とは?

unrivaled の最初のunを取って、最後のedを取ると、ライバル(rival)という日本語が出てきます。

rivalは、日本語の「ライバル」、つまり、「競争相手」という意味になります。

rivalには、「競争する」という動詞の使い方もあります。

そこで、unrivaledは、unの否定の意味が入って、「(formal)無敵の、比類ない」という意味になります。

例)
Weekender Tokyo September 2013(無料雑誌)の長崎特集の所で、長崎の事を、leisure spots unrivalled in Japanと言っていました。

レジャースポットは日本中に沢山ありますが、この記事の筆者は、長崎の良さを強調してunrivalledを使っているのだと思います。私は長崎に行った事がないのですが、実際に行ってみるとunrivalledなのでしょう。

例)CNNのスポーツ関係の記事より(May 14, 2013 )
Serena Williams’ dominance unrivaled in women’s tennis
(セリーナ・ウィリアムズは、女子テニス界で無敵の存在だ)

http://sportsillustrated.cnn.com/tennis/news/20130514/serena-williams-wta-rivalries/

用語:
・dominance 優越、支配

このあたりまで読んでくると、unrivaledのニュアンスが分かってくると思います。

CNNの旅行ページに以下のような表現があります。
unrivaled atmosphere of peace and tranquility

元記事は以下のリンク先にありますが、この写真を見たら、確かにunrivaledだと思うでしょう。日本語に訳さず、英語のまま雰囲気を味わって欲しいです。

http://edition.cnn.com/2011/09/16/travel/romantic-castles/index.html

用語:
・atomosphere 雰囲気
・tranquility 静寂

いろいろな所でunrivaledという単語は使われているので、覚えておくとよいでしょう。

最後に、イギリス英語では、unrivalled、アメリカ英語では、unrivaledという綴りになります。

よって最初に紹介した雑誌は、イギリス英語の綴り、次に紹介したCNNはアメリカなので、アメリカ英語の綴りになっています。

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(追加)少し記事の補足をさせてください。

ホテルの写真へのリンクを張りましたが、その写真のホテルの説明には、unrivaledという単語は使われていませんでした。

unrivaledを使って説明しているホテルは、こちらでした。http://www.amberleycastle.co.uk/

ただし、写真で紹介したホテルにもunrivaled atmosphere of peace and tranquilityの雰囲気は出ています。

よろしくお願いします。


envelopeの意味の広がり

この言葉で、すぐに思い浮かぶのが「封筒」です。

例えば、返信用封筒は、a return envelopeと言います。

今回は、Merriam-Websterの辞書を使って、return envelopeの定義を見てみましょう。定義の中で説明された用語からも学べる事は多いです。

[return envelope] stamped and self-addressed envelope enclosed with a mailed communication for the requested reply
(切手が貼られて、住所が書かれている封筒で、返信を求めるためにメールに同封されたもの)

envelopeには、a layer of something that surrounds something else(何か他のものを囲む何かの層)という意味があります。

例)Longmanの英英辞典より
*an envelope of gases around the planet
(惑星の周りのガスの層)

この意味に関連して、push the envelopeという表現があります。

■push the envelope

Longmanの英英辞典より
[push the envelope] American English, to try to go beyond the normal limits of something
(アメリカ英語、通常の限界を超えようとする)

envelopeという限界を押すイメージから限界を超えるという意味に繋がっていると想像できます。

例)CNNニュースより(April 14, 2006)
Quirky card company pushes envelope
(奇妙なカード会社が限界を超える(=>想像的になる))

http://edition.cnn.com/2006/US/04/12/otr.quiplip/

ビジネスを成功させるためには、push the envelopeという考えは重要ですね。


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