英語表現

learnは、「学ぶ」という意味だけではない

learn English の learn は、「学ぶ、習得する」という意味ですが、他の使い方もあるので今回紹介します。

例)Longmanの英英辞典より
・She was surprised to learn that he was a lot older than she had thought.
(彼は思っていた以上に歳をとっていたのを知って、彼女は驚いた)

この例文で使われいてる learnは、「分かる、知る」という意味で、find outという意味になります。

ただし、この用法はformalな表現になります。

learnの目的語には、「知る、分かる」対象になる名詞(news,detail,truthなど)か、that節、whether/who/whyなどが入ります。

例)CNNより(October 1, 2013)
I think a lot of voters would be surprised to learn that members of Congress can continue to collect a paycheck during the shutdown.
(多くの有権者たちは、政府のシャットダウン中も議員が給料をもらっている事を知って驚くだろう)

http://edition.cnn.com/TRANSCRIPTS/1310/01/nday.02.html

用語:
・paycheck 給料,給料の小切手

最後に、learn「学ぶ」という単語に似た単語でstudyがあります。
learnには、「gain knowledge(知識を習得する、身につける)」という含みがありますが、studyは、単純に「勉強(研究)する」という意味になります(ジーニアス英和辞典の語法より)。


「一戸建て」を英語にすると?

これは、発想を変えて、一つの家族が一つの家に住むと考えると、

single-family house

という表現が出てきます。

ただし、一戸建ては、いくつか呼び方があり、

他と分離されているというイメージのdetachを使って

detached house

とも言うことができます。

detachは、「引き離す」という動詞です。

houseの代わりに、homeを使う場合や、上記表現を組み合わせて、

single-family detached home

と言うこともできます。

参考:Wikipedia(http://en.wikipedia.org/wiki/Single-family_detached_home)

mansionという言葉もありますが、こちらは「大邸宅」を指すので注意が必要です。

また、日本語のマンションは、apartment(主に米)、または、flat(英)です。

日本語のマンションには、apartmentの他に、condominium(略して、condo)(米)という言葉もあります。

apartmentが賃貸マンション、condominiumは、分譲マンションになります。

参考:Difference between Apartment and Condo?

http://www.ask.com/question/difference-between-apartment-and-condo


新しい時代に advent

adventという言葉を聞いた事がありますでしょうか。

日本語にすると、「~の到来」といった訳語になります。

Longmanの英英辞典の定義は、以下の通りです。
[advent]the time when something first begins to be widely used:
(何かが最初に多くの人に使われ始める時)

VOAニュースに以下のような文がありました。

例)VOAニュースより(December 31, 2013)
The advent of social media has made it easier to see what the world cares about, or at least what people are sharing (and in some cases, oversharing) on Facebook, Twitter and other platforms.

ソーシャルメディアの到来によって、世界が何に関心があるか、または、少なくとも人々が、FacebookやTwitter、その他で何をシェアしているか(ある場合においては、シェアしすぎているか)を簡単に知ることができる。
(http://www.voanews.com/content/the-year-in-social-media-facebook-twitter-youtube-tumblr/1821066.html)

ソーシャルメディアとは、ここにも書いてある通り、FacebookやTwitterなどを指します。

この記事では、ソーシャルメディアに登録されているキーワードを分析すると、世界の関心事が分かると書いてありますが、アメリカの場合は、 Super Bowl, government shutdown and the Boston Marathonの3つだそうです。

世界的には、新しいローマ教皇 Pope Francis が一番トピックとして扱われたそうです。

それから、世界的にチェックインが多かった所はどこだと思いますでしょうか。

答えは、ディズニーランドだそうです。

興味がありましたら、上記リンク先の記事を読んでみてください(比較的短い文章です)。


新年の熟語は、usher in

皆様、新年あけましておめでとうございます。
去年も365日、1日2回投稿という目標を達成しました。今年も同じように投稿を続ける予定ですので、これからもよろしくお願いいたします。

新年を迎える時によく使われるのが、usher in(到来を告げる) という熟語です。今日は、この例文を紹介します。

新年の記事で注目したいのが、ドバイの花火。世界記録になるほどの派手な花火です。

・gulfnews.comより(January 01 2014)
A spectacular display of pyrotechnics ushered the New Year in Dubai, with fireworks decorating UAE night sky, creating a new world record.

(華々しい花火がドバイの新年の到来を告げた。アラブ首長国連邦の夜の空を花火で飾り、世界記録にもなっている)

http://gulfnews.com/news/gulf/uae/general/dubai-ushers-in-new-year-with-fireworks-world-record-1.1272663

用語:
・spectacular 華々しい
・display 展示、表示
・pyrotechnics 花火
・UAE(United Arab Emirates)(アラブ首長国連邦)

・同記事より
Families, with children only months old, stationed themselves from as early as 5pm to get the best possible view of the spectacle.
(数ヶ月の赤ちゃんを連れた家族は、早々と午後5時から場所をとって、花火のスペクタクルをベストな状態で見えるようにした)

・station oneself 位置につく
・spectacle ショー、スペクタクル

この文で使われている、station oneself という使い方も使えそうなので覚えておきたいですね。


come up with とは?

この熟語は、とてもメジャーな表現なので、一度は学習した事がある方も多いと思います。

Longmanの英英辞典の定義によると、to think of an idea, answer(アイディアや答えを思いつく)という意味になります。

=>think of には、「思いつく、思い出す、想像する」などの意味があります。

with の後ろには、plan, idea など”思いつくもの”が入ります。

例)Longmanの英英辞典より
We’ve been asked to come up with some new ideas.
(私たちは、新しいアイディアを考えるように依頼された)

=> ask は、「尋ねる」ですが、「依頼する、求める、頼む」という意味もあるので注意。

例)VOAニュースより(November 25, 2013)
NATO has to come up with proposals.

http://www.voanews.com/content/natos-post-2014-afghan-mission-uncertain/1797517.html

何か考えなどが思いつかない場合は、
I haven’t come up with ~ という表現が使えます。

すぐにアイディアなどが思いつかない場合に使えそうな表現ですね。


wrapは、ラップ?

日本語でも、ラップするとかラップと言いますが、元々は、wrapから来ています。

wrap(最初のwは発音しない)は、「包むもの」という意味です。

Longmanの英英辞典の定義を引用すると、
「a type of thin clear plastic that is used to cover food」
(食品を覆うのに使う薄くて透明なプラスチック)

食品だけでなく、いろいろな包むものに使えます。

例えば、赤ちゃんを包む方法(Baby Wrap Instructions)を紹介したサイトがありました。

http://www.bobafamily.com/support/boba-instructions/baby-wrap/

wrapには動詞の使い方もあり、「包む」という意味にもなります。

例)wikiHowより
How to Gift Wrap a Plate
(贈り物用にお皿を包む方法)

http://www.wikihow.com/Gift-Wrap-a-Plate

ここでは、gift wrap (または、gift‐wrap)「贈り物用に包む」という意味でwrapという動詞で使っています。

ここまでは、ラップ(包む)という意味から想像しやすい意味になりますが、最後に、wrap up とは何でしょうか。

wrap up は、「(会議、会合などを)終わらす、終了する」(自動詞と他動詞の意味があります)という意味になります。

Let’s wrap up the meeting. と言えば、「会議を終わりにしましょう」という意味になります。

例)VOAニュースより(October 25, 2013)
Presidential Election Wraps Up in Madagascar
(マダガスカルの大統領選挙が終わった)

http://www.voanews.com/content/presidential-election-wraps-up-in-madagascar/1777034.html

マダガスカルは、アフリカ大陸の横にある大きな島国です(日本の面積の1.6倍)。

http://en.wikipedia.org/wiki/Madagascar

関係ないけど、ラップミュージックのラップは、rapと綴ります。
発音は、wrapと同じです。


ビジネス英単語

今回は、ビジネス系でよく出てくる単語を10個ピックアップして問題を作ってみました。

次の単語の意味は何でしょうか。

A.trademark
B.mail order
C.deficit
D.brochure
E.wholesale
F.PIN number
G.expenditure
H.goodwill
I.acquisition
J.alliance

————————————–
答え:

A.商標
B.通信販売
C.赤字、不足
=>貿易赤字は、trade deficit、貿易黒字は、trade surplus 
D.パンフレット
E.卸売
F.暗証番号
G.支出、費用
=>動詞は、expend「費やす、消費する」
H.のれん、営業権
I.企業買収、獲得
=>動詞は、acquire「買収する」
J.提携、同盟

例)CNNより(August 21, 2013)
Japan’s trade deficit doubles as energy imports increase
(エネルギーの輸入が増えたので、日本の貿易赤字は2倍になった)

http://ireport.cnn.com/docs/DOC-1024084


「寝返りをうつ」を英語にすると?

これは、toss(何かを上に投げる、トスする)と、turn(回転させる)を組み合わせて、

toss and turn と言います。

tossには、「体をあちこちに動かす」という意味もあるので、

toss and turn のイメージが湧いてきますね。

例)
Tossing and Turning All Night?
(一晩中寝返りをうっている?)

http://www.cindeegardner.com/articles/9545667110/tossing-and-turning-all-night

この記事には、覚えておきたい単語が沢山ありますが、2つだけピックアップします。

・sleep disorders 睡眠障害
=>order(整理、整頓、秩序)と否定の接頭辞disの組わせで、disorder「無秩序、障害」という意味になります。

・chronic insomnia(慢性の不眠症)
=>chronicは「(慢性の)慢性の」、insomniaは、「不眠症」

例)CNNより(February 15, 2011)
You may find yourself tossing and turning
(寝返りしているのが分かるかもしれない)

http://edition.cnn.com/2011/HEALTH/02/15/alcohol.women.sleep/

これは、アルコールと睡眠との関連についての記事ですが、
女性の方が男性よりも、アルコールが睡眠に与える影響が大きいそうです。

この記事の中で、tipsyという単語を見つけましたので、最後に紹介します。

・tipsy ほろ酔いの(slightly drunk)


by all meansとは?

この表現は、単語を見ただけでは意味が想像しにくいです。

いつもの通り、Longmanの英英辞典の定義を見てみます。

[by all means] (spoken) used to mean ‘of course’ when politely allowing someone to do something or agreeing with a suggestion
(’of course’を意味する時に使う、誰かが何かをするのを丁寧に許可する時に、または、提案に同意する時に)

例)The Free Dictionaryより
A: Can you come to dinner tomorrow?
B: By all means. I’d love to.

A:明日のディナーに来られますか。
B:もちろんですとも。喜んで。

meansを使った、表現で一緒に覚えて起きたのが、by no means、not by any means

■by no means / not by any means 決して~でない
(= not at all)
例)Merriam-Webster’s Learner’s Dictionaryより

It is by no means certain that he’ll come.
(彼が来ることは決して確実ではない)

(=It’s not by any means certain that he’ll come.)
その他、by any means 「(疑問文で)何がなんでも、どうにかして」、by means of「 (手段)~によって」の表現があります。

meansには「手段」という意味があることも押さえておきましょう。


「箇条書き」を英語にすると?

箇条書きの先頭に使う黒丸(・)の事を、bullet(または、bullet point)と呼びます。

bulletは、「銃弾、弾丸」という意味ですが、黒丸(・)も、見方によっては、銃弾の一つにも見えますね。そこで、箇条書きは、bulleted listsになります。

同じリストでも、1,2,3と番号が振られたリストは、numbered listになります。

英語も日本語も文章で書くより、箇条書きで書いた方が見やすいので、英文のスタイル(ビジネスライティングなど)に関する本などでこういった単語が出てきます。

例)Grammar-Quizzes.comより
Bulleted Lists (箇条書き)

http://www.grammar-quizzes.com/punc-lists.html

このページには、いろいろな箇条書きのスタイルが紹介されいてるので、参考にしてみてください。

ソフトウェアを英語表記などにすることが出来れば、bulleted list や numbered listのような表記が出てきます。

身の周りのツールを英語モードに変更してみるのも英語の勉強になります。

例えば、GoogleAppsの一つであるGoogleDocs(マイクロソフトのワードのようなソフト)のメニューを英語モードにして「取り消し線」の所を見ると、strikethroughという単語が出ています。

文字を削除するのではなく、取り消す意味で横に一本線を引いて、取り消しているのが分かるようにするための取り消し線は、文字のど真ん中を串刺しにして線を引くので、strike + throughの感覚がありますね。

Wikipediaより:
Strikethrough (also called strikeout) is a typographical presentation of words with a horizontal line through their center.

http://en.wikipedia.org/wiki/Strikethrough


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