of course の利用には注意
of courseを、「もちろんです」という日本語で覚えていると、問題が発生するときがあります。
Longmanの英英辞典にも別枠で説明が入っているので、その部分を引用して説明します。
例)
‘Is this the Swallow Hotel?’
「これはスワローホテルですか?」
‘Of course it is’
「もちろんそうです」
このOf courseについては、以下の説明があります。
It would sound as though they thought the answer was obvious and that you were stupid to ask them.
(答えがまるで明白であるかのように聞こえ、そんなことを質問するのは愚かだと聞こえるだろう)
つまり、「あなたはそんなことくらい知っているはずでしょう!」という大変失礼は返答になってしまいます。
of courseの注意点として、以下のような説明があります。
Do not use of course as a reply when someone asks you for information, because this can sound rude and unfriendly.
(誰かが情報を求めている時の返答に、’of course’を使ってはいけない、なぜなら、無礼で、愛想の悪い返事に聞こえる可能性があるからです)
Of courseが使えるのは、以下のように情報を求める質問ではない時です。
例)
‘Can I borrow your pen?’
(ペンを貸してください)
‘Of course’.
(もちろん)
つまり同意をするときには、yesの強調としてof courseが使えます(informalな表現)。
Of courseを使う時は、少し注意が必要ですね。