英語表現

active fault とは?

active は、「活発な、活動的な」、fault は、「欠陥、誤り」という意味で一般的には知られていますが、fault には、「断層」という意味があります。

よって、active fault は、「活断層」を意味します。

活断層は、将来地震を起こすと思われている場所であり、地震関連の記事には欠かせないキーワードです。

地震用語の中で、ニュースに出そうなキーワードをリストアップしておきます。

*epicenter 震央
*seismic center 震源地
*after shock 余震
*magnitude マグニチュード
*on the Richter scale マグニチュードで
*on the Japanese scale 震度で
*earthquake 地震 (quake とも言う)
*tremor 小さな地震、微震
*tidal wave 津波 (tsunami)

地震は、日本だけではなく、海外にいる時にも発生するので、地震情報は正しく理解できるようしておきたいですね。

その他、災害に関するキーワードもリストアップしておきます。

*landslide 地滑り
*avalanche 雪崩
*tornado 竜巻
*volcanic eruption 火山の噴火
*flood 洪水
*evacuation 避難
*evacuate 立ち退く、避難させる

例)
They evacuated the town because of the fire.
(彼らは、火事の為に街から避難した)

 


around the clock とは?

時計の短針がぐるっと回る事をイメージすると意味が分かってきます。

around the clockとは、「24時間中ずっと、休みなく」という意味になります。

例)7-Eleven is open around the clock.
(セブンイレブンは、24時間営業している)

例)We worked around the clock.
(私達は休みなく働いた)

英国では、主に、round the clock を使います。

それは、clockの時間のイメージを生かした熟語を覚えましょう。

■like clockwork
clockworkは、「時計(ぜんまい)仕掛け(の)」という意味ですが、like clockwork は、「(口語)規則正しく、正確に」という意味になります。

例)The project is going like clockwork.
(事業は計画通り進んでいます)

■against the clock
against は、前置詞で「~に逆らって、~に反対して」という意味ですが、時計とにらめっこしているイメージを思い浮かべると意味が分かってきます。

against the clock は、「時間に追われて、時計とにらめっこして」という意味になります。急いでいる時に、時計ばかりみてしまいますよね。

例)
I am working against the clock to meet the deadline.
(私は、締切りに間に合うようにするために、時計とにらめっこで働いている)

実際に、この記事も時計とにらめっこして書いています^^;

時間に追われる生活している人は、覚えておきたい表現ですね。

■今回の重要語
around the clock, like clockwork, against the clock, deadline


3Kの英語版は?

3Kと言えば「きつい」「汚い」「危険」の事ですが、これを英語に直すと、Dirty, Dangerous and Demeaning(汚い、危険、きつい」になり、Dで揃えています(3Ds)。Demeaningの代わりにDifficultを使う場合もあります。

この3Dsは、日本の3Kがアメリカに渡って作られた言葉です。
3Dの仕事の事を、3D jobs と言います。

用語:
・demean 品位「身」を落とす

最近は、新3Kというのも存在しており、「きつい」「帰れない」「給料が安い」になっているようですが、これは英語版があるのかどうか不明です。

今回は、雇用関係の単語をいくつかピックアップ(既出のものも含む)してみます。

*失業率 unemployment rate, jobless rate
*職業安定所 public job placement office
*派遣社員 temporary worker
*労働組合 labor union
*在宅勤務 telecommuting
*雇用保険 employment insurance
*過労死 death from overwork
*従業員 employee
*労働基準法 Labor standards Law
*解雇通知 pink slip

他にも、こんな単語が雇用関係でよく使われているというのがあれば、コメント欄にお願いします。上記のリストにもありますが、失業率は、いつもニュースなどで話題になりますね。

■参考資料
http://en.wikipedia.org/wiki/Dirty,_Dangerous_and_Demeaning


red carpet から想像できることは?

red carpet は、文字通り「赤いじゅうたん」ですが、特別なお客様をお迎えする時に、赤いじゅうたんを通路に敷いてお迎えするシーンを映画・報道・その他で見たことはありませんでしょうか。

よって、roll out the red carpet と言うと、「丁重にお迎えする」という意味になります。roll は、「転がす」という意味ですが、roll out にすると、外へ(out)転がすことになるので、「(巻いているものを)広げる」という意味になります。

roll out the red carpet は、巻いてある赤いカーペットをコロコロ広げてお客様をお迎えする準備をしている様子を思い浮かべていただけると、意味が明確になると思います。もちろん、この言葉を使う時に、red carpetを実際に敷く必要はありません(持っていたらスゴイですね)。

例)CNNニュースのAfter the quake: Rebuilding Japan’s tourist trade(震災後:日本の観光貿易を再建する)という記事より

*Japan’s tourist authorities and individual businesses across the country are rolling out the red carpet in 2012.
日本の観光当局と各ビジネスは、2012年、(観光客を)迎える準備をしている。
(http://travel.cnn.com/tokyo/visit/best-japan/rebuilding-japan-tourism-554675)

CNNの元記事(リンク先)の写真には、roll out the red carpet の雰囲気を伝える写真が掲載されているので参考にしてみてください。

用語:
・quake (口語)地震 (earthquake: 地震)
・rebuild 再建する
・individual 個々の

■関連表現
carpet を使った表現:
・a carpet of flowers 花のじゅうたん
・roll up a carpet じゅうたんを巻く
(参考:http://www.ehow.com/how_5794207_roll-up-carpet.html

■今回の重要語
roll out the red carpet, roll out, quake, rebuild, individual, roll up


get on my nerves とは?

nerve は、「神経」という意味なので、get on my nerves は、神経に触れているような印象を受けますが、そこから「神経にさわる、いらいらさせる」という意味になります。

例)The loud noise outside is really getting on my nerves.
(外のやかましい騒音にいらいらする)

get on one’s nerves は、何かが常に神経にさわる時に使います。

例)His constant complaining gets on my nerves.
(彼は、常に不平を言っているので、いらいらします)

身の周りで神経にさわる事もあると思うので、応用してみてください。

次にnerve を使った熟語を2つ紹介します。

■have nerves of iron, have nerves of steel 神経が図太い、度胸がすわっている。

鉄の神経、鋼の神経とは、「神経が図太い、度胸がある」ということになります。nervesには、「度胸、忍耐力、頑強」といった意味があります。

例)She looks like she has nerves of steel.
(彼女は強靭な精神があるように見える)

■strain every nerve 全力を尽くす

strainは、「(網などを)ぴんと張る、(筋肉などを)最大限に使う」という意味なので、すべての神経をぴんと張る(最大限に使う)という意味から、「全力を尽くす」になります。

例)
They are straining every nerve to win the world championship.
(彼らは、世界選手権に勝つために全力を尽くしている)

*文法確認:every の次の名詞は、単数になります(every nerve)。

全力を尽くす場面は多いと思うので、いろいろと例文が作れそうです。

■今回の重要語
get on one’s nerves, have nerves of iron, have nerves of steel, strain every nerve, strain, championship, loud


moody は、ムーディ?

moodyは、「むら気な、不機嫌な」という意味です。
日本語のムーディ(雰囲気にあふれているさま)の意味はありません。

そこで、ムーディなレストランを、a moody restaurant とは言いません。

雰囲気という意味では、atmosphere が適当です。

atmosphere は、「空気、雰囲気、趣、ムード」といった意味があり、場所の雰囲気に使えます。

ムードのあるレストランは、
a restaurant full of atmosphere
または、
a restaurant with atmosphere
と表現できます。

atmosphere は、いろいろな単語と組み合わせて、雰囲気を伝えることができる便利な単語です。

*friendly atmosphere 和やかな雰囲気
*a romantic atmosphere ロマンチックな雰囲気
*a tropical atmosphere トロピカルムードたっぷりの雰囲気
*a mysterious atmosphere 神秘的な雰囲気
*a dreamy atmosphere 夢のような雰囲気

atmosphereには、「大気」という意味もあります

例)
*pollution of the atmosphere 大気汚染
(air pollution, atmospheric pollutionとも言う)

用語:
・pollution 汚染
・atmospheric 大気の

■今回の重要語
atmosphere, atmospheric, pollution


on the same wavelength とは?

wave は「波」、length は「長さ」。wavelengthとは、物理学用語で「波長」という意味ですが、on the same wavelength は、「同じ意見や感情を持つ(to have the same opinions and feelings )」という意味があります。

日本語でも「波長が合う」という言葉がありますが、同じような意味になるでしょう。

例1)
・We’re not on the same wavelengths.
(私達は波長(考え方)が合わない)

例2)The Asahi Shinbunより
There were signs that the two party leaders were on the same wavelength during Diet debate on Feb. 29.
英語の語順で理解:「兆候がありました、2つの政党の党首が同じ波長だったという、2月29日の国会討論の時に」
(http://ajw.asahi.com/article/behind_news/politics/AJ201203020026)

用語:
・diet 国会
(参考)国会は、日本では、the Diet, アメリカでは、Congress, イギリスでは、Parliament

same wavelength ではなく、different wavelength を使う事もできます。

例)
My father is on a different wavelength from me.
(私の父は、私とは波長が合わない(考え方が違う))

■wave について
wave を使った使えそうな表現をピックアップしておきます。

*He waved his hand. 彼は手を振った
*Jane’s hair waves. ジェニーの髪は、ウェーブしている
*a cold wave 寒波
*A cold wave hit the Kansai region. 寒波が関西を襲った
*a sound wave 音波
*tidal wave 高潮
*a heat wave 熱波


七福神 (Shichifukujin)

日本文化を英語で話せるようになれば、話題が豊富になり、コミュニケーションもしやすくなります。しかし、日本文化を説明するためには、単語力が必要です。

そこで、英語に翻訳されている文献を使ってキーワードをピックアップしてみます。

七福神は、The Seven Gods of Good Luck、Seven Lucky Gods 、The Seven Gods of Fortuneなどのようにいくつか訳し方があります。

七福神の神は、仏教(Buddhism), 新道(Shintoism), 道教(Taoism) の神(gods)や聖人(holy persons)で構成されています。

よく宝船(treasure ship)に乗った姿で描かれていますね。

元々は、古代中国(ancient China)の故事に7人の聖者(seven holy men)の話があり、それに倣って、日本でも7人の幸運の神(seven gods of good luck)を信仰になったようです。

*We Japanese came to believe in the seven gods of good luck.
(私達日本人は、七福神を信じるようになった)

(=>以前の記事で説明した、believe in を使っています)
*believe in の記事:https://www.facebook.com/english.studynet.jp/posts/379061548838677

英語版のWikipediaに、各神の説明があったので、ここに張り付けておきます。重要単語を後に載せておきますので、英文を読んでみてください。

*Hotei, the fat and happy god of abundance and good health
*Jurōjin, god of longevity
*Fukurokuju, god of happiness, wealth and longevity
*Bishamonten, god of warriors
*Benzaiten (Benten-sama), goddess of knowledge, art and beauty, especially music
*Daikokuten (Daikoku), god of wealth, commerce and trade. Ebisu and Daikoku are often paired and represented as carvings or masks on the walls of small retail shops
*Ebisu, god of fishers or merchants, often depicted carrying a sea bream

用語:
・abundance 豊富
・longevity 長生き
・warriors 戦士、武士
・wealth 富
・commerce 商業
・trade 貿易
・pair 一対になる
・represent 代表する
・carving 彫り物
・retail shop 小売店
・fisher 漁夫
・merchant 商人
・depict 描く、描写する
・sea bream タイ

■参考
http://en.wikipedia.org/wiki/Seven_Lucky_Gods


英語のコメントについて

海外発のFacebookページは、英語学習の宝庫です。

今回紹介するのは、大人気Facebookページ:Amazing Things in the Worldさんの写真です(写真は、シェアさせていただきました)。
絵のような光景ですね。

写真はこちら:

https://www.facebook.com/photo.php?fbid=430969996956720&set=a.342434892476898.89335.338077742912613&type=1&relevant_count=1

この絵を見て、英語で叫んでみましょう。

簡単な言葉から、文章まで、人によって感じ方が違うと思うので、発する言葉も違ってくると思います。

一般的なコメント例:

*Beautiful!
*So beautiful!
*It’s sooo beautiful (sooo は、長く強調して言っているイメージです)
*I love it !
*Awesome! (米俗)すばらしい
*Amazing!
*Cool! (俗)すばらしい~
*A great place to visit!
*Very nice!
*I’ve been there and it is amazing! (行ったことがある。すばらしい~)
*I wish I could have gone there! (そこに行きたかったなあ~)

(参考:「俗・米俗」の記述は、Weblioの説明を根拠にしています)

 


step down とは?

step は、動詞で、「一歩踏み出す、歩く」という意味があります。step down は、下の方向に踏み出すというイメージがあり、そこから、「辞任する」という意味になります。

ニュース記事が好みそうな言葉ですね。

例)POLITICOより
CNN President Jim Walton to step down
CNNの社長Jim Waltonが辞任する
(http://www.politico.com/blogs/media/2012/07/cnn-ceo-jim-walton-steps-down-130304.html)

記事の見出しでは、to 不定詞が、未来を示すことも覚えておきましょう。

例)My boss finally had to step down.
私の上司は結局やめざるを得なかった。

■step up
down の反対は、up なので、step up についても一緒に学んでおきましょう。

元のイメージは、上の方へ踏み出すことになるのですが、「増大する、向上させる」といった意味で使われます。

例)CNNより
Iran steps up production of high-grade enriched uranium, U.N. report says
イランは、高品質な濃縮ウランの生産を増大する、国連のレポートによると。
http://edition.cnn.com/2012/08/30/world/meast/iran-nuclear/index.html

用語:
・production 生産
・enrich 濃厚にする、豊富にする
・U.N (=United Nations) 国連

例)I will step up efforts to improve the business.
事業改善の為に、一層の努力を続けます。

■今回の重要語
step up, step down, production, enrich, U.N.


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