-7月-2013の記事
犬の散歩を英語で言うと?
walkを使って表現することができます。
walkには、「~を散歩させる」という意味があり、
*I walk my dog for about 30 minutes every day.
と表現できます。
ちなみに、walkには、「(歩いて)送る」という意味もあります。
例)
*I’ll walk you home. (家まで送る)
次に、dogと結びつく動詞を纏めておきます。
・犬を飼う
have a dog
・犬に餌をあげる
feed a dog
・犬をなでる
pet a dog
・犬を訓練する
train a dog
・犬を散歩させる
walk a dog
completelyを否定文で使うと?
例えば、以下の文はどのように解釈しますでしょうか。
I don’t completely agree with him.
解釈1:私は彼に全く同意していない。
解釈2:私は彼に全く同意しているわけではない(部分否定)。
completelyは、部分否定になるので、解釈2が正しいです。
単純に日本語に訳してしまうと、解釈1のように思えてしまうので、部分否定であることを認識しておく必要があります。
肯定文のcompletelyは、「完全に、すっかり」という意味ですね。
例)Longmanの英英辞典より
*I completely forgot that it’s his birthday today.
(今日が彼の誕生日であることをすっかり忘れていた)
通常は、修飾語の前にcompletelyを置きます。
ここでは、forgotを強調しています。
「応援している」を英語で言うと?
root forという熟語を使って、
I’ll be rooting for you! (あなたを応援しています)
と表現できます。
root for は、「(競争、テスト、難しい状況などで)成功して欲しいと思っている」という意味になります。
大学入試の試験を受けに行く人に、このように声をかけてあげるといいでしょう。
Good luck. I’m rooting for you!
また、主にアメリカ英語ですが、「(スポーツチームなどを)応援する」という意味もあります。
I am rooting for + チーム名 の形で表現できます。
チーム名ではなく、選手の名前を入れてもOKです。
root forの、root は動詞として使われています。
rootの元々の意味は、「(植物の)根」。
そこから派生して、「根源、根本」などという意味にも繋がります。数学のルート(根)も、このrootです。
waterを動詞で使うとどういう意味になる?
waterは、「水」という名詞以外にも、動詞としての使い方があります。
例) Longmanの辞書より
Will you water my houseplants while I’m away?
(私が出かけている間、鉢植えの植物に水をあげてくれませんか)
waterは、動詞として使うと「水をまく、給水する」という意味があります。
他にも、涙が出るという意味があるので、以下のような文が作れます。
例)
Smoke makes my eyes water.
煙によって涙が出る。
waterには、「よだれが出る」という意味もあります。
例)
The smell made my mouth water.
(その臭いをかぐとよだれが出てくる)
さらに、waterには、to give an animal water to drink(動物に水を与える)という意味もあります。
waterの利用範囲は広いですね。
of course の利用には注意
of courseを、「もちろんです」という日本語で覚えていると、問題が発生するときがあります。
Longmanの英英辞典にも別枠で説明が入っているので、その部分を引用して説明します。
例)
‘Is this the Swallow Hotel?’
「これはスワローホテルですか?」
‘Of course it is’
「もちろんそうです」
このOf courseについては、以下の説明があります。
It would sound as though they thought the answer was obvious and that you were stupid to ask them.
(答えがまるで明白であるかのように聞こえ、そんなことを質問するのは愚かだと聞こえるだろう)
つまり、「あなたはそんなことくらい知っているはずでしょう!」という大変失礼は返答になってしまいます。
of courseの注意点として、以下のような説明があります。
Do not use of course as a reply when someone asks you for information, because this can sound rude and unfriendly.
(誰かが情報を求めている時の返答に、’of course’を使ってはいけない、なぜなら、無礼で、愛想の悪い返事に聞こえる可能性があるからです)
Of courseが使えるのは、以下のように情報を求める質問ではない時です。
例)
‘Can I borrow your pen?’
(ペンを貸してください)
‘Of course’.
(もちろん)
つまり同意をするときには、yesの強調としてof courseが使えます(informalな表現)。
Of courseを使う時は、少し注意が必要ですね。
プラスドライバーとマイナスドライバーの呼び方
意外と知られていないプラスドライバーとマイナスドライバーの呼び方。
プラスドライバーとマイナスドライバー和製英語なので通じないと思います。
マイナスドライバー flat-bladed screwdriver
プラスドライバー Phillips head screwdriver
マイナスドライバ―のflatは「平らな」、bladeは「刃」を意味しているので、イメージは伝わってきます。
プラスドライバーの方は、フィリップス・スクリュー社がJ・P・トンプソンが発明したドライバーの特許を購入して発売したので、フィリップス(Philips)という名前がついています。
ドライバ―だけでなく、工具名を英語にするとどうなるか気になりますね。Wikipedia(以下URL)に纏まっていました。
Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B7%A5%E5%85%B7%E5%90%8D%E3%81%AE%E8%8B%B1%E8%A8%B3%E4%B8%80%E8%A6%A7
専門的な単語もありますが、興味ある単語は覚えておきたいですね。
customerの仲間
thesaurus.comで、customer(顧客)の類義語(synonym)を調べてみると、client, clientele, consumer, patron, prospect, purchaser, shopper(一部省略)などが表示されます。
http://thesaurus.com/browse/customer?s=t
そこで、Longmanの英英辞典などを参考にして、簡単に纏めてみます。
*client 依頼人
(専門家のサービスやアドバイスを受ける人)
*clientele (正式) (ホテル・劇場・商店・レストランなど)常連、顧客
*consumer 消費者
=>反意語は、producer
*patron (商店、ホテルなど)(正式) ひいき客
=>patronには「後援者」という意味もあります。
*prospect 買い手になりそうな人
=>prospectには、「予想、見通し」という意味もあります。
*purchaser 買い手、購入者
*shopper 買い物客
これ以外にも、以下のような単語があります。
*spectator (スポーツ、催し物などの)見物人,観客
*passenger (電車、飛行機、バスなど)乗客
*buyer 買い手
=>反意語は、seller
沢山ありますね。
fancy restaurant とは?
fancyという単語を、日本語の「ファンシー」で考えるとfancy restaurantの意味が分からなくなってしまいます。
fancyは、名詞で「空想、好み」、形容詞で「装飾的な、上等の」、動詞で「空想する」などの意味があります。
Longmanの英英辞典の形容詞の所を見ると、最初に以下の定義があります。
fancy hotels, restaurants, cars etc are expensive and fashionable
つまり、expensive and fashionableというのがfancyの意味になります。
よって、fancy restaurantを日本語にすると、「高級レストランになります」
fancyの形容詞としての2番目の意味は、以下の通りです
having a lot of decoration or bright colours, or made in a complicated way
(多くの装飾や明るい色があったり、複雑に作られている)
日本語にすると、「装飾的な、派手な」のような訳語になります。
例)Longmanの英英辞典より
fancy soaps in seashell shapes
(貝殻の形をした装飾的な石鹸)
ついでですが、restaurantは、綴りが覚えにくい単語の一つだと思います。
この単語は、元々、フランス語の「restaurant」から来ており、ラテン語の「回復させる」が語源になっています。
同語源の英語には、restore「回復させる」があります。
語源は分かっても、やはり綴りは、ちゃんと覚えるしかなさそうです。
個人的には、ちょっと無理矢理ですが、「レスト(rest) + au + ラン(ran) + t」 のような組み合わせで覚えています。真ん中がau、最後がtで終わることだけ覚えていれば、綴りは簡単に再現できます。
「勧める」と表現する
勧めるの代表的な単語は、recommend
例)recommend + that節(Lognmanの英英辞典より)
*I recommend that you get some professional advice.
(専門家のアドバイスを聞くことを勧めます)
例)recommend + 動名詞(Longmanの英英辞典より)
*I recommend using the subway.
(地下鉄を利用することをお勧めする)
強く言いたい場合は、I strongly recommend ~
控えめに言いたい場合は、仮定法を使って、 I would recommend ~
会議などの正式な場面で強く勧める場合は、propose、控えめな口調で勧める場合は、suggestを使うとよいでしょう。
例)ジーニアス英和辞典より
*I propose that she be the new manager.
(彼女を新しいマネージャーに推薦します)
*I suggest that you install anti-virus software on your computer.
(コンピュータウィルスソフトをインストールすることを勧めます)
=>install先のコンピュータを示すのに、on が使われているというのも勉強になりますね。
上記で、that節の中の動詞が原形(主に米語)になっているのにも注意しましょう。
この場合、recommend[propose, suggest] + that S + (should) V ~の形になり、shouldが省略されています。
sharp (シャープ)の世界
sharpという単語からどんなイメージが浮かびますでしょうか。
「先のとがった、鋭角の、(画像)鮮明な、(音楽の)シャープ記号」あたりでしょうか。
今回は、sharpの広い意味について纏めてみます。
参考にしたのは、Longmanの英英辞典と日本の各種辞書です。
■先のとがった(having a very thin edge)
*a sharp knife
(鋭いナイフ)
■急カーブ
*a sharp turn
=>車などが急カーブするは、make a sharp turn と表現できます。
■急激な増加・変化
*a sharp increase in prices
(価格の急騰)
■大きな違い
*sharp differences of opinion
(意見の大きな違い)
■激しい痛み
*I felt a sharp pain in my back.
(背中に激しい痛みを感じる)
■頭が切れる(able to understand things very quickly)
*a journalist with an extremely sharp mind
(非常に頭が切れるジャーナリスト)
■(音声)鋭い、金切声の
*a sharp cry of pain
(苦痛による叫び声)
■(味)苦い、辛い(having a slightly bitter taste)
*Add mustard to give the dressing a sharper taste.
(からしを加えてください、ドレッシングの味をピリッとさせるために)
■(服)魅力的、流行の(attractive and fashionable)
*a sharp suit
(魅力的なスーツ)
■肌を刺すような風(a very cold wind or a severe)
*A sharp wind blew across the lake.
(湖には肌を刺すような風が吹いている)
■(像、輪郭)はっきりした(you can see all the details very clearly)
*The photo is very sharp.(ジーニアス英和辞典より)
細かく書くと、まだまだ沢山意味がありますが、なんとなくsharpの意味の広がりが分かってきたのではないでしょうか。
さらに詳しく知りたい方は、辞書で調べてみてください。
参考:http://www.ldoceonline.com/dictionary/sharp_1