英語表現
シーズン(season)が動詞で使える!
シーズンと言えば、日本語にもなっているので、「季節、時期」と
それでは、seasonを動詞にするとどうなるでしょう。
longmanの英英辞典では以下のように定義してます。
[season](verb) to add salt, pepper etc to food you are cooking.
料理中の食べ物に、塩、コショウなどを加える
つまり、「味付け」をすることになります。
文型は、「season 食べ物 with 調味料」という形になります。
例)
*I seasoned the chicken with pepper.
鶏肉にコショウをかけて味付けした
味付けは、料理だけでなく、スピーチにも使えます。
例)
*Her speech is always seasoned with humor.
彼女のスピーチはいつもユーモアがある(ユーモアで味付けされて
ネットで、seasoned speech で検索するといくつかサイトが見つかります。
■season(名詞)
season の名詞の方にも少し触れておきます。
季節外れ、オフシーズンは、out of season と言います。
逆の意味の、食べごろ、シーズン中と表現したい場合は、in season になります。
例)
*The cold is out of season.
この寒さは、季節外れだ。
*Apples are in season now.
リンゴは今が食べごろだ。
■今回の重要語
season, in season, out of season
サラブレッドを英語にすると
カタカナ語の元の英語を調べると単語の勉強になり、全く知らない
サラブレッドを英語にすると、thoroughbred(純血種
この言葉を分解すると、thorough (完全な)+ bred(breed(産む)の過去分詞)となります。
■thorough
[形]徹底的な、完全な
*a thorough study
徹底的な研究
*a thorough investigation
徹底的な調査
*She has a thorough knowledge about computers.
彼女はコンピューターに精通している。
■breed
[動](breed-bred-bred)(動物)産む、(人)
[名](動物)品種
*His dog is a mixed breed.
彼の犬は雑種です。
*My cat is a pure breed of cat.
私の猫は純血種です。
■thoroughbred
意味が2つあります。
1.[形]容詞(馬などが)純血種の [名]純血種の馬
2.(主にイギリス英語)[形](人・物)第一級の[名]育ちの
最後に、breedの過去分詞bredを使ったイディオムを一つ
■born and bred
直訳すると、「生まれ、育った」ですが、Longmanの定義は
Longmanの定義:
born and having grown up in a particular place and having the typical qualities of someone from that place(生まれ、特定の場所で育ち、その場所からの典型的な
日本の辞書では、「きっすいの、生まれ育った」と日本語訳されて
使い方は、副詞的に用いるか、そのまま動詞(受動態)として使う
例)
*She is a Parisian born and bred.
彼女は、きっすい(生粋)のパリっ子だ。
*I was born and bred in Tokyo.
私は、東京生まれの東京育ち(文字通りの訳ですが)。
■今回の重要語
thoroughbred, thorough, breed, born and bred
歯の英語
海外で虫歯が痛み出すような事は避けたいですね。海外に行く前に
■歯の症状の表現
*I have a toothache.
歯が痛い。
*I have a sensitive tooth.
歯がしみる。
*My wisdom tooth aches.
親不知が痛い。
*My filling came out.
つめものが取れた。
*My gums are swollen.
歯茎が腫れています。
*My gums are bleeding.
歯茎から血が出ています。
*The pain is unbearable.
耐えられない痛みです。
用語:
・sensitive 敏感な、感じやすい
・wisdom tooth 親不知
・ache 痛む
・filling 歯の詰め物(充填材)
・gum 歯茎、ゴム質、樹脂、チューインガム
・swell (人の体)はれる、ふくれる
swollenは、swellの過去分詞形(swell-sw
・bleed 出血する
・unbearable 耐えられない
次に、歯の病気などを話題にする時のキーワードをいくつか紹介し
*gingivitis 歯肉炎
*periodontal disease 歯周病
*orthodontics 歯列矯正
CNNニュースなどを見ると、gingivitisを使わずに、
例)CNN Healthの記事より
*Gum disease doesn’t lead to heart attack or stroke
歯茎の病気は、心臓発作や脳卒中の原因にならない
http://thechart.blogs.cnn.com/
用語:
・heart attack 心臓発作
・stroke 脳卒中
・lead to 導く
歯も含めて、医学用語に慣れるには、CNN Healthのように健康関係の記事を読んでキーワードを拾って
■今回の重要語
sensitive, wisdom tooth, ache, filling, gum, swell, swollen, bleed, unbearable, gingivitis, periodontal disease, orthodontics, gum disease, heart attack, stroke, lead to
救急の英語
救急車を呼ぶ時の番号は国ごとに違います。
アメリカ・カナダ 911
イギリス 999
オーストラリア 000
■救急車を呼んでください
*I need an ambulance.
*Please send an ambulance to ~(場所)
■交通事故
*A man was run over by a car.
車にひかれました
*A man was hit by a car.
車にはねられました
用語:
・run over (車が人を)ひく
■子供の事故
*My child fell down the stairs.
子供が階段から落ちました。
*My daughter fell down and hurt herself.
娘が転んで怪我をしました。
■救急医療
*cardiac massage, chest compression 心臓マッサージ
*CPR(cardiopulmonary resuscitation) 心肺蘇生法
=>発音(PCで確認済):http://ja.forvo.com/word/
用語:
・cardiac 心臓の、心臓病の
・compression 圧縮(compress は、「圧縮する」)
・cardiopulmonary 心臓と肺の
・resuscitation 蘇生
心肺蘇生法の講習は、日本の自治体(消防署など)で無料で定期的
消防署の人の話では、数年ごとに繰り返し受けてもらった方がいい
■今回の重要語
run over, cardiac, compression, cardiopulmonary resuscitation
困った時のwon’t
何度も本facebookページに登場しているwill ですが、今回は、will not、略して、won’t を取り上げます。
will は、主語を三人称にした時、「~するつもりである」という意味に
人でないものが主語になって(無生物主語)、意志を持つのは変な
今回のテーマである、否定形:won’t は、「~しようとしない」と訳します。
例を見てみましょう。
*The door won’t open. ドアが開きません。
*The coughs won’t stop. 咳が止まりません。
*The toilet won’t flush. トイレの水が流れません
*The toilet water won’t stop トイレの水が止まりません。
*The lights won’t turn on. あかりがつきません
用語:
・cough (名詞)咳、(動詞)咳をする
・flush (水)どっと流れる、顔を赤くする
・turn on (ライト)つく
これらの例文を見ていると、困ったときに使える表現ばかりですね
ちなみに、何で、will not が won’t になるかというと、
wol not (wolは、willの古い形)が結合したからだそうです。
■今回の重要語
will, cough, flush, turn on
chemistry の意外な意味!
chemistryと言えば、「化学」ですね。
それでは、次の文はどのように解釈するでしょう。
We have very good chemistry between us.
「私達は、間にとても良い化学を持っています」では全く意味が通
chemistryには、they like each other and find each other attractive(Longmanの定義)、つまり、「お互
日本語では、「相性」と訳されています。
つまり、上の文は、「私達はとても相性が良い」という意味になり
逆に相性が悪い場合は、
We have bad chemistry between us.
と表現できます。
最後に、chemistryの関連語について纏めておきます。
・chemist 化学者、(英)薬剤師((米)では、druggist)
・chemical 化学の
=>a chemical reaction 化学反応
■今回の重要語
chemistry, chemist, druggist, chemical
あいまいなbecause
解釈の仕方によって意味が2通り存在する英語があります。
becauseもその一つでしょう。
以下の文を読んでみましょう。
He didn’t come home because it was snowing.
■解釈
この文を頭から直訳してみます。
(A)「彼は、家に帰ってこなかった、何故なら雪だったから」
つまり、「彼は家に帰ってこなかった」ことになります。
ところが、この文が、「彼が家に帰ってきた」と解釈できる場合が
日本語訳は、次の通りです。
(B)「彼が帰ってきたのは、雪だったからではありません(他に
(A)の場合は、not が come を否定していますが、(B)の場合は、notが、because
ややこしいですね。ただし、会話の中では、彼が帰って来たのか、
ただし、(B)の意味は、日本人には分かりにくいです。
■意味を明確にする方法
必ず(A)の意味にする方法はあります。
それは、最初にBecauseを持ってくるのです。
Because it was snowing, he didn’t come home.
頭から直訳すると、
「雪が降っていたので、彼は家に帰ってこなかった」
この場合、not はcomeにしかかからないので、あいまいさが無くなります。
(B)の意味を出したかったら次のように表現します。
He did come home not because it it was snowing.
(He came home not because it was snowing.)
とすれば、notが、becauseにかかるので、
「彼は家に帰ってきた、雪が降っていたからではないけど」
となります。
■辞書の説明
because の定義を辞書で調べると、否定語を伴って「~だからと言って(~
willを名詞で使うと?
will は、助動詞(auxiliary verb)と名詞(noun)の用法があります。
今回は、名詞の使い方について纏めてみます。
名詞のwillには、大きく分けて5つの意味があります。
———————————
1.意志
2.[法律]遺言
3.願望・望み
4.決意
5.(他人に対する)態度
——————————–
それぞれ、例文を見ていきましょう。
1.have a strong will
強い意志がある(弱い意志は、a weak will)
2.make a will 遺言状を作成する
3.the divine will、God’s will 神意
4.She never lost the will to live.
彼女は生きていくという望みを失わなかった。
=>will to do(doには、live, fight, succeedなどが入る)
5.good will 善意、ill will 悪意(敵意)
=>goodwill 「善意」という単語もある
(international goodwill 国際親善)
これら、5つの意味を個別に覚えるのは大変なので、個人的には、「will」=「意志」と覚えておいて、あとは、創造力を働かせればいいと思っています。ただし、一度は、使い方を理解しておく必要があるので、今回の例文が役に立つでしょう。
最後に名詞のwill を使った熟語を一つ紹介しておきます。
■against one’s will 自分の意志に反して
*He made his subordinates work against their will.
彼は、部下を意に反して働かせた。
用語:
・subordinate 従属者、部下
■今回の重要語
will, against one’s will, subordinate
weakとstrong
単語はセットで覚えると記憶の効率が上がります。
今回は、weakとstrongについて纏めてみます。
形容詞:
weak(弱い)<=>strong(強い)
動詞:
weaken(弱くする、弱まる)<=>strengthen(強くする、強まる)
名詞:
weakness(弱いこと)<=>strength(強さ)
例)
形容詞:
*weak point 弱点
*weak tea 薄いお茶
*a strong wind 強い風
*strong coffee
動詞:
*The prime minister’s position has weakened.
首相の地位は弱まった。
*The company hopes to strengthen its ties with the local community.
会社は、地域社会との関係を強化することを望んでいる。
名詞:
*She has a weakness for wine.
彼女は酒に弱い。
*He has a strength to lift the heavy box.
彼にはその重い箱を持ち上げる力がある。
■今回の重要語
weak,strong,weaken,strengthen,weakness,strength
consent (コンセント)とは?
電源のコンセントを思い浮かべる人もいると思いますが、英語のconsent には、そういう意味がありません(和製英語)。
電源コンセントは、outletと言います。
それでは、consentはどういう意味になるのでしょう。
consent(動詞)は、「同意する、承諾する」、consent(名詞)は、「同意、承諾、意見の一致」という意味になります。
例)
*written consent 同意書
*obtain my father’s consent 父の同意を得る
用語:
・obtain 得る
ついでに、outletの方も見ておきましょう。
outletには、「液体・気体」の出口、(感情の)出口、市場、小売店、アウトレット、(電源)コンセント」
という意味があります。
例)
*sewage outlet 下水の排水口
用語:
・sewage:下水
*plug into an outlet 電源プラグを差し込む
*a ready-made outlet 既製服専門店
用語:
・ready-made 既製品の(<=> made-to-order オーダーメイドの)
和製英語には意外な落とし穴があるので、注意しないといけないですね。
■今回の重要語
consent, obtain, outlet, sewage, plug into, ready-made, made-to-order