英語表現

「もやし」を英語で言うと? (単語数増強版)

日本で英語学習をしていると、知っている生活単語にかなり偏りがあるのを感じます。「もやし」もその一つではないでしょうか。
もやしは、bean sprouts です。
sprout は、「芽」という意味なので、直訳すると「豆の芽」という意味になります。

今回は、野菜関係の単語をいくつか纏めてみます(前回掲載時より語数を増やしています)。

*eggplant ナス
*leek ネギ
*sweet potato サツマイモ
*taro サトイモ
*turnip カブ

*broccoli ブロッコリー(綴り注意:cが2つです)
*Chinese cabbage ハクサイ
*bamboo shoot タケノコ
*celery セロリ
*asparagus アスパラガス

*green pepper ピーマン
*horseradish ワサビ
*radish sprouts カイワレ大根
=> radish(ハッカダイコン)、sprouts(芽)
*red pepper トウガラシ(または、赤ピーマン)
*spinach ホウレンソウ

*bitter gourd ゴーヤ
=>苦い(bitter)、gourd(ウリ科の植物(ヒョウタン、ヘチマなど)
*lotus root レンコン
*Japanese white radish 大根
=>西海岸ではdaikon (ダイカンと発音)でも通じるようです
*burdock root ゴボウ

ゴボウは、米英では、雑草とされているため、食用になることはあまりないようです。

Wikipediaのゴボウの説明には、「日本が統治していた朝鮮半島、台湾、中国東北部の一部以外では食材としないが、ヨーロッパなどでは初夏に若葉をサラダとして食べることもある」と説明されています。

その他おなじみの野菜には、
cabbage,lettuce,tomato,cucumber,pumpkin,onion,garlic
などがありますね。


sick leave とは?  (過去記事の見直し記事)

leave を動詞として「去る、出発する」という使い方があるのはご存知だと思いますが、名詞として使うと、「許可、休暇」という意味になります。

よって、sick leave は、「病欠」という意味です。

Longmanの英英辞典によるleaveの定義は以下の通りです。
time that you are allowed to spend away from work because you have had a baby, because you are ill, or because of a personal problem such as the death of a relative

これより、産休、病欠、個人的な問題(忌引きなど)に使うようですね。
例)
I will take a month leave. (1ヶ月の休暇を取ります)
unpaid leave 無給の休暇

ちなみに、有給休暇は、paid vacation(または、paid leave)

産休: maternity leave
育児休暇: childcare leave

leaveに休暇の意味があることを知っているだけで、
いろいろなバリエーションが出来ますね。

単純に休みを取る場合は、day off を使います。
She took a day off. (彼女は1日休みを取った)


糖尿病を英語で言うと? (見直し記事)

健康系のニュースでよく見かける単語ですが、専門用語は知らないとなかなか理解できないと思います。

糖尿病は、 diabetesと言います。

いつもの通りLongmanの英英辞典でdiabetesの定義を調べてみましょう。
[diabetes]a serious disease in which there is too much sugar in your blood
(重大な病気で、血液に多くの糖分が含まれている)

それでは、この単語を、Merrian-WebsterのLearner’s dictionaryで再度調べてみます。
[diabetes] medical : a serious disease in which the body cannot properly control the amount of sugar in your blood because it does not have enough insulin
(医学用語):重大な病気で、体が血液の中の糖分の量を適切に制御できない状態を指し、インシュリンが十分に無い事が原因になっている。

ちなみに、インシュリンは血液中のブドウ糖を筋肉や脂肪細胞などに送り込む働きがあり、インシュリンが少なくなるとブドウ等を筋肉などに送り込むことができずに、血液中に残ったままになってしまいます。そして、高血糖状態になり、糖尿病になります。

医学系の用語でも、日常日本語で使っている一般的な単語は英語でも理解しておきたいですね。
ついでに、いくつか病気についてまとめてみましょう。
高血圧:high blood pressure または、hypertension
心臓病:a heart disease
癌: a cancer
胃潰瘍: a stomach ulcer
 *ulcer 潰瘍
白血病 leukemia

ちなみに、cancerは、カニ座という意味もあります。
腫瘍とその周りの腫れが、カニの脚に似ていることから、癌にもCancerという名前が付きました。

ulcerについては、以前にも紹介しましたが、口内炎をmouth ulcerと言うので覚えておくとよいでしょう。


カギ氷を英語で言うと? (再掲載+一部追加)

shaved iceと言います。

shaveは、シェイバーでご存知の通り、「ひげを剃る、(顔、足、頭)を剃る」という動詞です。カギ氷の刃でジェリジャリ氷を剃っていると思えば、なるほどという感じですね。

shaveは、同じイメージで、野菜の皮をむくことにも使えます。

よって、皮をむいたキュウリは、shaved cucumber
「Grilled Chicken with Shaved Cucumber Salad」という料理の映像があったので参考の為に紹介しておきます。

http://everydayfoodblog.marthastewart.com/2013/06/todays-recipe-grilled-chicken-with-shaved-cucumber-salad.html

shaveには、薄く表面をむくというイメージがあり、チーズを薄くスライス(shave cheese)したり、カンナで木を削る(shave woods)時にも使えます。

皮をむくには、peelもあります。
I’ll peel an orange for you.(オレンジの皮をむいてあげる)


ped「足」からの連想

前の記事で、pedは「足」を意味すると書きました。
前回紹介した単語意外にも以下の単語があります。

*pedestrian 歩行者

*expedtion 探検
外へ「ex」、足「ped」を向けて行く=>探検

*pedigree 家系図
足「ped」+鶴「gree <= フランス語:grue(鶴)」
=>鶴の足(家系図が鶴の足に似ているそうです)

*pedometer 歩数計、万歩計
足「ped」+ meter「メートル(長さ)」

*biped 二足動物
bi「二つ」、ped「足」=>二足動物

*peddler 行商人
=>peddleは、「歩き回る」

(参考)前回紹介したpedを使った単語
・pedal・・・・ペダル
・tripod・・・・三脚 (triは、3の意味)
・pedicure・・・ペディキュア
・tetrapod・・・テトラポッド(tetraは4の意味)
・centipede・・・百足ムカデ(centiは百の意味)
他にも難しい部類に入る単語でpedを使ったものは沢山ありますが、pedひとつでかなり単語の幅が広がりますね。


Do you know Arnold Schwarzenegger?と聞かれたら (再掲載+一部内容追加)

直訳すると、「アーノルド・シュワルツェネッガーを知っていますか?」になりますが、その真意は?
実は、Do you know ~と聞くときは、知り合いかどうかを聞いているので、上記の例は「アーノルド・シュワルツェネッガーと知り合いですか?」という意味になります。

名前を知っているかどうかを聞きたい場合は、
Have you heard of Arnold Schwarzenegger?
という聞き方をします。

アーノルド・シュワルツェネッガーは、この人です。

http://www.schwarzenegger.com/

映画俳優からカリフォルニア州知事になりましたが、2011年1月3日に2期7年の任期を終え退任しています。

Longmanの英英辞典を使って、konwの定義もチェックしておきましょう。
[know + 人(物)]to be familiar with a person, place etc
(人や場所をよく知っている)

例)Longmanの英英辞典より
*I’ve known her for twenty years.
(私は彼女を20年前から知っている(20年間知っている))


pay を自動詞として使うと? (再掲載/一部内容追加)

pay は、「お金を払う」という意味になりますが、自動詞の使い方もあります。
自動詞として使うと、「割に合う」という意味になります。

例)
・Sometimes kindness does not pay.
(時々、親切は割に合わない時がある)

また、自動詞で「償いをする、罰・報いを受ける」という意味にもなります。
例)ジーニアス英和辞典より
・Work hard or you’ll pay for it later.
(一生懸命働きなさい、さもないと後でつけが回ってきますよ(報いを受ける))

・pay attention to 注意を払う、気をつける
He didn’t pay any attention to my advice.
彼は、私の忠告に全く耳を貸さなかった。

・pay a visit 訪ねる
I will pay a visit to Kiyomizu-dera (temple) when I am at Kyoto.
京都にいる時に、清水寺を訪れてみよう。

この記事を書いている時に、清水寺の英語説明を見つけたので、リンクを紹介しておきます。

http://www.city.kyoto.jp/bunshi/bunkazai/isan-d-e.htm

・pay off (自動詞)(略式)うまくいく、(他動詞)借金を全部払う、
例)ジーニアス英和辞典より
・My effort paid off.
 (私の努力は報われた)

他にも、payの使い方はあるので、辞書を調べてみましょう。


bigで始まる単語

次の1~10の単語の意味は何でしょうか。
1.the Big Apple
2.the Big Bear
3.big deal
4.big fish
5.the big picture
6.big shot
7.the Big Three
8.big mouth
9.the Big Dipper
10.big toe
————————
答え:
1. ニューヨーク(愛称)
2.おおぐま座
3.(略式)大したもの
例)It’s no big deal. (大した事ないよ)
4.(略式)大物
5.(主に米)(物事の)全体像
6.(略式)大物、有力者
 He is a big shot in politics(ジーニアス英和辞典より)
 彼は政界の大物だ。
7.米国の三大自動車メーカー(General Moters, Ford, Chrysler)
8.(主に米)おしゃべりな人
9.(主に米)北斗七星
dipper:ひしゃく、すくうもの
10.足の親指
これ以外にも、ロンドンのBig Ben、宇宙の始まりのビッグバン(the Big Bang)などもありますね。


pull over とは?

海外で警官がこの言葉を言ったら、車を道の脇に寄せて停まりましょう。
実際には、Pull over there. (そこに停めて)のような言い方になるでしょう。

Longmanの英英辞典の定義は、以下のようになっています。
[pull over] to drive to the side of the road and stop your car, or to make someone else do this
(道路の脇に進み車を停めるか、誰かに車を停めさせる)

例)Longmanの英英辞典より
*The policeman signalled to him to pull over.
(警官は、彼に、車を脇に止めるように合図した)

警察官が口にする言葉で、Where’s the fire? があります。

これは、Where are you going in such a hurry?(そんなに急いでどこ行くのですか?)という意味になります。
直訳すると、「火事はどこですか?」という意味ですが、冗談か皮肉なのか分かりませんが、スピード違反をすると、このような言い方を
するそうです(THE FREE DICTIONARYの説明より)。

こう言われたら、素直に謝るようにしましょう。
THE FREE DICTIONARYには、以下のようなダイアローグがあります。

http://idioms.thefreedictionary.com/Where’s+the+fire%3F

警察官: Okay, where’s the fire?
ドライバー: Was I going a little fast?

国際免許を取れば、簡単に海外でも車の運転は出来ますが、警察官にpull overと言われて怖い思いはしたくないので、制限時速はチェックしましょう。


problemは、problem?

書籍「同時通訳者の頭の中」関谷英里子著(祥伝社)の中に、こんな体験談があります。
取引先とのミーティングの席で、problemという言葉を使ったら、相手を激怒させてしまったそうです。

同著より「problemには深刻な問題、ネガティブで厄介な難題というニュアンスがあります」。

取引先は、problemを起こしていないということで、激怒したようです。

英語学習者の感覚だと、普通にproblemを使ってしまいますが、使う時には注意した方がいいですね。

実は、本blogでも、problemを使う時の問題点について触れた記事があります(他の単語も一緒に説明しています)。

今日は、その記事を再掲載します。また、本文からリンクしているchallengeの記事でもproblemについて触れています。
(以下、再掲載)
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タイトル:problemは使わない方がいい?
以前、challengeという言葉にについて説明しました。

challengeには、「課題、問題」という意味があり、克服すべき「課題」のように、前向きなイメージがあり、ビジネスで好まれます(ビジネスは課題を克服しながら成長してくものなので)。

一方、problemは、ネガティブなイメージがあり、困難をイメージさせます(a situation that causes difficulties)。
10/20の記事はお勧め記事なので、是非読んでください:
http://english.studynet.jp/blog/words/442/

今日は、issue という言葉をもう一つ加えてみましょう。
定義:
a subject or problem that is often discussed or argued about, especially a social or political matter that affects the interests of a lot of people(Longmanより)
(先日説明した前から理解する方法で訳します)課題や問題、それは、しばしば議論される、特に、社会的、政治的な事柄について、それらは、影響する、沢山の人々の関心に対して。

つまり、issueは、議論されるべき課題や問題で、社会的・政治的な物の場合が多いようです。

言葉のニュアンスを理解するのはとても難しいのですが、これも少しず学んでいくしかないです。

今回の結論は、「problemにはネガティブなイメージと困難を感じさせる」ので、使う時は注意しましょうというのがメッセージです。
今まで何十年も英語を勉強してきて、どうしてこういう重要な事に出会う機会が無かったのだろう~、と感じてしまいます。
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今回は、書籍の引用と過去記事(リンク先も含む)の紹介で、まとまりのない文章になってしまっていますが、problemの問題点は伝わったと思います。


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