seeを使った表現

多義語をマスターするのは大変なので、繰り返し紹介していきます。今回は、seeを取り上げます。

引用元の表記が無い例文はLongmanの英英辞典から引用しています(一部オリジナルもありますが)。

seeは、「見る、よく見る、会う」などの意味を最初に習いますが、それ以外にも「理解する、時間を過ごす」などいろいろな意味があります。

■see = understand
例)
*I can’t see why he’s so upset.
(彼がどうして動揺しているのか分からない)

■see = to spend time with someone 誰かと時間を過ごす
例)
*They’ve been seeing a lot of each other.
(彼らはお互いによく会います)

seeを進行形で使うと、どのくらい会うのかという点を問題にするようになります。
現在完了進行形なので、過去からずっとよく会っていることになります。

■see 人 off 見送る
例)
*They’ve gone to the airport to see their son off.
(彼らは、自分達の息子を送るために空港まで見送りに行った)

■see a doctor 診察を受ける
例)
*You should see a doctor.
(医者にみてもらった方がいいよ)

■see = to visit or meet someone 訪問する、会う
例)
*I’ll be seeing her tomorrow night.
(私は明日の夜、彼女と会っているだろう)

■see out 外まで送る、玄関まで見送る
例)
*Will you please see Ms.Smith out?(ジーニアス英和辞典より)
(スミスさんを玄関まで送ってくださいませんか)

最後に、面白い表現を一つ。
*I’ll see myself out.(ジーニアス英和辞典より)
と言うと、「自分自身を外まで送る」、つまり、「お見送りは結構です」(略式)という意味になります。

seeを使った表現はまだまだ沢山あるので、別の機会に紹介します。