make a differenceとは?
differenceには、大きく分けると「違い、相違」という意味と「重要性、影響」という意味があります。
そこで、make a difference は、「違いが生じる」「重要である」「影響する」という意味で使われます。
Longmanの英英辞典の定義
[make a/the difference]
to have an important effect or influence on something or someone
(重要な結果をもたらしたり、何かや人に影響を及ぼす)
「違いがあれば、それは重要であり、重要だったら影響を及ぼす」と関連させれば、意味は一つだと考える事もできます。日本語に訳すと、それぞれの訳語が別物に見えてしまうので、英英辞典で元の意味を確認することはとても重要だと思います。
make と differenceの間には、a, a big, a great, no, little, any(notと一緒) などの単語を入れて意味のバリエーションを作ることができます。
例)
<great>
*It makes a great difference.
(それは大きな違いだ)
<not>
*It doesn’t make a difference to me.
(どちらでもかまいません)
*It doesn’t make a difference.
(それは、重要ではない。=>どうだってよい)
<little>
*His attendance will make little difference.(ジーニアス英和辞典より)
(彼の出席するかしないかはほとんど重要ではない)
*It will make little difference whether you go there by taxi or on foot.
(Tanaka Corpusより)
(タクシーで行っても、歩いて行ってもほどんど変わらない)
<no>
*It makes no difference what she said.(ジーニアス英和辞典より)
(彼女が何をいっても重要ではない=>何を言っても構わない)
次に、differenceの基本的な使い方をLongmanの英英辞典より引用しておきます。
■difference between / difference in
例)
*The main difference between the groups was age.
(グループ間の主要な違いは、年齢です)
*Researchers found a number of important differences in the way boys and girls learn.
(研究者は、男子と女子が学ぶ方法において沢山の重要な違いを発見した)
■派生語
*different(形容詞):異なった、種々の、(口語)特異な、独特の
*differ(自動詞):異なる