Milky Way

ハワイの中で最も大きな島がハワイ島です。そこで、ハワイ島のの事をBig Islandと現地の人は呼んでいます。

Big Islandのマウナケア(山)(Mauna Kea)は、空気が澄みきっており天文観測に最適なため、世界11ヶ国の研究機関が合計13基の天文台を設置しています。

マウナ・ケアの標高は、なんと富士山よりも高く、4,205 mもあります。マウナは、ハワイ語で、「山」という意味です。

いつかマウナケアを登ってみたいと思っていますが(現地ツアーがあります)、今回は、ハワイ島のワイコロアから撮った写真を紹介しながら英語の勉強をしましょう(添付の写真は、天の川の方向を撮ったものです)。
天の川の事をMilky Wayと英語では言いますが、東洋が「川」という解釈をしているのに対して、西洋では、「乳(milk)」と考えているところが面白いですね。何でmilkになったかは、ギリシア神話から来ているようです。ゼウスの妻ヘラの乳が飛び散ってMilky Wayになったという話があります。

今回は、先日紹介したlongmanの辞書ではなく、Merrian Websterの辞書でMilky Wayの定義を調べてみましょう。

Merrian Websterのオンライ辞書には、ネイティブ向けの辞書と英語学習者向けの辞書の2つがあります。

両方の辞書の定義を見てみましょう。

「ネイティブ向けのmilky wayの定義」
a broad luminous irregular band of light that stretches completely around the celestial sphere and is caused by the light of myriads of faint stars
http://www.merriam-webster.com/dictionary/milky+way

*broad 広い
*luminous 光を発する
*irregular  不規則な
*celestial  天体の
*sphere 球
*myriads of 無数の
*faint (光)かすかな
*cause 原因となる、引き起こす、もたらす

(訳)
広く光を発する不規則な光の帯で、それは、天球全体に広がっており、無数のかすかな光の星々からの光によってもたらされている。

「英語学習者向けのmilky wayの定義」
a broad band of light that can be seen in the night sky and that is caused by the light of a very large number of faint stars
http://www.learnersdictionary.com/search/Milky%20Way

(訳)
広範囲な光の帯で、夜に見られるものであり、沢山のかすかな光の星の光によってもたらされている。

ネイティブ向けの定義は語彙が難しく、英語学習者向けの定義は、語彙が優しいので、一般的には英語学習者向けの英英辞典を利用するのですが、ワンランク上を目指すなら、ネイティブ向けも併用すると、語彙力が飛躍的に上がるでしょう。