alternativeとは?

良く使われる単語なのに意味が分かりにくいものがあります。

alternativeという単語もその一つではないでしょうか。

辞書を調べると「どちらかを選ぶべき、二者択一(の)、代わり(の)」(形容詞・名詞)と説明されています。

いつものようにLongmanの英英辞典で調べてみると、
[countable]something you can choose to do or use instead of something else
[数えられる名詞]他の代わりに実行したり使ったりすることを選ぶことができる何か

日本語に訳してしまうとちょっと分かりにくいですね。
英語の語順で理解すれば、もう少し分かりやすいかもしれません。

ちょっと英語順に訳しています。
「何か、あなたが選べる(何か)、実施したり、利用したりすることを(選べる何か)、代わりに、何か他の(代わりに)」
この訳し方は日本語にはなっていませんが、英語の語順で考える方法が伝わると思います。

要するに、選択肢が2つあって、そのうちのどちらかというイメージで考えると分かりやすいと思います。

良い例が、東京ディズニーランド(英語版)のファーストパスの説明にありました(以下)。

Disney’s FASTPASS is the perfect alternative to waiting in line.
(http://www.tokyodisneyresort.co.jp/en/tdl/atrc/index.html)

(ディズニーランドのファーストパスは、待ち行列に対する完璧なもう一つの選択になる)

ここでは、2つの選択肢があると言っています。
一つは、「長い行列で待ってからアトラクションに乗る」、
もう一つは、「ファーストパスを取得して、並ばずにアトラクション乗る」。

確かに、fastpass は、perfect alternative ですね(取るのは大変だけど)。

この文は、A is alternative to B という形式になっています。

(例1)
an alternative plan 代案

(例2)CNNより
Alternative living for baby boomers
(ベビーブーマーの為のもう一つの生活)
http://newsroom.blogs.cnn.com/2012/11/19/alternative-living-for-baby-boomers/

・baby boomers: 1946-1964に生まれた人

この記事の映像では、cohouseing(コハウジング)という生活の方法について説明しています。

普通の個人宅として住むのでなく、cohouseingというコミュニティの中で生活をする事をalternative livingと言っています。余裕があったら、映像を見てみてください(リスニングの練習にもなるかも)。

ただし、映像の英語はかなり早く感じられれかもしれません。ニュース系の英語はかなり早いので、ボキャブラリーとその速さに慣れる為の訓練が必要です。個人的には、「知らない単語は聞き取れない」と考えており、ボキャブラリーが一番大事だと思っています。

「今回の重要語」
alternative