Please sit down. は使わない方がいい?

日本の義務教育で習った英語には、重要な事が抜けているといつも感じています。

Please sit down. は、pleaseが付いているから丁寧な表現と思ってしまいますが、これは、上司が部下に対して、親が子供に対して、または、カジュアルな場面で使う言い方です。

フォーマルな場面、ビジネスの現場では、もっと柔らかい印象の言葉である、Please have a seat. を使うべきです。

似たような例が、What’s your name? (名前は何?)です。

これもかなりぶっきらぼうな言い方です。
日本語でもこんな言い方はしませんよね。

丁寧に名前を聞きたい場合は、
May I have your name. です。

もう一つ紹介しましょう。
ネイティブに対して、
Can you speak Japanese? と聞いたら
話す能力を聞いているように聞こえるそうです。

失礼の無い言い方は、
Do you speak Japanese. です。

これらは、中学校一年生レベルの英語ですが、文法の練習の為にしか習っただけで、どいういう状況で使うべきかどうかという議論が完全に抜けてしまっていますね。

まだまだ、探せばいっぱい出てくると思いますが、英語に対する考え方を本Facebookで少しずつ直していきたいと思います。