「先例のない、前代未聞の」を英語にすると?
時々見かける単語なので、今回は、この単語を取り上げます。
Googleが、ロゴの文字を1ピクセルだけ調整したのをご存じでしょうか。
以下のサイトに、変更前と変更後の違いをアニメーションで表示してくれています。
http://gizmodo.com/google-changed-its-logo-this-weekend-and-you-didnt-even-1582005359
こういった、Googleのロゴ変更は、先例のないことではないという意味で、以下のような記述が同サイトにあります。
A Google logo-adjustment isn’t unprecedented, though.
unprecedented は、少し長い単語ですが、「先例のない」というい意味です。
この単語を分解すると、
un + precedent + ed
precedent (先例)という単語が出てきます。
さらに、pre は、「先に」という接頭辞、ced は、ラテン語の「行く」を意味するので、「先に行く」=>「先例」となります。
例)CNNニュースより(November 14, 2013
(記事タイトル)CO2 causing oceans to acidify at ‘unprecedented’ rate, scientists warn
CO2(二酸化炭素)によって、海がかつてない割合で酸性化していると、科学者は警告している
http://edition.cnn.com/2013/11/14/world/ocean-acidification-report/
用語:
・acidify 酸性化する
=> acid は、「酸」という意味(例:acid rain 酸性雨)。acidificationは、「酸性化」という意味。
・CO2は、carbon dioxide とも言います。
この記事によると、海は、産業革命(the Industrial Revolution)以来、26%も酸性化しているそうです。