虹(rainbow)について

虹は、7色という固定観念がありますが、光の波長は連続的に変化しているので、色数はもっとあるという言い方もできるし、もっと少ないと考えることもできます。よって、各国によって色数の認識は違います。
7色としたのは、7が神聖な数として考えられていたからだそうです(ニュートンが決めたようです)。
今回は、Merriam Websterのネイティブ向けの辞書でrainbowを調べてみます。
[rainbow]
an arc or circle that exhibits in concentric bands the colors of the spectrum and that is formed opposite the sun by the refraction and reflection of the sun’s rays in raindrops, spray, or mist
(原文:http://www.merriam-webster.com/dictionary/rainbow)
*arc 弧
*exhibit 示す
*concentric 同心円の
*spectrum (光学)スペクトル
*opposite 反対側に
*refraction 屈折
*reflection 反射
*ray 光線
*raindrops 雨滴
*spray しぶき
*mist 霧
理科の教科書に出てくるような説明がされていますが、語彙力増強にはとても役に立ちますね。
雨滴は、一つ一つ数えられるので、raindrops(複数形)になっています。
霧というとfogを思い浮かべますが、fogより薄いのが、mistで、mistよりも薄いのがhaze(薄霧)です。fogは、濃霧と覚えておくと良いでしょう。
(訳)
弧または円状のものであり、同心円状にスペクトルの色を示し、雨滴、水しぶき、霧の中での太陽光の屈折と反射により太陽の反対側に形成されるもの。