病気になる場合の英米の違い
アメリカ英語とイギリス英語の違いまで理解するのは難しいのですが、なんとなくても知っておくと後で役に立つかもしれません。
「病気になっている」という意味で使う形容詞は、アメリカ英語では、sick、イギリス英語では、ill だそうです(Longmanの英英辞典の説明を参考にしています)。
イギリス英語でsickを使うと、「吐き気がする、吐く」という意味になり、アメリカ英語で、illを使うと重大な病気になっているのを意味します。
I feel sick.と言うと、イギリス英語では、「吐き気がする」という意味になります。
アメリカ英語で表現したい場合は、ジーニアスの英和辞典の例文を引用すると、
I am sick to my stomach. (吐き気がします)
という表現になります。toの代わりに、in, atなども使います。
例)ZocDoc ANSWERSより
Why do I feel sick to my stomach when I wake up every morning?
(朝目が覚めると、どうして吐き気がするのでしょうか)
https://www.zocdoc.com/answers/5676/why-do-i-feel-sick-to-my-stomach-when-i-wake-up-every-morning
ZocDocは、ニューヨークにあるので、アメリカ英語で吐くという言葉が使われています。
吐くという意味では、throw up, vomit という表現もあります。
throw up の方が、informalで、vomitは、formalな表現になります。
また、sick bag は、(飛行機などに設置されている)吐くものを入れる袋(嘔吐袋)になります。
吐き気がする場合の表現は覚えておいて損はないですね。