comprehensiveとは?
日本語で「広範囲な、包括的な」という意味で覚えている方も多いと思いますが、今回は、この単語を取り上げてみます。
まずは、いつものようにLongmanの英英辞典の定義を確認します。
[comprehensive]including all the necessary facts, details, or problems that need to be dealt with(=thorough)
(扱うために必要なすべての事実、詳細、問題を含んでいる)
日本語訳の意味がこの定義で明確になると思います。
例)VOAニュースより(November 22, 2013)
The U.S. Federal Aviation Administration has released a comprehensive study that says airline pilots are relying too much on automation.
(連邦航空局は、パイロットが自動操縦に頼りすぎているという総合研究結果を発表しました)
http://www.voanews.com/content/faa-study-issues-recommendations-to-correct-pilot-overrelaince-on-automation/1795995.html
この例文の中で、rely on (頼る)という表現ありますが、頼り過ぎている場合は、rely too much on~という表現が使えるのが分かりますね。
同記事本文には、overreliance (過度の信頼・信用)という言葉で言い換えている部分もあります。
comprehensive studyのような形で組み合わせることが出来る単語には、review(評論)、survey(調査)、account(記事、報告)などがあります。
また、comprehensive insuranceは、「総合保険」になります。
それから、comprehensiveには、「理解力のある」という別の意味も存在します。
comprehensiveを名詞にした、comprehensionを使うと、listening comprehension(聴解力)になるので、英語のリスニングテストは、listening comprehension testと表現できますね。