under と underneath 、その他類義語
underは、「~の下に」という前置詞の意味がよく知られていると思いますが(副詞、形容詞の用法もあります)、似たような表現にunderneathという単語があります。
それぞれ、Longmanの英英辞典で定義の違いを見てみましょう。
[under]below or at a lower level than something, or covered by
(より下に(below)、何かよりも下のレベルで、または、覆われていて)
[underneath]directly under another object or covered by it
(他のものの直下に、または、他の物に覆われて)
ほとんど同じ意味として読み取れますが、Longmanの英英辞典の語法説明によると、underneathの方は、特に何かが隠れていたり覆われている時に使うと説明されています。
このunderneathの語法を特徴づける例文は、同辞書の以下の例文でしょう。
・She lifted the cover and peeped underneath.
(彼女は、カバーを持ち上げ、下を覗いた)
peepは、「覗く」という動詞です。
「~の下に」という意味では、他にも、belowやbeneathがあります。
belowは、何かから離れて下というイメージ(下全般に使います)、beneathは、underやbelowと同じような意味で使われますが、フォーマルな表現です。
例)CNNニュースより(September 16, 2013)
・30 meters below the sea level(水面下30メートル)
http://edition.cnn.com/2013/09/15/world/costa-concordia-underwater/
例)CNNニュースより(August 31, 2013)
Beneath Greenland’s ice, a grand canyon
(グリーンランドの下に、壮大な峡谷)
http://edition.cnn.com/2013/08/29/world/europe/greenland-megacanyon/
これらの使い分けは、難しいかもしれませんが、英文に沢山触れて、少しずつ感覚を身に着けていくしかないでしょう。