know +「人」 の使い方に注意
knowを「知っている」と訳してしまうと、思わぬ間違いを犯してしまいます。
know + 「人」は、「面識がある」「直接知っている」という意味になります。
例)
I’ve known her for three years.
(私は彼女を3年前から知っている)
ここで使われている know は、「個人的に知っている」という意味になります。
よって、「know + 有名人の名前」のような使い方をすると、その有名人と個人的に知り合いであるという意味になってしまいます。
直接でなく、間接的に知っている場合は、「know of + 人」の形にします。
ジーニアスの英和辞典に分かりやすい例があったので、例文を引用させていただきます。
例)
A: Do you know Mr. X?
(ミスターXを知っていますか)
B: No, but I know of him.
(面識はありませんが、噂は聞いています)
ここでは、know と know of を対比しているので、Bの発言では、of を強く発音します。
~を知っていますかという意味で、「Do you know + 人 ?」という表現は、何気なく使ってしまいそうな表現ですが、その時は、今回の説明を思い出してください。
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