強調のthemselves

本Facebookページの練習ページである「VOAで学ぶ英語」の練習4に以下のような英文があります。
(https://www.facebook.com/voa.english.studynet.jp/posts/135151080012781)
At the same time, native English speakers who work with foreign companies may need to learn some new communication skills themselves.
(直訳:同時に、外国の会社と一緒に働くネイティブの英語を話す人は、彼ら自身、新しいコミュニケーションスキルを学ぶ必要があるかもしれない)
この文にthemselvesが使われていますが、これは無くても意味は変りません。しかし、themselvesを入れることによって、強調することができます。
この文の前で、international studentsが英語のスキルを身に付ける必要があると述べているのですが、次の文(上記)でネイティブ自身も新しいコミュニケーションスキルを学ばないといけないでしょうと強調しています。
こういったthemselvesの感覚は、なかなか身に付けるのが難しいのですが、VOAの英語で何度もリピートして聞いたり・シャドーイングをしているとなんとなくその感覚が身に付いてきます。定着するまでには時間がかかると思いますが。
また、themselvesの位置ですが、主語の後と文の最後のパターンがありますが、文末の方がふつうだそうです(ジーニアスの英和辞典より)。
themselvesは、中学校の英語の人称代名詞のあたりで一緒に学んだ気がしますが、使いこなすのは難しいですね。
上記で紹介した「VOAで学ぶ英語」や各種英語教材でthemselvesが出てきたら、ちょっと立ち止まって強調の感覚を養ってみてください。