前向きに「疲れた」と言いたい時の表現は?
疲れたと言うと、最初に思いつくのが、I’m tired.だと思います。
実際に、I’m tired.は、「疲れた」を意味するのですが、例えば、何かエキサイティングなパフォーマンスをした後に、とても疲れた気持ちを表現する時は、
That was exhausting.
という表現の方が適しています。
Thatは、そのパフォーマンスの事です。
この状況で、I’m tired.と言うのはあまり適していないようです(ネイティブの意見)。
ネイティブの先生に聞くと、疲れて眠いのかと思ってしまうそうです。
さらに、そのパフォーマンス以外の何かの理由で眠い(休みたい)と想像してしまうようです。
ネイティブの意見も人によって違うかもしれないので、tiredのニュアンスを理解するために、Lognmanの英英辞典で定義を調べてみました。
[tired]
1. feeling that you want to sleep or rest
(寝たり、休みたい気持ち)
2. bored with something, because it is no longer interesting, or has become annoying
(何かに飽きた、なぜなら、興味がなくなったり、迷惑になったので)
例)Lognmanの英英辞典より
*I’m so tired I could sleep for a week.
(私はとても疲れたので、1週間寝る事ができるでしょう)
例)Lognmanの英英辞典より
*I’m tired of watching television; let’s go for a walk.
(テレビを見ているのに飽きた。散歩をしましょう)
tiredに、ネガティブは意味は無いとネイティブの先生は言っていましたが、上記の1,2の意味があることは理解しておいた方がいいでしょう。
一方、exhaustingの方は、making you feel extremely tired(極度に疲労を感じさせる)と定義されていますが、説明にtiredが使われているので、その違いがよく分かりませんね。ジーニアスの英和辞典も、「くたくたに疲れさせる」と定義していました。
少なくも、疲れたという表現は、I’m tired.だけでないと言う事と、ある対象(今回の説明ではエキサイティングなパフォーマンス)で疲れ果てたという気持ちを出したい場合は、That was exhausting.という表現の方が、疲れた対象が明確になるので、こちらの方が適しているということになります。
tiredを使う時に、少し注意してみてください。