if anything とは?

これは、意味を予測しにくい表現なので、Lognmanの英英辞典で定義を理解しておきましょう。
[if anything] spoken used when you are adding something to emphasize what you have just said
(口語:あなたが言った事を強調するために何かを付け加えるときに使う)
日本語にすると、「どちらかと言うと、いずれにしても、むしろ」などの訳語が割り当てられていますが、Longmanの英英辞典の定義のほうが分かりやすいですね。
例)Longmanの英英辞典より。
*Sam didn’t seem too disappointed at losing. If anything, he seemed relieved that it was all over.
(サムは、敗北で失望しているようには見えなかった。どちらかというと、彼は、それが終わってほっとしているようだった)
例文には、先日説明したseemが入っていますね。
seemは、話者の主観が入って、そのように「見える、思える」という意味になります。
anything を使った表現で重要なのがanything butです。
以前にもこの表現を紹介しましたが、復習の為に違う例文を紹介しておきます。
■anything but 
意味は似ていますが、2種類あります。
1.~の他ならなんでも(butは、前置詞で「~の他に、~を除いた」という意味があります)
2.決して~でない
例)
*I will eat anything but cheese.
(チーズ以外なら何でも食べます)
*He is anything but a gentleman.
(彼は決して紳士的ではない)