-12月-2012の記事
less を使って、英単語力増強!
昨日のproofという接尾辞に続いて、今日は、less という接尾辞を扱います。~less という単語は、大辞典レベルになると数千語もあるそうですが、正
いくつかリストアップしてみます。
*endless 終わりの無い
*valueless 価値の無い
*homeless 家の無い
*colorless 無色の
*wireless 無線の
*harmless 害のない
*sugarless 砂糖のない
*priceless 値段がつけられない=>きわめて貴重な
*flawless キズの無い、完璧な(欠点のない)
=>flaw は、「(宝石・陶器の)キズ、欠点」
*relentless 無慈悲な
=>relent は、「やさしい気持ちになる」
pricelessは、意味を間違えやすそうなので注意しましょ
最後の2つ(flawless, relentless)は、若干難しそうに感じられる方もいるか
例)
・a flawless speech 完璧なスピーチ
・a flawless performance 完璧な演奏
・Was Obama too relentless with Romney? (CNNニュース)
(http://edition.cnn.com/2012/
(オバマは、ロムニーに対して容赦のない態度だったのか?)
relentless は、日常語では使わないかもしれませんが、ニュース記事で使われ
英単語って、知らない単語に出会った時は、すぐには頭の中には入
flawlessやrelentlessを知らなかった方は、次
口内炎を英語で言うと?
口内炎という言葉が分からないと、その症状を英語で表現するのは
難しい医学的な用語もあるようですが、一般的には、a mouth ulcer と言います。
ulcer は、「潰瘍」という意味なので、胃潰瘍は、
a stomach ulcer という意味です。
gastric「胃部の」という専門用語を使って、a gastric ulcer とも言いますが、a stomach ulcerの方が覚えやすいです。
BBCのHealthのページに、mouth ulcerの記事があるので、ここから英文を抜き出して、英文を
(http://www.bbc.co.uk/health/
リーディングに自信のある方は、解説を読まないでトライしてみて
What are they?
A mouth ulcer is an exposed nerve. The lining of your mouth is incredibly sensitive and any break in its surface exposes the nerves that lie in and beneath it. Anything that touches them, whether it’s food, liquid or a toothbrush, causes pain that means it can be difficult to eat, drink and even talk.
<解説>
用語:
*expose さらす
*lining 内側
*break 割れ目、切れ目
*beneath (前置詞)~の下に
通常英文は、義務教育の英語の授業や翻訳のように後ろから訳すの
A mouth ulcer/ is an exposed nerve.
胃潰瘍は/さらされた神経です。
The lining of your mouth/ is incredibly sensitive/ and any break /in its surface /exposes the nerves/ that lie in and beneath it.
内側は、/口の中の/信じられないくらい敏感で/
Anything /that touches them,/ whether it’s food,/ liquid/ or a toothbrush,/ causes pain/ that means/ it can be difficult/ to eat,/ drink/ and even talk./
なんでも/それに接触するものは/食物でも/液体でも/
こんな読み方をした事が無い人もいるかもしれませんが、英語の語
リーディングが難しいと感じる人は、簡単な英文でいいので、前か
- proof は、便利な接尾辞!
「防~、耐~」という単語を沢山つくることができます。
waterproof 防水の
soundproof 防音の
bulletproof 防弾の
earthquakeproof 耐震の
childproof 子供に安全なようにしてある
sunproof 日光を通さない
rustproof さびない
rainproof 防水の
flameproof 耐火性の、燃えない
fireproof 防火の、耐火性の
mothproof 防虫の
例)
a waterproof jacket 防水ジャケット
a soundproof door 防音ドア
a fireproof safe 耐火金庫
他にも、単語+proofの組み合わせはありますが、必ず辞書で
I was wondering if ~ という表現は便利!
英語の依頼文は非常に沢山ありますが、I was wondering if ~は、その中でも丁寧な依頼になります。
フォーマルな場面や、頼みにくい事などを頼む時に使えるでしょう
ifの中は、仮定法が入るので、「もし出来たら~できますでしょ
少しためらった感じで、相手の反応を聞くときなどに使うとよいで
例)
I was wondering if I could borrow your car? (Longmanより)
あなたの車を貸りたいのですが。
相手の大事な車を借りるなんて、かなり勇気がいりますよね。そん
私が初めてこの表現を使ったのは、飛行機に乗った時です。知り合
依頼の文は、後日纏めたいと思いますが、個人的には、Would
<命令、依頼のパターン(一部)>
A. 命令文
B. Please~
C. Will you~?
D. Can you~?
E. Would you~?
F. Could you~?
G. I wonder if ~ could ~
H. I was wondering if ~ could ~
さらに丁寧な表現もありますが、今回はこのへんにしておきます。
これらの使い分けの説明は、後日、別記事で纏めたいと思います。
coin(コイン)には、動詞としての使い方がある!
10/
The easiness comes with the eating – at least, that was the view in 19th century America, where this phrase was coined.
(http://www.phrases.org.uk/
「容易さは、食べる事から来ている。それは、19世紀のアメリカ
*訳は、参考程度にしてください(直訳調で、前から訳すようにし
この文の最後に、coin という動詞が使われています。
coinは、「(新語を)創り出す」という意味で使われています
つまり、最後の部分は、「そこで、この句が創り出された」になり
例)
The word “Xerox” was originally coined as a trade name.
ゼロックスはもともとは商品名として造語された言葉であった. – (研究社 新和英中辞典)
自分で何か新しい言葉を作った時には、
I coined ~ というパターンで表現できます。
NASAの教育機関のTwitterに以下のような分が文があり
I think I just coined a new word for Twitter Handle. “Twandle.”
(http://twitter.com/
この人は、Twandle という言葉を作ったのですね。
if の形容詞形は、iffy
if の形容詞形は、iffy (復習記事:再掲載)
「もし~なら」という接続詞が if であることは、ご存知だと思いますが、if の形容詞形がある事は、あまり知られていないと思います。
口語として使われますが、if の形容詞形は、iffy です。
意味は、「不確かな、あやふやな、疑わしい」です。
例)(Tha Japan Timesより)
Jobless rate unchanged at 4.3% in July; future iffy
(http://www.japantimes.co.jp/text/nb20120901a5.html)
7月、失業率は4.3%で変化なし。その後は不確か(疑わしい)
見出しでは、失業率を、Jobless rate と言っていますが、unemployment rate とも言います。
世界の失業率は、以下のサイトで調べることができます。http://www.tradingeconomics.com/unemployment-rates-list-by-country
unemployment rate(失業率)の定義は、以下の通りです。
The percentage of the total labor force that is unemployed but actively seeking employment and willing to work.
(http://www.investopedia.com/terms/u/unemploymentrate.asp)
(失業中だけど、職を探しており、働く意思のある全労働力の割合)
It’s not my cup of tea. とはどういう意味?
直訳は、「それは、私の紅茶ではありません」ですが、本当の意味
例)
A: Would you like to go skiing this weekend?
B: To be honest, Going skiing is not my cup of tea.
A: 今週末、スキーに行かない?
B: 正直に言うと、スキーには興味が無いんです。
I don’t like it. と直接否定するより、印象は良くなります。
あまり、興味が無い事を誘われた時に、使ってみたい表現ですね。
興味の無い事には、幅広く使えるので、
Abstract painting is not to my cup of tea.
(抽象画には興味が無いです)
と言う事ができます。
*abstract 抽象的な
例文にある、go + ~ingの形もかなり使える表現なので、一部紹介しておきます。
go swimming 泳ぎに行く
go hiking ハイキングに行く
go shopping ショッピングに行く
go ice-skating アイススケートに行く
go rock climbing ロッククライミングに行く
claim は、クレーム?
日本語のクレームは、complaint(不平、苦情)と訳され
claim は、日本語のクレームとはちょっと違って、「要求する、主張する
CNNニュースの以下見出し読んでみてください。
「Spain floods claim 10 lives」
(http://edition.cnn.com/2012/
(スペインの洪水が10人の命を奪った)
*flood 洪水
*lives (lifeの複数形)
大雨(heavy rainfall)が、スペインのある地域を襲い、鉄砲水(fl
ちなみに、過去の出来事なので、Spain floods claimed 10 lives. と過去形にならないとおかしいと思われる方がいるかもしれません
resort は、リゾート?
行楽地という意味で、resort という単語を覚えている方も多いとい思いますが、動詞としてもよ
resort vi. ~に訴える、頼る ( resort to + 名詞)
例)
resort to violence 暴力に訴える
CNNの見出しでこのようなものがあります。
Polar bears resort to cannibalism as Arctic ice shrinks
(http://edition.cnn.com/2008/
*Polar bears
*cannibalism 共食い
*arctic 北極の (<=>antarctic 南極の)
*shrink 縮む、小さくなる
(訳)
北極の氷が減少しているので、北極熊は共食いをしている(共食い
これは、深刻な問題ですね。地球温暖化(global warming)が、北極熊にも影響しているのは知りませんでし
二酸化炭素(carbon dioxide)などの温室効果ガス(greenhouse effect gas)が大気中(in the atmosphere)に溜まり、地球全体が温室のようになって
この記事によると、30年前の40%の氷が失われているようです
卵の白身と黄身を英語で言うと?
白身:the white of an egg
黄身:the yolk of an egg
卵の白身って、透明なのにwhiteなのか?と疑問に思ってしまいますが、多分、white wine と同じような感覚なのかもしれません。
white の元々の定義は、「having the colour of milk, salt, or snow」なので、「白」ですね。
white が出てきたので、一つ言い回しを紹介しましょう。
white elephant:やっかいなもの、用済みのもの
white elephantという言葉は、昔、タイの王が、敵国に白い像を献上したのが由来になっているようです。
白い象は神聖視されているので、大事に扱う必要があります。しかし、エサ代などの管理費がかかり、贈られた方の負担は非常に大きく、やがて、破綻してしまいます。white elephantを受け取った方は、「やっかいなもの」をもらってしまった事になります。
例)
This big gift is a white elephant to me.
この大きな贈り物は、やっかいなもの(不必要なもの)だ。
CNNの記事にこんなタイトルのものがありました。
Without AT&T, T-Mobile is a wireless white elephant
(AT&Tが無かったら、T-mobile は、無線通信のやっかいなもの)
(http://money.cnn.com/2011/09/06/technology/tmobile_options/index.htm)
*タイトルだけだと、どうして「やっかいなもの」なのか分かりませんが、それは本文を読むと分かるようになっています。興味のある方は、チャレンジしてみてください。ただし、ニュースの英語に慣れるためには、ある程度の語彙力と背景知識が必要になってきます。