英語表現

behind the wheel は、どういう意味?

behind は、「~の後ろ」、wheelは、「車輪」ですが、ここでは、steering wheel(ハンドル)の意味で使っています。

ハンドルの後ろにいるということは、「運転中である」という意味になります。

例)
Cell phones behind the wheel are dangerous.
(運転中の携帯電話は危険)

日本語のハンドル(handle)は、車のハンドルには使えないので注意。handleは、「取っ手」という意味があります。

例)
the handle of a broom (ほうきの柄)

自転車のハンドルは、handlebars と言います。

handleは、動詞で、「取り扱う、処理する」という意味があります。

掲示に「Handle with care」(取扱い注意)
というのがあります。

(参考)Flickrの画像より
http://www.flickr.com/photos/chrislam/2616312487/


犬の散歩を英語で言うと?

walkを使って表現することができます。
walkには、「~を散歩させる」という意味があり、
I walk my dog for about 30 minutes every day.
と表現できます。

walkには、「(歩いて)送る」という意味もあります。
I’ll walk you home. (家まで送る)

walkも、「歩く」という意味だけでなく、それに関連した意味の広がりがありますね。


入れ歯を英語で言うと?

歯は、teeth(複数形はtooth)というのはご存知だと思いますが、入れ歯は、なかなか出てこないです。

入れ歯は、false teethと言います。
訳すと、偽物の歯。

入れ歯をはめるは、put in one’s teeth
入れ歯を外す時は、take out one’s teeth

falseは、偽の、偽りの、人造のという意味です。

falseを使った例:

false eyelashes つけまつ毛
false tears そら涙


pageの意外な意味!

pageというと、ページ(頁)を思い浮かべますが、動詞としての利用方法があります。

デパートやホテルなどで、「人を呼び出す」という意味があります

「Paging Mr. Sato. Please come to information」
(佐藤さま、インフォメーションまで来てください)

pageには、「本をめくる」という意味もあります。

I was paging through a magazine.
(私は、雑誌をぺらぺらめくっていた)


「よだれが出る」を英語で言うと?

美味しそうなものを見てよだれが出てきた場合、waterを動詞として使うと表現できます。

The cake made my mouth water.
(ケーキを見てよだれが出てきた)

waterは、分泌液が出る時に使えるので、
涙が出るばあいにも使えます。

Smoke makes my eyes water.
(煙で涙が出てきた)

唾液は、正式には、salivaと言いますが、ちょっと堅苦しい言葉に感じられます。

よだれを垂らすという単語も一応存在します。
dribble・・「(液体などを)したたらせる、よだれを垂らす」

dribbleは、球技の話になると、「ドリブルする」という意味になります。

There was a dribble of brandy in the bottom of the bottle.
と言うと、ボトルの底がブランデーで濡れているようなイメージになりますね。


What a pain! とはどいう意味?

pain は、肉体的な痛み、精神的な苦痛という意味です。

I have a severe pain in the lower back.
(腰がひどく痛い)

painには、口語で「いやな人、いやな事」という意味があり、
This is a pain. というと、「いやな事だ」、つまり、「面倒くさい」という意味になります。

This is a pain. を強調したものが What a pain. なので、意味は、「面倒くさい!」という意味になります。

面倒な人には、
He is a pain.
She is a pain.
と表現できます。


climbは降りるときにも使える。

climbは、「登る」と覚えている方も多いと思いますが、実は、降りる時にも使えます。

climb down a mountain (山を降りる)
climb down from a tree (木から降りる)

climbは、手足を使って努力して登るいイメージがあります。

また、go up を使って、go up a mountain という言い方もあります。

例)
go up a slope(hill) (坂を上る)
go up the stairs (階段を上る)


rent と borrow の使い分けは?

どちらも「借りる」という意味なのですが、使い分けのルールがあります。

rent は、レンタカーからも想像できるように
「(家・土地・車などを)借りる」時に使います。

一方、borrowは、ビジネスではなく主に友達同士などの親切から「(お金・物など)借りる」時に使います。

簡単に言うと、ビジネス系で借りるばあいは、rentを使います

例)
rent land   土地を借りる
rent a room 部屋を借りる
rent a house 家を借りる
rent a car 車を借りる

borrow money お金を借りる
borrow one’s pen ペンを借りる

*銀行からお金を借りる場合は、borrow money from a bank と言えますが、他にも、借金をするという意味で、run into debt, get into debtなどがあります。run intoは、「~の状態に陥る」という意味で使われています。


of は「~の」だけではない。

the city of London というと「ロンドンの都市」ではなく「ロンドンという都市」という意味になります。
ポイントは、the city = Londonの関係が成り立っているとう点です。

それでは、以下はどうでしょうか。
an angel of a girl

これを、「少女の天使」では意味が通じません。これは、「天使のような少女」になります。

同格のofの場合は、
A of Bの形になり、「BというA」か「AのようなB」は意味になります。

例)
the news of his death (彼の死という知らせ)
a devil of a man. (悪魔のような男)


cleverの使い方に注意!

cleverは、「賢い、利口な」という意味の単語ですが、しばしば、「ずる賢い」という意味を伴ってしまう時があります。

そこで、Your son is very clever. と褒めたつもりが、いやみに聞こえて、ムッとされたという例があります。

賢いと褒めたい場合は、cleverは使わないで、brilliant (立派な、才気のある)を使いましょう。

brilliantは、ブリリアンカット(a brilliant cut)で有名ですね。

brilliantには、「素晴らしい、鮮明な」という意味もあるので、
a brilliant performance (素晴らしい演奏)
a brilliant star (光り輝く星)
という使い方もあります。

brilliantの意味をイメージで覚えるとしたら、人にも物にも「光り輝いていて素晴らしい」という感覚を持っているといいでしょう。

関連語
wise: 賢い、分別のある
intelligent: (高度な)知性のある

使い分けるのは少し大変かかもしれませんが、少しずつ単語の意味の広がりを理解していきましょう。


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