英語表現

red tape は、赤いテープ?

「お役所仕事、無駄な時間を費やす仕事」の事をrad tape と言います。

red tape(赤いテープ)は、昔、イギリスで公文書を束ねるのに使われました。そこから、「官僚的な形式主義」などの意味が生まれました。

There is too much red tape in our company.
私達の会社には、お役所的な無駄な仕事が沢山ある。

同じ、red を使って、red carpet (赤いカーペット)という言葉もあります。

a red-carpet welcome (盛大な歓迎)

人を迎えるときに、赤いじゅうたんを敷くのは、かなり特別な時ですよね。それくらい歓迎することをred carpet welcome と言います。

最後に、red を使った面白いイディオムを紹介しましょう。

paint the town red (街を赤く塗る)・・・大騒ぎをする、飲み歩く

Let’s paint the town red tomorrow night.
(明日は、パーッと飲もうぜ!)

プロジェクトの打ち上げなどに使ってみるのもいいでしょう!


回転寿司を英語で言うと

sushi-go-round と言います。

今日は、食べ物系について少し纏めてみます。

・食べ放題 all-you-can-eat
例) Breakfast is all-you-can-eat in this hotel.

・お代わり自由: free refill

refill は、 re(再び)+ fill(満たす)という組み合わせになっています。
例)Would you like a refill?
お代わりいかがですか?

寿司ネタ:
・fatty tuna トロ
・medium fatty tuna 中トロ
・fattiest tuna 大トロ
・sea eel アナゴ
・salmon roe いくら
・sea bream 鯛

*fatty 脂っこい
*fattiest fattyの最上級
*eel ウナギ、 sea eel でアナゴ
*roe (魚の体内にある)卵
*bream コイ科の淡水魚 sea breamで鯛

*寿司ネタは沢山あるので、別の機会にまた纏めたいと思います。


I enjoyed very much yesterday. という表現は、どこがいけないのか?

昨日何かのイベントがあって、とっても楽しかったという状況を考えた時、上の表現が出てきてしまいます。

enjoy は、他動詞なので、目的語が必要なんです。
上の文は、enjoyの目的語が抜けているのでenjoy oneself という形に直す必要があります。

正しくは、
I enjoyed myself very much yesterday.
(昨日は、とても楽しい時を過ごすことができました)

enjoyのパターンは大きく分けて3つあります。

1)enjoy + 名詞
2)enjoy + ~ing
3)enjoy + oneself

例)
1) I enjoyed dinner with my family last night.
2) I enjoyed reading a book yesterday.
3) I enjoyed myself very much last night.

2)の部分の補足ですが、enjoy to do の形は作れなくて、enjoy ~ingの形になります。


服装を見て「センスがいい」と言いたい時に思い浮かぶ単語は?

カタカナ語通り、sense を使って、good sense と言いたくなってしまいますが、服装には使えません。

sense は、「(美・方向などの本能的な)センス、勘、(知的、道徳的な)感覚」を示します。

(例)
common sense 常識
a sense of direction 方向感覚
a sense of humor ユーモアの心

服装のセンスは、人間が持つ本能や知的な感覚ではなく、「好み」なので、tasteを使います

He is a good taste in clothes.
(服装のセンスがいい)

tasteは、辞書で調べると「(個人的な)好み、(服装の)品(ひん)」と説明されています。

(例)
He has a good taste in ties.
(彼はネクタイのセンスがいい)

最後に、sense を使って使えそうな表現をいくつか紹介しておきます。

*I have a poor sense of direction.
(私は方向音痴だ)

*in a sense
(ある意味では(一応は))
*sense には、「意味」という意味があります(説明の日本語が変ですが)

*make sense
(意味をなす、意味がとれる)
ーThis sentence doesn’t make sense.
この文は意味が通らない。
ーWhat you are saying does not make sense.
あなたが言っている事は意味が通らない(筋が通っていない)


ハンサム(handsome)は、男性以外にも使える!

handsomeを男性に使うと、「容姿の整った,男性的でりりしい」という意味になりますが、女性や物にも使えます。

女性に使った場合は、知性や品性が感じられる美しさになります。
She is a handsome woman. (彼女はきりっとした女性だ)

また、動物や物にもhandsomeが使えます。
この場合は、「印象的で魅力的な」イメージになったり、「量が多い」という意味になります。

例)
a handsome present 豪華なプレゼント
a handsome salary いい給料
a handsome room 立派な部屋
a handsome horse 均整のとれた馬


「一人っ子」を英語で言うと?

英語の勉強をしていると、日常語なのに英語が出てこないということがよくあります。「一人っ子」もその一つかもしれません。

an only child とonly を付けると「一人っ子」になります。

例)
I am an only child. (私は一人っ子です)

一人っ子政策は、

the one-child policy
と言います。

関連語:
・双子:twins
・三つ子:triplets (triは、3という意味)
・四つ子:quadruplets (quad は、4という意味)
・五つ子:quintuplets

twin は、動詞で、「~と対ににする」「(都市)姉妹関係にする」という意味になります。

例)Kobe is twinned with Seattle.
(神戸はシアトルの姉妹都市です)

姉妹都市は、sister city を使って、以下のように表現することもできます。

Kobe is a sister city of Seattle.


hear には進行形が無い?

hearは、自然と向こうから何か音が聞こえてくるようなイメージです。自分から聞く(listen to)とは全く逆の感覚になります。

そこで、
I am listening to music.
とは言えても、
I am hearing music.
とは言えません。

音楽を聞いているという行為は、自分から聞こうとしているのでlisten to を使う必要があります。
進行形は、行為が進行中であることを示しているので、行為が無いものには進行形が作れません。

自然と聞こえる場合は、
I can hear a loud noise coming from the room.
といった表現になります。聞こうとしなくても向こうから自然と聞こえてくるイメージです。

同じような関係が、see と look, watchにあります。

see は、自然と見えているイメージ、look, watchは、こちらから能動的に見ようとしているイメージです


「勝つ」と表現したい時、いくつ単語が思い浮かびますか?

「勝つ」と言うと、一般的に最初に思いつくのは win だと思います。

win は、「(試合・戦いに)勝つ」という意味です。
win の目的語は、試合や戦いになるというのがポイントです。

例)win the game

win 以外にも beat, defeat も「勝つ」という意味で使われます。

目的語が人やチームの場合は、win が使えないので、
We beat the team by 3-1. (3対1で勝った)

*beatの過去形は、beat (beat-beat-beaten)

defeat も同じように使えるので、
We defeat the team by 3-1.

逆に負けたら、
We were defeated by 3 goals to 1.
と、受身で表現できます。

defeatが、打ち負かすという一般的な語になります。

類義語で、vanquish(征服する、破る)、conquer(征服する)などもあります。

最後に、win, beat, defeatの意味の広がりについて例文で紹介しておきます。

<win>
win the lawsuit (訴訟に勝つ)
win an election(選挙に勝つ)
win a prize (当選する)
win a Nobel Prize (ノーベル賞を受賞する)

<beat>
*beatは、もともと「叩く、打つ」がもともとの意味(辞書の最初に説明されている)。
beat a drum (ドラムを叩く)
Beat the eggs (卵をよくかきまぜる)
beat the team (そのチームを打ち負かす)

<defeat>
defeat an enemy (敵を打ち負かす)
defeat one’s rival (ライバルを打ち負かす)
defeat the team(そのチームを打ち負かす)


break a leg (足を折れ!)とはどういう意味?

これは、「幸運を祈る、頑張ってください」という励ましの言葉です。
日本人だと、good luck (幸運を祈る)を使った方が分かりやすいのですが、break a leg もよく使われます。

元々は、舞台に出る人にgood luckと言うと、bad luckが起きるという迷信があり、break a leg と言われるようになったそうです。今では、一般的に使われるようになりました。

プレゼン、演劇、合唱、ダンス発表に出る人に励ます言葉としてbreak a leg が使えます。

注意して欲しいのは、break your legs というように、「あなたの脚を折れ」と間違って言ってしまうと、文字通りに解釈されてしまいます。


しゃっくりを英語で言うと?

「しゃっくりをする」は、hiccup と言います。

hiccupを止めるは、get rid of (取り除く)を使って、get rid of hiccup と言います。

こんな記事を発見しました。
「11 Ways to Get Rid of Hiccups」
(しゃっくりを止める11の方法)
http://www.mastersinhealthcare.net/blog/2010/11-ways-to-get-rid-of-hiccups/

1.Breathe Into a Paper Bag
袋の中に息を吹き込む
2.Drink Water From Opposite Side of a Cup
カップの反対側から水を飲む
3.Swallow a Teaspoon of Sugar
スプーン一杯の佐藤を飲む
4.Hold Your Breath
息を止める
5.Get Scared
びっくりする
6.Gargle with Ice Water
冷たい水でうがいをする
7.Massage the Roof of Your Mouth
口蓋をマッサージする
8.Pull Out Your Tongue
舌を出す
9.Drink a Teaspoon of Vinegar
スプーン一杯の酢を飲む
10.Eat a Tablespoon of Peanut Butter
スプーン一杯のピーナッツバターを食べる
11.Cough/Sneeze/Burp
咳をする、くしゃみをする、げっぷをする

詳細は、元の記事を参考にしてください。
これら11個の方法の英文には、重要な単語が沢山入っているので、和訳を見ながら学習してください。

最後に、YouTubeに、hiccupを治そうとするストーリーがあったので紹介します。
http://www.youtube.com/watch?v=3kW9Q17ZQU0


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