耳の後ろが濡れている? (be wet behind the ears)

子供が顔を洗うと、耳の後ろを拭くのを忘れてしまうそうです。
そこで、be wet behind the earsは、「未熟な、未経験な」という意味になります。

Longmanの英英辞典では、(informal) very young and without much experience of life (略式)(とても若くて人生経験が浅い)と説明されています。

例)
He is still wet behind the ears.
(彼はまだ未熟だ)

■「未熟」の関連語

未熟というと、green「青二才」という言葉があります。

さらに、immature「未熟な」、beginner「初心者、未経験者」なども同じ種類に仲間になるので一緒に覚えましょう。

今回は、これらの言葉について、英英辞典で定義を確認してみます。

■[green](informal) young and lacking experience
(略式)若く、経験無い

例)Longman英英辞典より
I was pretty green then; I had a lot of things to learn.
(私は、その時かなり未熟だった。そこで、沢山学ぶことがあった)

用語:
・pretty(略式)かなりの、(「かわいい」という意味で知られていると思いますが)

■[immature] someone who is immature behaves or thinks in a way that is typical of someone much younger – used to show disapproval
(immatureな人は、とても若い人のように振る舞ったり考えるー不承認を示す為に使われる)

用語:
・disapproval 不承認、不賛成

immatureは、未熟さに対して否定的な意味合いがあるのが分かります。

例)immature idea 未熟な考え

immatureの同義語を探すと、childish(子供じみた、relating to or typical of a child)が見つかります。

immatureの反意語は、mature(完全に発達した)になります。

■[beginner] someone who has just started to do or learn something
(ちょうど何かを始めたり、学び始めた人)

例)
My son is a beginner in English.
(私の息子は英語を学び始めたばかりだ)

■今回の重要語
be wet behind the ears, green, immature, mature, beginner, pretty, disapproval