all ears とは?

これは、I’m all ears. のように 「be all ears」 という形で使います。

I’m all ears.を直訳すると、「私は、すべて耳です」になってしまい、意味不明と思われるかもしれませんが、ここから創造力を膨らますと、聞きたくてしょうがない状態をイメージできます。日本語に訳すと「是非聞きたいです」という意味になります。

Longmanの英英辞典の定義は以下のようになっています。
[all ears](be all ears, informal) to be very keen to hear what someone is going to tell you:
(誰かが話そうとしている事を熱心に耳を傾ける)

用語:
・keen to 熱心に~したがって、切望する

例)
As soon as I mentioned soccer, he was all ears.
サッカーの話をしたら、彼は一心に耳を傾けた。

■all thumbs
以前にも紹介しましたが、be all thumbs(すべて親指=>不器用)というのがあります。
thumbs関連の記事:http://english.studynet.jp/blog/words/703/

例)
*I’m all thumbs.
 (私は不器用です)
=>一応例文で挙げましたが、自分から不器用を主張する必要もないと思います。

ただし、こういう表現は有りだと思います。

*I’m all thumbs in the kitchen.(Tanaka Corpusより)
(私は炊事が全然できない)

■all eyes
これは、見たくてしょうがないという意味ではなく、
all eyes are on ・・・・・という形で、「みんなが何かを見ている(注目している)」という意味になります。

例)
*All eyes were on the speaker.
(皆が話者に注目していた)

*All eyes were turned on him.(研究社 新和英中辞典)
(皆の目が彼に集まった)

■今回の重要語
be all ears, be all thumbs, all eyes, keen