「目と鼻の先」を英語にすると?

「目と鼻の先」は「すぐ近く」という意味なので、英語では、a stone’s throw (石を投げて届く距離)と表現することができます。

また、within a stone’s throw で「すぐ近い所に(石を投げて届く距離以内というのが文字通りの意味)」となります。

例)
*The police department was located within a stone’s throw of our house. (The free Dictionaryより)警察署は、私の家のすぐ近くにあった

用語:
・be located 位置している
(locate は、「(建物などを)置く、設立する」)

*The hotel is only a stone’s throw from the beach.(Longmanより)ホテルは、ビーチのすぐ近くにあります。

*I live within a stone’s throw of the school.
私は、学校のすぐそばに住んでいます。

stone’s throwは、物理的に近いのが一般的な使い方ですが、以下のような見出しを発見しました。

A Stone’s Throw To A Playdown
http://sportsillustrated.cnn.com/vault/article/magazine/MAG1076996/index.htm

用語:
・playdown 決勝試合、プレーオフ

この見出しでは、「プレーオフまでもうすぐ」ということを言いたいのでしょう。stone’s throwのイメージが理解できていれば、あとは、こういった見出しや文章も解釈できるようになりますね。

■shouting distance
stone’s throwと類似表現に、shouting distance (叫んで届く距離、つまり、「すぐ近く、目と鼻の先」)があります。

例)
*I live within shouting distance of my parents.
私は、両親のすぐ近くに住んでいます

■stoneを使った熟語
stone を使った熟語について、参考の為に紹介しておきます。

・cast the first stone 真っ先に非難する
・throw stones 非難する、石を投げる
・kill two birds with one stone 一石二鳥を得る