鳥肌が立つの「鳥肌」とは?
goose pimples, goose bumps, goose-flesh などの言い方があります。
どれも、goose(ガチョウ)を使うのが共通しています。
pimple は、「にきび」や「吹き出もの」、bumpは、「こぶ」、fleshは、「肉」という意味です。
goose bumpsは、Longamanの英英辞典によると、米語という説明があります。
Longmanの英英辞典の定義:
[goose pimples] small raised spots on your skin that you get when you are cold or frightened
(寒かったり、恐れたりする時に皮膚の表目に出る小さな盛り上がった所)
例)CNNニュースより(19 September, 2012)
(本文中)the Himalayan mountain range is goose-pimple-inducing
ヒマラヤ山脈は、鳥肌が立つくらい素晴らしい(直訳は、「鳥肌を引き起こす」)
http://travel.cnn.com/shanghai/life/fun-without-flocks-5-offbeat-china-trips509871
(用語)
・range 山脈
・induce 引き起こす
上記部分だけ読むと、ヒマラヤ山脈は寒いから鳥肌が立つと解釈してしまいそうですが、前後の文にヒマラヤ登山の素晴らしい描写があるので、鳥肌が立つくらい素晴らしいという意味で使っています。
Merriam-Webseterの定義によると、以下のように、a sudden feeling of excitement の時も鳥肌が立つと書いてありますが、このあたりは日本語の感覚と同じですね。
(Merriam-Webseterの定義)a roughness of the skin produced by erection of its papillae especially from cold, fear, or a sudden feeling of excitement
The Free Dictionaryより
例)When I hear that old song, I get goose bumps.
(あの昔の曲を聞くと、鳥肌が立つ)
http://idioms.thefreedictionary.com/goose+bumps