sprout とは?
sproutを知っている方も知らない方も、今日は、この言葉を勉強しましょう。
sproutというと、「(草木の)芽、新芽」という訳語が辞書の最初に出てきます。
芽は一つ一つ数えられるので、可算名詞になります。
例)CNNニュースより(May 22, 2010)
Salmonella outbreak in 10 states prompts sprouts recall
(10の州でサルモネラ菌が突然発生し、(アルファアルファの)芽の回収を促している)
http://eatocracy.cnn.com/2011/06/27/why-sprouts-make-you-sick/
sproutを、複数形にすると、「芽キャベツ」という意味にもなりますが、上の例文では、本文よりアルファルファ(alfalfa)の芽を指していることが分かります。
outbreak は、「(突然の)発生」という意味です。
sproutの芽が出る様子を想像すると分かりますが、動詞で使うと「芽が出る、急速に成長する」という意味になります。
例)CNN Moneyより(April 16, 2014)
Entrepreneurship sprouts among older ex-execs
(アントレプレナーシップ(企業家精神)は、年配の管理職の間で成長している)
http://money.cnn.com/2014/04/01/smallbusiness/entrepreneurs.moneymag/
アントレナーシップ(Entrepreneurship)は、とても長い単語ですが、会社を作る原動力のようなものなので、sproutの芽のイメージとぴったりです。
このタイトルでは、sproutを動詞として使い、Entrepreneurshipの意味と関連づけて単語を選んでいるように思えます。
よく練られたタイトルだと思います。
ex-は、接頭辞で、「前の」という意味。
例)ex-wife 前の妻、ex-boyfriend 前の彼
また、execsは、executivesの省略形で、「管理職、役員」などを指します。