face the music とはどういう意味?

face は、動詞として使われています。

face を動詞で使うと、顔の状態から想像できる通り、「~面する、顔を向ける、直面する」などの意味になります。

face the music は、直訳すると、「音楽の方向を向きなさい」ということになりますが、本当の意味は直訳との繋がりが見えず、「(自分の行為に対して)責任を取る、(世間の)批判を受ける」という意味になります(口語)。

由来は、明確でないので諸説がありますが、舞台や軍隊の習慣などから来ているようです。舞台で、自分が失敗した時に、オーケストラの方向(つまり観客の方向)を見なさい、現実を見なさいという意味になったのでしょう。軍隊説の説明は省略させていただきます

あまり、由来を探求するつもりはないのですが、意味を記憶に定着させるためには役に立ちますので、一つだけ紹介してみました。

何か失敗をしてしまって、
I have to face the music.
と言って反省することができますね。

最後に、face(動詞)の例を紹介。

We Japanese have to face the problem of Japanese government bond.
(我々日本人は、国債の問題に立ち向かわなければならない)